あんこで下痢になるのはなぜ?糖が悪さをする?一日どれくらい?

皆さんはあんこはお好きですか?和菓子の代表的な食材であるあんこは好きな人は多いものの意外と嫌いな方も多いんですよね。そんなあんこですが食べた後になぜかお腹を壊してしまう人が多いと言います。それは一体なぜなのでしょうか?

今回の記事では、

  • あんこは体に悪いの?
  • 食べ過ぎると糖尿病になる?
  • どうして下痢になるの?
  • 身体に良い成分は?
  • 1日どれぐらいまで食べていいの?

これらについて解説していきたいと思います。 

スポンサードリンク

あんこは体に悪い?

あんこは甘いので体に悪いのでは?と思っている方も多いでしょう。特に糖尿病への心配や胃に悪いなどの情報はよく聞きますが、実際はどのような影響があるのでしょうか。

食べ過ぎると糖尿病になる?

あんこは甘い食べ物で、血糖値を上昇させます。なので食べ過ぎには注意です。また、つぶあんとあんこがありますが、こしあんには小豆の皮が取り除かれているので、でんぷんの割合が多くなっています。

そのため、つぶあんに比べて血糖値をあげやすいのです。もし気にせず食べたい方は、つぶあんのほうがいいかもしれませんね。

あんこで胃がムカムカすることがある?

洋菓子に比べてあんこが使われている和菓子はあまり体に悪影響をきたすイメージはないと思いますが、あんこには砂糖がたくさん含まれていますので一度にたくさん食べ過ぎてしまうと胃が収縮し胃酸を多く分泌させてしまうと言われています。その結果胃がキリキリしたり、なんとなくムカムカするなどの胃もたれが生じるとされています。

胃酸を大量に出してしまうだけでなく胃と食道の間に食べ物の逆流を防ぐ筋肉がありますが、その筋肉を緩めてしまって逆流性食道炎を引き起こしてしまう可能性があります。

一般的に食べる量では全く問題ありませんが、一度にたくさんのあんこを食べてしまうと胃もたれが生じてしまう可能性がありますので注意が必要です。

あんこで下痢になる? 

胃がムカムカする他にもあんこは下痢を引き起こしやすい食材でもあるんです。その原因となっているのはやはりあんこに含まれる『糖』です。

糖の仲間は通常であれば小腸で分解吸収されます。しかし小腸が分解しにくい糖の仲間があり、 そのような糖をたくさん摂取してしまうと元々下痢気味の方はさらに下痢がひどくなってしまう可能性があるのです。

糖分が吸収されずに大腸にまで達してしまうと大腸は通常では来るはずのない成分が来たことで混乱状態になってしまうため便を早く体の外へ出そうとする働きを強めてしまいます。

これが下痢の原因です。 

スポンサードリンク

体に悪いわけじゃない!

ここまではあんこを食べたことによる体への悪影響について解説してきました。様々な悪影響がありますので食べるのを控えてしまう方もいるかもしれませんが、そんな悪影響をひっくり返すような非常に優秀な栄養素を含んでいるというのもあんこの特徴のひとつです。

あくまで食べすぎが体に悪いということですので、通常の和菓子に入っているようなあんこを食べる程度であればむしろ身体により作用の方が強く出てくれますので安心してくださいね!

ではあんこを食べることによって得られるメリットについていくつか紹介していきます。 

ミネラルが豊富

あんこにはミネラルが豊富に含まれているんです。 

貧血防止に効果がある鉄分、骨や歯の主要成分となるカルシウム、300種類以上もの酵素の働きを助けてくれるマグネシウムなど栄養豊富です。特に女性に嬉しい鉄分が豊富に含まれていて、大福一個で十分な貧血防止になります。女性の皆さんはぜひ積極的に食べていきましょう!

食物繊維が豊富

あんこの原材料となる小豆には食物繊維が豊富に含まれています。先ほどはあんこを食べることによって下痢になってしまうということを紹介しましたが、逆に言うと便秘解消の効果も期待することができるのです。

その他にも小豆に含まれているサポニンという成分は利尿作用がありむくみの解消に役立ちます。循環を良くしてくれるので美しい肌や髪の毛の維持、アンチエイジング効果もあるなど様々な優秀な効果があるんですよ!

スポンサードリンク

一日どれくらいを目安にすればいいの?

あんこは美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいますよね。しかし食べる量は1日200gほどがおすすめです。200gならば、そこまで太ると言う心配もないでしょう。

しかし毎日食べる方であれば、1日を100g以下に抑えたほうがいいかもしれません。ごま団子などにすると、美味しくてついつい食べ過ぎてしまうので気をつけたいですね!

ダイエット中なら100kcal

ダイエット中であれば、100gほどに抑えておくのがおすすめです。100gほどであれば、運動でも消費しやすいカロリーです。体重60キロであれば、軽い散歩30分、ウォーキング25分、自転車20分、ジョギング10分、水泳5分になっています。

ダイエット中で食べてしまっても、すぐにカロリー消費ができるので罪悪感なく食べられるでしょう。

スポンサードリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • あんこは小豆でできた食材
  • 食べ過ぎると血糖値を上げて糖尿病を引き起こす可能性もある
  • 糖分を一度にたくさん摂取してしまうと下痢を引き起こす可能性がある
  • 体に悪いという噂もあるが基本的には食べ過ぎなければ体によい
  • アンチエイジング効果や循環を促進してくれる効果がある
  • 1日200g程度がおすすめ

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

スポンサードリンク