味付け海苔の賞味期限･日持ち｜開封後の保存方法･腐るとどうなる?

パリパリとした海苔の食感と甘じょっぱいあじは美味しい味付き海苔や韓国のり。おかずがちょっと足りなかったときなどにも活躍しますし、お茶請けとして食べてもおいしいですよね。お土産でもらったり、特売でたくさん買ってきたけれど、賞味期限内に食べきれなかった・・・という時、海苔なら賞味期限が切れていても食べられるかな？と疑問に思うかもしれませんね。そこで今回は、

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味付け海苔の賞味期限はどれくらい？

賞味期限切れはいつまで食べられる？

食品に記載されている期限には賞味期限と消費期限があります。

賞味期限は比較的日持ちのする食品に記載され、消費期限は日持ちしない食品に記載されることが多く、味付け海苔は比較的長期保存ができる食品ですのでほとんどの商品に賞味期限が記載されています。

味付け海苔の賞味期限10カ月くらい、韓国のりは2～3か月くらいで、日持ちしますが、何も味のついていない海苔と比べると少し賞味期限は短めです。

また、メーカーによって多少期限は違うので、購入前にチェックするようにしましょう。

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味付け海苔は腐るとどうなる？

変色

味付け海苔に限らず、海苔は劣化すると変色します。製造されたばかりの海苔は、黒に近い色をしていますが、これは海苔に含まれるクロロフィル（緑色の色素）と、フィコエリトリン（赤の色素）、フィコシアニン（青の色素）に、少量のカロテノイド（黄の色素）が混ざり合うために黒色になります。

海苔を長時間保存しておくと湿気て、水分にクロロフィル（緑色の色素）が分解されてしまいますが、フィコエリトリン（赤の色素）やフィコシアニン（青の色素）などは分解されずに海苔に残るので、紫色のような変色をします。

ただ湿気ているだけであれば食べられますが、紫色に変色している場合はうまみや風味も損なわれていて美味しくないです。             

臭い

味付け海苔よりも、韓国のりだと特に腐ると臭いにおいになる場合があります。これは、韓国のりにごま油がまぶされているためです。油は劣化すると酸化して臭くなるためです。酸化した油を食べてしまうと、

• 下痢になる
• 腹痛
• 頭痛

などの食中毒のような症状を引き起こします。また、酸化した油を摂取し続けると体内に蓄積し、認知症になるリスクが高まるとも言われています。韓国のりは味付け海苔よりも賞味期限が短いものが多いので、特売になっていたとしても食べられる量だけ買うようにしましょう。

白いカビ

海苔は湿気るとカビやすくなります。味付け海苔に白い斑点のようなものがある場合は、カビが生えているので食べないようにしましょう。カビの生えた海苔を食べてしまうと、

• 頭痛や腹痛、吐き気などの食中毒症状を引き起こす
• アレルギー反応による粘膜のかゆみや腫れ、呼吸困難症状が出る
• アナフィラキシーショックを引き起こす危険性がある

下痢や腹痛が起きた場合は、体内から出し切るまで待ち、あまりにもひどい場合は病院の受信が必要になります。一番怖いのは、カビの生えた海苔を食べてアナフィラキシーショックを起こしてしまう場合です。呼吸困難になり、死に至ることもあるので迅速な治療が必要になります。

また、カビの生えている部分だけを取り除いても、カビの菌糸が海苔全体についている可能性が高いので食べないようにしましょう。

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開封後の味付け海苔は冷蔵庫保存がいい？

開封後の味付け海苔の保存方法

海苔を日持ちさせるためには、湿気らせないことが大切です。開封後の海苔はどんどん湿気っていきますので、密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保存するようにしましょう。

冷蔵庫の中は冷やされることによる気圧の変化で乾燥するので、海苔などの湿気らせたくない食品の保存に向いています。

ジップロックもオススメ

海苔を保存する時は湿気らせないようにするということが大事だとお伝えしてきましたが、そのためには密閉できる容器に入れることもとても重要です。ジップロックなどのジッパー付きのポリ袋に入れて、さらに乾燥剤なども一緒に入れて冷蔵庫で保存すると、湿気対策はバッチリです。

シリカゲルなどの乾燥材は、富沢商店などの製菓用資材などを売っている専門店で購入することができます。もしも近くに専門店が無い場合は、ネットでも購入することができますよ。

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まとめ

いかがでしたか？パリパリとした食感で、ごはんのお供にも、おやつやお茶請けにもなる味付け海苔。たくさんお土産にもらったけれど、賞味期限を過ぎてしまった・・・という場合も、湿気たり変色していなければ食べられるかもしれないということが分かりましたね。今回の内容をまとめると、

ということをご紹介してきました。比較的長期保存できる味付け海苔は、保存がきくと思って油断しているうちに賞味期限を過ぎてしまった・・・なんてこともあるかもしれませんね。賞味期限を多少過ぎても食べることはできますが、風味は落ちますので、この記事を読んだ人は次から早めに食べるように心がけましょう！