アーモンドは美味しいですよね。美容と健康にいいことでも有名です。アーモンドは本当に体に良いのでしょうか?毒はないのでしょうか?そこで今回は
- アーモンドはなんの種?
- 実の割方は?
- 毒があるって本当?
- アーモンドを食べて期待できる効果効能
これらのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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アーモンドはなんの種?
バラ科サクラ属の種
バラ科サクラ属の落葉高木。この果実の種から作られます。種子の殻を取り除いた種の部分が食用になります。これが生アーモンドです。
アーモンドの花ってどんな花?
可憐なアーモンドの花はサクラやモモに似ています。それは同じ植物分類に区分される為です。親戚のような関係なんですね。
海外ではアーモンドの花を日本のサクラのように「お花見」で楽しむ国があります。イタリアのシチリア島では毎年アーモンドの花祭りが開催されています。
日本ではアーモンドの実だけが食べることでメインになっていますが、花も華やかで楽しめるんです。
アーモンドの花の特徴
- 色:濃いピンクや桃色白色 中央のあたりが濃い紅色
- 大きさ:約3センチの花びら5枚からなる
- 形:桜と同じように花びらの先には小さな切れ込みが入っている
- 花の時期:見ごろは日本では3月中旬から下旬
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アーモンドの実を食べてみる!
私達が普段食べているアーモンドの部分は種の中なんです。種子の中の「仁(じん)」といわれている部分です。食品分類上では種実類となっています。
日本ではここ数十年の間に殻付きアーモンドが店頭でみられるようになりました。殻付きアーモンドはどのように食べるのでしょうか?
アーモンドの実の割り方は?
アーモンドの殻はとても固いです。胡桃割り器(ナッツクラッカー)を使って胡桃を割るのと同様に割ります。トンカチやペンチを使って割るという方もいらっしゃいますが、なかなか上手く割れないようです。
粉々になってしまうパターンが多いとのお声があります。殻付きアーモンドを割るのは大変そうですね!
毒がある?
生アーモンドを食べる際には注意が必要なんです!生アーモンドには毒性があるのです。生アーモンドの主な毒素を以下の4つでまとめました。
- 酵素抑制物質:酵素を抑制してしまうもので、酵素が抑制されてしまうことによって消化がしにくくなってしまいます。したがって消化器官や膵臓、肝臓などの臓器に負担をかけてしまいます。
- サルモネラ菌:この菌は食中毒をおこしやすくなります。保存状態が悪いと繁殖してしまうリスクがあります。
- シアン化物中毒:苦いアーモンドは安全でありません。シアン化物中毒を引き起こす可能性があります。甘いアーモンド(店頭で購入出来るアーモンド)は少量のシアン化物が含まれていますが少量なので毒とまではいかないです
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アフラトキシン:発がん性の非常に高いカビ毒です。水分の多い生アーモンドは発生しやすいので注意が必要です
これらの毒素は加熱や長時間の浸水でなくなります。
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アーモンドは体にいい?
アーモンドは私達の健康の為に大切な栄養素がたくさん含まれています!
栄養
アーモンドに含まれる主な栄養素です。
- ビタミンE
- 亜鉛
- マグネシウム
- 鉄
- 植物繊維
- オレイン酸
- ポリフェノール
どれも美容と健康にいいとされる栄養素ですね。
効果効能
それぞれの6つの栄養素の効果効能をみてみましょう。
- ビタミンE:強い抗酸化作用があります。アンチエイジングの効果があります。酸化は老化の原因ともいわれていますが、ビタミンEは酸化を防ぎ、細胞や血管の健康促進に効力があります。動脈硬化などの生活習慣病の予防にも期待ができます。
- ミネラル(カルシウム・カリウム・マグネシウム・鉄・亜鉛):ミネラルは体の機能調節や維持するのに欠かせない栄養素です。体そのものを構成する成分でもありとても重要な役割をします。カルシウム:骨の成形維持に必要なミネラルです。骨粗しょう症の予防に効能があります。
- カリウム:筋肉の収縮や細胞の調整機能、神経の興奮を抑えるなどの効能があります。マグネシウムも同様の効能があります。
- マグネシウム:タンパク質の合成、各種酵素の活性化、骨の形状維持、エネルギー代謝などの役割をしています。
- 鉄:赤血球のヘモグロビン成分です。酸素を全身に運ぶ役割や鉄欠乏性貧血の予防に効能があります。
- 亜鉛:細胞分裂や各種酵素の活性化や活性酵素の消去、免疫力の強化、味覚細胞の形成などをしていて、不足すると体にさまざまな症状を引き起こしてしまいます。新陳代謝やエネルギー代謝、精神の安定など体内のさまざまな働きを助け、正常に保つ効能があります。
食べすぎはNG?
食べすぎるとアナフィラキシーショックを起こすこともあり危険です!アーモンドはアレルギーの原因になることもあります。アーモンドはカロリーも高いので、いくら美容や健康にいいとされていてもたくさん食べてしまったら太ってしまいます。
ちなみに、世界一のアーモンドの生産量を誇るカルフォルニアでは1月23日が「アーモンドの日」です。そして1日23粒が1日の摂取量の目安としています。
1,2,3アーモンド~!って覚えやすいですね。
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まとめ
アーモンドは体によく、いろいろな魅力があることがわかりました。
この記事をまとめると
- アーモンドの種はバラ科サクラ属の種。種子の殻を取り除いた種の部分が食用になる
- 実はかなり固いので胡桃割り器などで割る
- 生アーモンドには毒素がある
- アーモンドは大切な栄養素がたくさん含まれているが食べすぎに注意する
アーモンドは美味しいし、美容や健康にもいい優れた食品です。
美味しいからついつい食べすぎてしまいますけど、適量を守らないといけませんね。そして毎日摂取し続けることが美容と健康のポイントですね。
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