アンチョビとは本来「カタクチイワシ」の総称ですが、一般的にアンチョビと言う場合には、塩漬けにして発酵させオリーブオイルに漬けたカタクチイワシをさすことが多いです。
フィレ状やロール状 で缶詰や瓶詰めになっているもの、 ペースト状 でチューブや瓶に入っているものなどがあります。アンチョビはとても塩辛いため、そのまま食べるのではなく、魚の風味の合う料理に調味料として使われます。塩や醤油などの代わりに使うと、塩味と共に発酵による独特の風味が加わり味に深みが出ます。
ちなみに、日本ではカタクチイワシから煮干しが作られます。
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今回は、アンチョビの賞味期限について以下のテーマでご紹介します。
目次
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アンチョビの賞味期限は?
とても塩辛いので、いつまでも悪くならないように思いがちですが、どのぐらいで食べ切らないといけないのでしょうか?
開封後の日持ち期間は?
いったん空気に触れると雑菌が入ってしまうため、缶や瓶から出てしまうとそれほど日持ちはしません。開けたらすぐに使い切るのが一番です。
賞味期限切れのアンチョビを食べても大丈夫?
そもそも発酵食品ですので、未開封の場合には賞味期限を少し過ぎてしまっても食べることができます。 でも、もし缶が膨らんでいたり、瓶の中身の状態がおかしい場合には、食べずに廃棄することをおすすめします。スポンサードリンク
アンチョビの正しい保存方法
開封後は、必ず冷蔵庫に入れましょう。
開封前の保存方法
缶や瓶を開けるまでは、常温保存できます。
開封後の残りの保存方法(冷蔵)
缶詰の場合には、空気に触れると缶自体が先に傷んでしまうため、別の容器に移してから密閉して冷蔵庫で保存します。蓋付きの容器がおすすめですが、蓋がない場合にはラップなどでしっかり密閉しましょう。
容器の中でオイルからアンチョビが出ないように、オリーブオイルを足しておくと、乾燥やカビの発生を防ぐことができます。
冷蔵すると油が固まって白くなってしまうことがありますが、味や品質に問題はありません。常温に戻ると油の固まりも溶けてなくなります。
常温で保存すると、発酵が進んでアンチョビが溶けてしまう場合があります。また、温度が高いとオイルが酸化して味が落ちてしまうので、開封後は必ず冷蔵庫に入れるようにしてください。風味が落ちる前に、2週間程度で食べ切りましょう。
開封後の残りの保存方法(冷凍)
小分けにして、空気に触れないようにラップできっちりと包み、フリーザーバッグなどに入れて密閉して冷凍します。
凍らせたアンチョビは冷凍状態のまま簡単に切ることができますが、あらかじめ刻んでから冷凍しておくと、使用する時に便利です。
冷凍にする場合でも2ヶ月程度で食べ切りましょう。
アンチョビは腐るとどうなる?
もともと匂いの強い食材ですが、 腐敗すると通常の匂いとははっきりと違いのわかる悪臭 がします。またカビが生えることもあります。このような場合には破棄しましょう。
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アンチョビのレシピ
アンチョビは、主にイタリア、スペイン、モロッコなどで生産され、ピザ、パスタ、サラダなどの味付けに使われることが多いです。
パスタ
茹でたてのパスタに、アンチョビ・ニンニク・オリーブオイルをからめれば、簡単にアンチョビのパスタができあがります。赤唐辛子や炒めたキャベツを加えても美味しいです。
ポテトサラダ
茹でるか蒸したじゃがいもを軽くつぶし、細かく切ったアンチョビと和えます。マヨネーズをかけると美味しいです。お好みの野菜もカラフルに追加してみてください。
ブルスケッタ
バゲットをスライスしてグリルしたものに、つぶしたニンニクをこすりつけて風味を付けます。そこにアンチョビ・トマト・バジルなどをのせて、オリーブオイルを回しかけ、好みでコショウをふります。
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まとめ
アンチョビの賞味期限と保存方法やレシピについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- アンチョビは発酵食品なので、未開封なら賞味期限を少し過ぎても大丈夫
- 風味が落ちるので開封後の常温保存はしない
- 空気に触れると雑菌が入ってしまうため、缶や瓶から出てしまうとそれほど日持ちはしない
- 冷蔵する場合は2週間程度、冷凍する場合でも2ヶ月程度で食べ切る
アンチョビを加えることによって、料理の風味がグッと上がります。味が強いので一度に使い切れない場合も多いですが、正しく保存して無駄にすることなくお料理に活かしましょう。
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