春の味覚の一つのそら豆は、もう召し上がりましたか?全国各地で栽培出荷されているそら豆ですが、実の赤いそら豆を食べたこと、見たことありますか?今回は
- 赤いそら豆の特徴
- 赤いそら豆の保存方法
- 赤いそら豆の調理方法
について紹介します。
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目次
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赤そら豆とはどんな野菜?
在来種「越前赤そら豆」とそら豆の新品種「初姫」は、どちらも中の豆が赤い品種になります。では、さらに詳しくみてみましょう!
特徴
普通のそら豆よりやや短く、やや小ぶりです。また莢の緑色は変わらないのに、豆の表皮の色は小豆のように赤紫色になります。その皮をむいてみると普通のそら豆と同じように黄緑色になります。粒は大体2〜3粒ほど入っています。
どんな味?まずい?美味しい?
豆特有の粉の質感で、ほんのり甘みがありコクがあります。また豆の臭みが少ないのも特徴です。栄養素も普通のそら豆と変わらず、疲労回復が期待できるミネラル、ビタミンB群などが含まれています。
また、赤紫色は天然色素のアントシアニンで視力回復効果が期待できます。赤いそら豆は、心身の疲労回復に優れた食材といえるでしょう。
旬の時期
9月から11月ごろ(地域差有)までに種まきを終えます。収穫時期は、4月から6月中旬頃まで楽しむことができます。北海道、東北地方の冷涼地帯になると3月に種をまき、7月、8月の時期まで収穫できます。
生産地
越前赤そら豆は、福井県の在来種として名高く、栽培地域は他に、石川県や京都府などでも生産されています。ただし種苗会社のオンラインショップで販売されているので全国各地での栽培は可能です。
初姫も全国各地で栽培が可能になります。そして家庭菜園で容易に栽培できる品種なので、チャレンジしてみてはいかがでしたでしょうか!
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赤そら豆の日持ち・賞味期限はどれくらい?
希少性の高い豆類なので少しでも日持ちをさせたいところですが、3日以内に食べた方がいいでしょう!
腐るとどうなる?
きれいな小豆色が茶紫色っぽくなりだんだん黒ずんできます。莢も黒い斑点に覆われてしまいます。また、白カビなども発生してしまうでしょう。当然、風味もおちています。新鮮なうちに上手に保存をしましょう!
赤そら豆の保存方法
方法は、普通のそら豆と同じように保存をしていきます。ポイントは、劣化を防ぐために空気にふれないように保存することです。
常温
買ってきたまま数時間放置してしまうと、風味がおちてしまいます。その日のうちに食べるのであれば、まだ問題はありませんが、おすすめはあまりいたしません。常温での保存は避けましょう!
冷蔵
莢から出さずにジッパー付き保存袋に空気を抜きながら密封していきます。野菜室の保存で3日以内に調理して食べるといいでしょう。
冷凍
冷凍は、莢から取り出して豆のままでも莢をつけたままの状態でも保存はできます。また、茹でても生のままでも保存はできるので便利です。最長1か月位は可能ですが、2週間以内に食べると風味を損なわずおいしく食べられます。
赤い色は、加熱してしまうと抜けてしまいます。そのまま保つためには、1Lの水に塩30gと焼きミョウバンを3g加えて茹でると赤い色は抜けずにすみます。
赤そら豆の消費レシピ
赤い色を活かしながら、おいしく食べられるよう簡単にレシピを紹介します。
あんこ
薄皮をついたまま水に浸します。沸騰したら重曹を入れて5分ほど煮たらお湯をきりし、新たにお湯を加え、砂糖と塩を入れて水分がなくなるまで弱火で煮詰めていきます。熱いうちにある程度つぶしせば完成です。
サラダ
茹でた後に、お好みのサラダの上に散らせば完成です。緑のそら豆と飾ると色映えします。
甘煮
薄皮をついたまま水に浸し、沸騰したら重曹を入れて5分ほど煮たらお湯をきります。新たにお湯を少なめに加え、砂糖を入れた後、しばらくしたら醤油をいれて煮詰めます。煮汁が半分以下になったら完成です。
豆ご飯
お米の水分量は規定通り入れます。洗った赤そら豆を上に散らし塩を加えて炊くだけです。もち米を入れてもおいしく食べられます。
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まとめ
以上になります。いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 赤いそら豆は、普通のそら豆より小ぶりで、莢は緑色、豆が赤い色をしている
- 品種に福井県の在来種「越前赤そら豆」新品種の「初姫」がある
- 普通のそら豆と同じで、冷蔵は3日以内、冷凍は最長1か月保存できる
- あんこ、甘煮、豆ご飯、サラダの付け合わせなど幅広く調理できる
通販サイトで購入も可能ですが、マルシェや福井県の物産展で手に入れらかもしれませんね!その時は、迷わず購入してみてはいかがでしたでしょうか。
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