皆さん油揚げを使って料理をする際に、どのような下処理をして食べていますか?実は料理によってはそのまま使えるものや、湯抜きをする必要があるものがあります。
またどのような時に湯抜きが必要なのか、湯抜きのメリット・デメリットにも触れていきたいと思います。油揚げを使ったレシピも登場するので、ぜひ最後までご覧ください。
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そこで今回は、
- 油揚げってそのまま食べられる?
- 油抜きの方法は?
- 油揚げレシピ
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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油揚げってそのまま食べられる?
油揚げは大豆を主原料に作られています。
スーパーで普段購入する油揚げは数枚入って包装されていますが、製造過程で既に揚げられているのだから、そのまま食べれるのでは?と疑問に思いますよね。
そのまま食べる場合の注意点と、湯抜きが必要な場合について詳しく見ていきましょう。
そのまま食べれるが…
結論、油揚げは油で揚げた加工品の為、そのままの状態でも食べることができます。しかし加工済みで生ではないとは言え、調理して食べた方が独特の風味を味わうことができますよ。
また賞味期限が近いものや、古い油で揚げられた油揚げをそのままの状態で食べると、腹痛を引き起こす恐れがあるので、注意が必要です。
油抜きは必要?
油揚げを使って調理する場合、湯を通して油を取る「油抜き」が必要な場合があります。油抜きは酸化した油を落として、本来持っている風味を損なわないために行います。
近年スーパーで販売されている商品は、新しい油を使って作られているものがほとんどですが、昔は古い油を使っていたという経緯があり、油抜きをするようになったそうです。
油抜きをする事で、余分な油を取り除くことができ、元々のカロリーよりも100kcal程度減らすことができます。
多少の手間はかかりますが、調理前の一手間で味が染み込みやすくなったり、味が染み込みやすいなど、多くのメリットがあります。
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油抜きの方法は?
油抜きの方法には、主に以下の3種類あります。
- お湯で軽く煮る方法
- 直接お湯をかける方法
- 油揚げをキッチンペーパーで包み、電子レンジでチンする方法
油抜きは手間がかかるイメージがありますが、意外にも簡単に行うことができます。作る料理によって湯抜きが必要かどうか判断して、様々な方法を試してみてください。
油抜きのメリットは?
油抜きをするメリットは以下の3点です。
- 調味料や出汁など、味つけが染み込みやすくなる。
- 作った料理が油っぽくなるのを防ぐことができる。
- 余分な油を落とすため、カロリーを減らすことができる。
味噌汁やいなり寿司、炊き込みご飯など、調味料の味をしっかりと染み込ませ、不要な油を落としたい料理の場合は、油抜きをしてから調理を始めるのがお勧めです。
しかし、油揚げを焼いてそのまま食べる場合や、油揚げに使われている油が体にいい場合(菜種油等)は、湯抜きをせずに食べた方が美味しく、香ばしく仕上がります。
油抜きのデメリットは?
油抜きのデメリットは以下の2点です。
- 下処理に手間がかかる。
- 湯抜きをすることで、油揚げに含まれている栄養素の一部も流れ出てしまう。
湯抜きの方法にもよりますが、湯抜きをする際に、鍋や猿などの調理器具を出さなければならなかったり、下処理に時間がかかってしまいます。
また余分な油を落とすというメリットもありますが、一部の栄養素も流れ出てしまうというデメリットもあります。
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油揚げレシピ
実は油揚げはアレンジが無限に効く便利な食材なんです。これからご紹介するアレンジレシピ以外にも、小麦粉を主原料に作られているピザや餃子の生地の代わりにもなります。
油揚げは低糖質なので、おつまみにもお勧めですよ。皆さんも是非一度試してみてくださいね。
焼き油揚げ
まずフライパンにごま油をひき、両面がこんがりと焼き色がつくまで焼きます。
フライパンから取り出して食べやすい大きさに切ったら、油揚げの上にチーズや鰹節、ネギなどお好みのトッピングをのせて完成です。
調理工程が少なく簡単にできるので、時間がない時の副菜にもお勧めですよ。またトースター、魚焼きグリルでも同様の手順で作ることができます。
はさみ焼き
材料は開いた油揚げ、豚ひき肉、キャベツなどの野菜と調味料です。油揚げは湯抜きして、横半分に切って切り口を開いておきます。
野菜はみじん切りにして、餃子の具を作るようなイメージで材料を混ぜ合わせます。作った具を油揚げの中に詰めて、切り口を折り畳みます。
フライパンに油をひき、両面を焼いたら、3〜4分蒸し焼きにして完成です。おろしポン酢や辛子醤油をつけて食べると、おつまみ風になって美味しいですよ。
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まとめ
「油揚げってそのまま食べられる?火を通さずにそのまま食べると害は?」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 油揚げはそのまま食べることもできるが、腹痛を引き起こす可能性もある
- 湯抜きをすることで、味が染み込みやすく余分な油を落とすことができる
- 湯抜きをすることで、一部の栄養素も流れ出てしまう
- 油揚げを使った料理のアレンジは無限大
油揚げを使用する前には、裏の栄養成分表示を確認し、使われている油がどのような油なのか確認してみても良いでしょう。
菜種油が使用されている場合には、風味が良く体にも良いので、積極的に摂ることをお勧めします。
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