赤紫蘇の塩漬けの保存期間は?塩漬けで保存期間が可能に!作り方も

梅干しを漬ける初夏しか出回らない赤紫蘇。枝付きや袋詰めで販売されますが、量が多くて保存に困ることはありませんか?日持ちしない赤紫蘇を鮮度を損なわずに保存するにはどうしたらいいのでしょうか?この記事では、

  • 赤紫蘇の塩漬けの保存期間は?
  • 保存方法
  • 赤紫蘇の塩漬けの作り方
これらのテーマについてご紹介いたします。旬の食材・赤紫蘇を使って塩漬け作りを試してみてくださいね。

赤紫蘇の塩漬けの保存期間は?

赤紫蘇の塩漬けは、生のままよりも長く保存することができます。購入したら、すぐに塩漬けを作ってしまいましょう。ここでは、保存期間について説明します。

保存期間の目安

赤紫蘇の塩漬けは冷蔵で2週間ほど、冷凍で1〜3か月ほど保存が可能です。調理の際は雑菌などの混入を防ぐため、しっかり消毒した調理器具を使いましょう。

塩漬けで長期保存が可能に

塩をまぶすことで細菌などの増殖を抑えられ、腐敗やカビを防げます。その結果、長期保存が可能になります。

塩そのものには殺菌性・防腐性はありませんが、浸透圧の働きが腐敗菌の活動を抑え保存性を高めることができます。野菜を塩漬けにすると浸透作用によって細胞から水分が出てきます。これを原型室分離といい、水分がなくなって腐敗菌の死滅に繋がります。

(参考:J-Net21)

冷蔵保存が基本

赤紫蘇の塩漬けの保存は5〜8℃が最適な温度です。しっかり消毒した瓶などの保存容器に入れて保存するか、ジッパー付きの保存袋に入れて保存します。容器に入れて密封し、冷蔵庫で保存しましょう。ジッパー付きの保存袋を使う時は、赤紫蘇の塩漬けをラップでぴったりと包んで空気を抜いた後に袋に入れて密封しましょう。こうすることで酸化を防げます

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保存方法

赤紫蘇の塩漬けは常温・冷蔵・冷凍で保存できます。それぞれの保存方法についてご紹介します。

常温保存の場合

塩漬けの塩分濃度が高ければ常温保存もできますが、長くても翌日までには使い切るようにしましょう。基本的に塩漬けは常温保存に向きません。冷蔵庫での保存がおすすめです。

冷蔵保存の場合

冷蔵保存には消毒済みの瓶など密封できる容器か、ジッパー付きの保存用袋を使用します。冷蔵保存のポイントは、保存容器の消毒と出し入れの回数を減らすことです。塩漬けには防腐効果がありますが、容器に雑菌類が付着しているとカビなどの原因になる可能性があります。また、頻繁に塩漬けを空気に触れさせるのも劣化の原因に。小分けして保存するか、一度で使い切るようにしましょう。

冷凍保存の場合

冷凍保存する場合はジッパー付きの保存袋に入れて空気を抜き、密封して冷凍庫へ入れます。使う時は必要な量だけを取り出して自然解凍すればOKです。

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赤紫蘇の塩漬けの作り方

赤紫蘇の塩漬けを作っておけば、おにぎりやしば漬けなどに活用できて便利です。塩が強すぎる場合は塩抜きしてから使いましょう。ここでは、成分や効能・作り方を解説します。

成分や効能

和製ハーブとも呼ばれるほど栄養果が高く、健康を維持する効能が期待できる赤紫蘇。ここでは、赤紫蘇の栄養成分・効能を紹介します。

栄養成分・効能

βカロチン:免疫力の強化、がん予防、皮膚や粘膜の保護

ビタミン:抗酸化作用

カリウム:血圧上昇の抑制と調整、ナトリウムの排出、高血圧予防

カルシウム:歯や骨の健康維持

鉄:へモグロビンの成分になり酸素を運搬する

葉酸:赤血球や細胞を作る

ロズマリン酸:ポリフェノールの一種、強い抗酸化作用と抗炎症作用、認知症の予防、うつや不安症状を和らげる

ペリルアルデヒド:シソアルデヒドとも呼ばれる、赤紫蘇の香りの成分、中枢神経の抑制作用

作り方

赤紫蘇の塩漬けは簡単に作ることができます。赤紫蘇の葉、塩、水、酢を用意して、赤紫蘇の塩漬けを作ってみましょう。

作り方レシピ
  1. 赤紫蘇をよく洗って水気を切る
  2. 消毒済みの保存容器に塩と葉を順番に重ね、最後に塩をふる
  3. 葉がひたひたに浸かるくらいの水を注ぐ
  4. 軽く重石をした後、冷蔵庫に入れて2〜3日ほど漬け込む
  5. 漬け汁を捨て、葉を破かないように注意しながら葉の水気を切って保存容器に入れる
  6. 水気を切った赤紫蘇の葉に酢と塩をひたひたに浸かるくらい注ぐ
  7. ラップをして冷蔵庫に入れ、1〜2日ほど漬け込んで出来上がり

主な用途

塩漬けした赤紫蘇は、梅干しやしば漬け、おにぎりにも使えます。塩漬けを絞って乾燥させたあと細かく刻めばふりかけにも。塩が強すぎたら塩抜きしてから使いましょう。

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まとめ

赤紫蘇の塩漬けについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 赤紫蘇の塩漬けは冷蔵保存が基本
  • 赤紫蘇の塩漬けをラップでぴったりと包んで空気を抜いた後に保存袋に入れて密封すると酸化を防げる
  • 赤紫蘇の塩漬けの保存期間は冷蔵で2週間ほど、冷凍で1〜3か月ほど
  • しっかりと消毒した保存容器に入れて、常温・冷蔵・冷凍で保存する
  • 和製ハーブとも呼ばれている赤紫蘇は栄養豊富で体に良い効果が期待できる
  • 塩漬けを作るには、赤紫蘇の葉、塩、水、酢を用意する

梅干しを漬ける時期に合わせて販売される赤紫蘇。初夏しか出回らない貴重な旬の食材です。生のままでは日持ちしませんが、買ってきてすぐに塩漬けにしてしまえばお弁当やおかずなど、様々な用途に使えます。ぜひ、食生活に取り入れてみてくださいね。

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