ハンノキアレルギーになる食べ物は?大豆は?検査方法は?市販薬はある?

花粉症の原因というと何を思い浮かべますか?きっと多くの方が「スギ」と「ヒノキ」を思い浮かべると思います。

あまり知られていないのですが、「ハンノキ」の花粉に反応する人も、意外に多くいるんです。「ハンノキ」とは何なのでしょうか?

今回は

  • ハンノキとは?
  • ハンノキアレルギーの症状
  • ハンノキアレルギーを起こす食べ物
  • 検査・治療・対処方法

これらのテーマでご紹介いたします。

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ハンノキとは?

ハンノキは名前はあまり知られていないものの、身近な植物で公園などでよく見られます。ハンノキはどのような特徴があるのでしょうか?みていきましょう。

 ハンノキの特徴

ハンノキは、カバノキ科に属する落葉樹です。成長すると、10〜20mもの高さになります。雄花と雌花があり、花粉を飛ばす雄花は黒っぽい褐色で、円柱形の尾状に垂れ下がります。

花の後には皮がかたい松かさ状の実ができます。

 花粉の飛散時期

ハンノキの花粉が多く飛ぶのは1月~4月です。花粉症の原因として、もっとも患者数が多いスギ花粉ヒノキ花粉 飛散時期と重なっています。  そのため、本当はハンノキが原因であるにもかかわらず、スギやヒノキと勘違いしている人も多くみられます。スギ花粉症の方の約20%がハンノキ花粉症を併発しているといわれています。

ハンノキ花粉はスギ花粉よりも小さく、風によって遠くまで飛散しています。

 生育地域

ハンノキは 日本全国に生育 していて、特に 北海道や北陸地方に多く生育 しているといわれています。

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ハンノキアレルギーの症状

アレルギー

 口腔アレルギー(OAS)とは

口腔アレルギー症候群(OAS=oral allergy syndrome)は花粉症が関係している可能性もあります。ハンノキ花粉症の人は、口腔アレルギー症候群を起こす可能性が高いといわれています。

ハンノキはカバノキ科の樹木ですが、 果物のタンパク質はこのカバノキ科の花粉のタンパク質とよく似ている ため、花粉と同じように反応してしまうことがあるのです。

口腔アレルギーの主な症状は、口内や唇のかゆみ、または腫れです。原因となるものを食べた後、1時間以内か、早くて15分以内に、 のどのイガイガ、ヒリヒリ、かゆみを感じ、粘膜が赤く腫れます。  また、他に現れる口腔アレルギーの症状は以下の通りです。

  • 目がかゆくなる
  • 鼻水が出る
  • 顔が腫れる
  • じんましんが出る
  • 腹痛
  • 下痢
  • 呼吸困難などの全身症状が出る
  • アナフィラキシーショック:アレルギー反応が短時間で全身に現れた場合は、身体がショック状態に陥る「アナフィラキシーショック」が起きることもあるので注意が必要です。

 食べ物でハンノキアレルギーが出る原因

ハンノキ花粉症は、よく似たタンパク質をもつ野菜や果物でアレルギーを起こしやすいです。

果物や生野菜などの食べ物にアレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)があり、この原因物質(アレルゲン)が 口の中の粘膜に触れて起こるアレルギー反応がおこります。 

体内のIgE抗体(アレルギー物質に対する抗体)が関係しています。症状を引き起こすアレルゲンは、植物が病原菌の感染や傷害やストレスから身を守るための生体防御として誘導されるタンパク質です。

このアレルゲンは小腸に到達する前に壊れるため、主に口の中だけで反応が起きるのです。

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ハンノキアレルギーを起こす食べ物

アレルギー

 バラ科の果物

バラ科に属する主な果物は以下のとおりです。

  • りんご
  • なし
  • 洋なし
  • さくらんぼ
  • もも
  • すもも(プラム)
  • あんず
  • うめ
  • いちご
  • びわ
  • プルーン
  • かりん
  • マルメロなど

バラ科の果物はシラカンバ、ハンノキなどのカバノキ科の植物の花粉とアレルゲンの構造が似ており、花粉症患者の増加にともなって、バラ科アレルギーがある人も増加しているといわれています。

 ウリ科の果物

ウリ科に属する主な野菜や果物は以下のとおりです。

  • スイカ
  • メロン
  • リンゴ
  • バナナ
  • セロリ
  • ごぼう
  • きゅうり

また食べ過ぎたことがきっかけとなり、アレルギーを発症する危険性もあります。おいしいスイカやメロンの過剰摂取に注意しましょう。

 その他の食べ物

その他にアレルギーの症状を起こす食べ物は以下のとおりです。

  • ジャガイモ
  •  トマト
  • キウイ
  • オレンジ
  • マンゴー
  • アボカド
  • ヘーゼルナッツ
  • ニンジン

 大豆に注意!

豆乳にもアレルゲンタンパクと似た成分が含まれているため、 口腔アレルギーを発症しやすい ので注意が必要です。

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検査・治療・対処方法

 医療機関で血液検査を

ハンノキアレルギーの検査は、医療機関の血液検査で調べることができます。

アトピー性皮膚炎の検査などでも行うアレルギー検査ですが、まず、血液検査では、血液内の好酸球、IgE、花粉に反応するIgE(特異的IgE)を調べます。

 抗アレルギー薬を服用

ハンノキアレルギーの治療には投薬療法があります。抗アレルギー薬を服用することにで、アレルギー症状を抑える治療法です。

花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどを誘発する化学伝達物質(ヒスタミンやロイコトリエンなど)によって引き起こされますが、抗アレルギー薬には、こうした化学伝達物質の放出や作用を妨げる働きがあります。

食べ物を加熱する

食べ物を加熱して食べればアレルギーの症状がでないことがあります。きゅうりは生で食べることが多いので症状が出やすいですが、加熱して食べればアレルギーの症状がでないことが多いです。

MEMO
過去にスイカやメロンなどウリ科の野菜で同じような症状が現れたり、いつもきゅうりを食べると腹痛を起こすなどがあれば加熱調理をすると良いでしょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ハンノキとはカバノキ科に属する落葉樹でよく公園などで見られます。
  • ハンノキアレルギーの症状は以下のとおりです。

    ・口内や唇のかゆみや腫れ

    ・目がかゆくなる

    ・鼻水が出る

    ・顔が腫れる

    ・じんましんが出る

    ・腹痛

    ・下痢

    ・呼吸困難などの全身症状が出る

    ・アナフィラキシーショック

  • ハンノキアレルギーを起こす食べ物はバラ科やウリ科などの果物や大豆などです。
  • 対処法は、医療機関で血液検査したり、抗アレルギー薬を服用する治療法もあります。食べ物を加熱して食べればアレルギーの症状がでないことがあります。

ハンノキの花粉にも注意が必要ですね。

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