甘長とうがらしの味は辛い?生で食べられる?食べ方・効果は?

辛い食材といえば、唐辛子を思い浮かべる人も多いですよね。実は、唐辛子には多くの種類があり、そのなかでも甘長とうがらしをご存知ですか。

名前に甘とついていますが、唐辛子であれば辛いイメージがありますよね。では、甘長とうがらしの味は辛いのでしょうか。この記事では、

  • 甘長とうがらしとはどんな野菜?
  • 甘長とうがらしは生で食べられる?
  • 甘長とうがらしの健康効果

以上のテーマについて解説していきます。甘長とうがらしを使おうと思うけれど、味が辛いのか知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてださい。

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甘長とうがらしとはどんな野菜?

甘長とうがらしは、名前に「甘」とついていますが味が、辛いのかわからないですよね。甘とうがらしの一種である甘長とうがらしですが、見た目は赤色ではなく緑色をした食材です。では、甘長とうがらしはどんな味でしょうか。

MEMO

甘長とうがらしには種類もいろいろあります。

  • 伏見甘長とうがらし・・・伏見地区を中心に栽培されている京都の伝統野菜です。
  • 甘長ピーマン・・・辛みの少ないピーマンです。

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味は辛い?どんな味?

とうがらしといえば、辛いというイメージがあります。そのため、甘長とうがらしも辛い味がするのでは?と感じますよね。ですが、甘長とうがらしは辛い味ではなく甘みがあります。

とうがらしが辛い理由は、カプサイシンという成分が入ってるからです。このカプサイシンが、甘長とうがらしにはほとんど入っておらず辛みがありません。

MEMO

成長の段階でストレスがかかると、辛い味になります。ただし、見た目も私達が想像するような真っ赤になるので、区別がつきやすいですよ。辛い味が苦手な人は、見た目が赤いとうがらしは選ばないようにしましょう。

ししとうとの違い

甘長とうがらしは、同じ緑色で細長い見た目をしている「ししとう」とそっくりの野菜です。では、ししとうとの違いはなんでしょうか。

ししとうは、甘長とうがらしと同様に甘とうがらしの一種です。ですが、甘長とうがらしはししとうと違い、独特の風味があります。ほろ苦さを味わいたい時は、ししとうを使うのがおすすめです。

旬の時期・生産地

甘長とうがらしの旬の時期と生産地はこちらです。

  • 旬の時期・・・六月〜九月
  • 生産地・・・主な生産地は岐阜県や高知県

甘長とうがらしは、全国的にも生産されています。

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甘長とうがらしは生で食べられる?

甘長とうがらしは、通常のとうがらしと違い辛い味ではありません。そのため、クセが少ないので生のまま食べられます。また、サラダや他の料理の彩りに加えるものおすすめです。

食べ方

甘長とうがらしは、おすすめの食べ方はこちらです。

  • 天ぷら・・・衣のサクサクさと相性抜群です。
  • 煮浸し・・・調味料の味が甘長とうがらしに染み込みます。
  • 焼き浸し・・・熱を加えることでより甘さが際立ちます。

甘長とうがらしは、幅広い料理に使用できるのでぜひ試してみて下さい。

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甘長唐辛子の健康効果

栄養

甘長とうがらしには、このような健康効果がもたらされます。

  • 風邪予防・免疫力アップ
  • 疲労回復
  • 肌荒れ
  • 生活習慣病予防

美肌効果から健康にも良い働きをもつ、栄養素を兼ね備えている甘長とうがらし。ぜひ、普段の食生活のなかでも取り入れていきましょう!

風邪予防・免疫力アップ

一つ目の効果は、風邪予防・免疫力アップです。甘長とうがらしには、ビタミンCが多く含まれています。

ビタミンCには、体内に入り込んだウイルスと戦うための白血球に多く含まれています。そのため、ビタミンCには免疫力を向上させる働きがあり、必然的に風邪予防にも繋がります。

疲労回復

二つ目の効果は、疲労回復です。同様に、ビタミンCには疲労回復効果があります。タミンEとビタミンCを一緒に摂取することにより、抗酸化作用が高くなります。運動後などは、積極的にビタミン類を摂取すると良いでしょう。

肌荒れ

三つ目の効果は、肌荒れです。甘長とうがらしには、βカロテンが含まれています。

このβカロテンは、体内でビタミンAに変換する効果もあり、皮膚の健康維持を働きかけるため肌荒れ予防にも効果的です。肌荒れが気になる人は、一度とうがらしを取り入れてみるのもおすすめです。

生活習慣病予防

四つ目の効果は、生活習慣病の予防です。甘長とうがらしには、ビタミンEが多く入っています。このビタミンEが、動脈効果や心筋梗塞などの生活習慣病に効果的です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?甘長とうがらしは、カプサイシンが少ないので辛い味はほとんどしません。今回の記事で説明した内容についてまとめますね。

この記事をまとめると

  • 名前に「甘」がついている甘長とうがらしは、カプサイシンが少ないので辛い味がしない(しかし、ストレスがかかると辛い成分が出るため、見た目も赤色になる)
  • 甘長とうがらしは、辛い味がしないため生でも食べられるが、天ぷらにしたり焼いたりする食べ方もおすすめ
  • また、甘長とうがらしは、ビタミン類が豊富なので疲労回復や免疫力がアップして風邪予防などさまざまな健康効果がある

辛い味が苦手な人は、ぜひ甘長とうがらしを食べるのがおすすめですよ。和洋折衷に合うので購入した時は、色々な食べ方を試してみてください。

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