アンチョビの代わりとなる食材は？ツナやサバ缶で代用できる？おすすめレシピは？ |

いつもの料理にアンチョビを少々加えると、味に深み出てグッと美味しくなります。 でも、そんなことを考えた時に限って家にアンチョビがなかったりするものです。

わざわざ買いに行かなくても アンチョビを他の食材で代用 することができるのです。ではその食材とは何でしょうか？

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今回は、アンチョビの代わりとなる食材について以下のテーマでご紹介します。

1 アンチョビの代わりとなる食材は？
2 アンチョビの代用品で作れるおすすめレシピ
3 まとめ

アンチョビの代わりとなる食材は？

戸棚を開けたらアンチョビがない！さて、代わりに使えるのは何でしょうか？

ツナ缶＋ナンプラー

ツナのオイル漬け缶詰とナンプラーを使うと、アンチョビと似たような味を出すことができます。

アンチョビは、塩漬けにして発酵させオイルに漬けたカタクチイワシ です。

ナンプラーは、カタクチイワシなどを塩漬けにして発酵・熟成させて絞った物なので、 まさにアンチョビと同じ風味を持つ調味料 です。ナンプラーにはないオイル漬けの魚の風味はツナで代用します。これを読んだだけで絶妙の代用品コンビだとわかりますよね。ぜひお試しください。

イカの塩辛

イカの塩辛をアンチョビの代わりに使うこともできます。

塩辛は、イカの身と内臓を生のまま塩漬けにし、イカに含まれている酵素と微生物によって発酵・熟成させた発酵食品です。 発酵食品独特の風味がアンチョビの風味と似ており 、塩辛はアンチョビ同様に調味料として使うことができます。

オイルサーディン＋塩

アンチョビと混同されがちなオイルサーディンも代用として使うことができます。

アンチョビもオイルサーディンも、共に原料はイワシと塩とオイル になります。アンチョビは生のままのイワシを塩漬けにして発酵させた後オイル漬けにした物で、オイルサーディンはイワシを塩とオイルで煮てからそのオイルに漬け込んだ物です。アンチョビにはカタクチイワシが使われ、オイルサーディンにはウルメイワシやマイワシが使われます。アンチョビはとても塩辛いのに対して、 オイルサーディンは塩辛くなく、そのままで食べることができます 。いわばツナのオイル漬け缶詰のイワシ版のような物です。

オイルに漬かったままのオイルサーディンに塩をかけて数時間～半日冷蔵庫に入れておくと、アンチョビと似た物ができあがります。これをアンチョビの代用として使うことができるのです。

サバ缶＋塩

イワシと同じ青魚であるサバ のオイル漬けを代用として使うこともできます。オイルに漬かったままのサバを細かくほぐし、塩をかけて数時間～半日冷蔵庫に入れてから使います。

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アンチョビの代用品で作れるおすすめレシピ

いくつもの食材がアンチョビの代わりになることをご紹介しました。似ているとはいってもやはりアンチョビではないので、代わりでは物足りないと感じることもありますが、 代用品を使っても特に問題なく美味しく食べられるメニュー をいくつかご紹介します。

バーニャカウダ

野菜をたくさん食べられる バーニャカウダはいかがでしょうか？

皮をむいたニンニクと牛乳を小鍋に入れ、柔らかくなるまで弱火で煮て（牛乳が吹きこぼれないように注意！）丁寧につぶします。そこに上記でご紹介したアンチョビの代用品のいずれかをオイルごと加え、弱火にかけたままよく混ぜます。オリーブオイルをたっぷりと注ぎ、よく混ぜながら温めればバーニャカウダのソースができあがりです。

大きめに切ったお好みの生野菜（セロリ、パプリカ、ニンジン、プチトマトなど）や茹で野菜（ジャガイモ、かぼちゃ、アスパラガス、ブロッコリー、ベビーコーンなど）を用意して、ソースにつけながら食べます。ソースが冷めないように、下から温められるフォンデュセットなどを使うと便利です。

カルボナーラ

ニンニクとベーコンをオリーブオイルでじっくり炒める。上記でご紹介したアンチョビの代用品のいずれかを加え軽く炒めて、黒コショウをふり、パスタを茹でる間冷ましておきます。パスタが茹で上がる直前に、冷ましておいた具に割りほぐした玉子を加えてよく混ぜる。茹で上がったパスタを加えて手早くからめ、粉チーズをふってできあがり。玉子に火が通って固くなってしまうので、すぐに食べましょう。