アニサキスの寿命は?体内での生存期間は?胃アニサキス症に注意して正しい治療を!

生魚を食べると発症する危険性のあるアニサキスは、人の体内で生きることがはできません。ですが、食べたらすぐに死滅することはなく、体内でも数日生き続けてしまいます。アニサキスの寿命はどのくらいなのでしょうか?今回は、

  • 胃アニサキス症とは?
  • アニサキスの寿命・治療法

これらのテーマについて紹介いたします。

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胃アニサキス症とは

“胃アニサキス症”とは、生きたまま体内に入ったアニサキスが胃の粘膜に潜り込むことで激しい胃痛や吐き気・腹痛を伴う症状です。アニサキスは胃や腸の粘膜に刺入する寄生虫ですが、腸よりも胃に刺入するケースが多いです。

人の体内に寄生し続け生きることはありませんが、体内に侵入した後の寿命が来るまではその激しい痛みが続きます。アニサキスの寿命はどのくらいなのでしょうか?

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アニサキスの寿命は?  

アニサキス

アニサキスは魚の体内で生き続けることができますが、人の体内では環境が合わずずっと生きることはできません。そのため”人には寄生しない寄生虫”なのですが、食べてすぐに死滅するわけではありません。何日か人の体内でも生き続けてしまいます。

体内での生存期間は?  

人間の体内に入った後の寿命は4〜5日と言われています。それ以上経つと死滅し、そのまま排泄物と共に体外に排出されます。

重症化すると腸閉塞に

アニサキスによる食中毒は胃や腸の粘膜に刺入することで激痛を伴うものですが、重症化すると腸閉塞になることもあります。アニサキスにより腸閉塞を起こした場合は、外科的処置をすることで治療されます。

腸閉塞とは?

小腸や大腸が詰まり腸の内容物が停滞して腸管が拡張し、腹痛を伴う病気

アニサキスの治療法は?  

アニサキスによる食中毒症状が出たら、激しい痛みを伴うことがほとんどなので病院での治療が一般的です。その治療法治療後の痛み効果があると言われている家庭での治療法の効果の有無について見ていきましょう。

治療法は?胃薬をのむ?  

病院で診てもらう場合、体のどの消化器官にアニサキスが刺入してしまったのか、内視鏡を使って検査します。アニサキスの大きさは2〜3cmで細さ1mmとかなり小さなものですが、粘膜に刺さると激痛を伴います。

 内視鏡で刺さったアニサキスを見つけ、取り除くことが一番の治療法 です。体内でも最長1週間生きることもあるので、できるだけ早く抜き取ることで症状を落ち着かせることができるのです。

激痛を伴う時は痛み止めを処方されます。市販の胃薬では痛みが引くことはないので注意しましょう。

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自然治癒する?

アニサキスが死滅すれば症状はなくなるので、4〜5日の痛みを我慢し続ければ症状は自然治癒することができます。しかし、かなりの激痛を伴うので病院に行かず数日耐えるというのは難しいかもしれません。病院に行くと、胃カメラなど内視鏡で確認しながらアニサキスを摘出する処置を受けることもできます。 

アニサキスの除去後は痛みがある?

消化器官の粘膜に刺さったアニサキスを病院で抜き取る処置を受けた場合、除去後にすぐ痛みが消えるとも限りません。粘膜は刺されたことにより炎症を起こしているため、数日痛みが引かないことがあります。ですが痛み止めをが処方されるので、症状はかなり落ち着くでしょう。

熱いお茶は効果ある?  

“アニサキスには熱いお茶が効く”と言われることがありますが、生きたアニサキスを食べてしまった場合、熱いお茶を飲んでも食中毒症状を改善することはできません。加熱によるアニサキスの死滅温度は60度以上であり、飲める温度の熱いお茶を飲んでも効果はありません。

正露丸は効果ある?  

アニサキスによる食中毒症状が出た時の対処法として、正露丸を飲む方法があります。正露丸は下痢や腹痛に効果的なので、一時的な応急処置としては効果があります。

アルコールは効果ある? 

“アニサキスにはアルコールが効く”と言われることがありますが、こちらも効果はありません。アニサキスはアルコールに強く、2.5〜10%濃度のアルコール飲料内で 5 日間生存、14〜25%アルコール飲料内でも平均 5.6 時間生存します。

あくまでも温度の決まった冷凍処理か加熱処理でしか死滅させることができないので、それ以外の方法は効かないので注意しましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • アニサキスの寿命は体内に入ってから4〜5日
  • 治療法は内視鏡で場所を確認し抜き取ること!
  • 熱いお茶・アルコールにより自己治療することは不可
  • 4〜5日経てば死滅するため自然治癒も可能だが痛みが強いので難しい

アニサキスによる食中毒は毎年起きている身近なものです。重症化すると腸閉塞となる可能性もある危険度の高いものなので、生魚を食べる際は十分に気をつけましょう。

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