食べる美容液や、森のバターと名高いアボカド。
一品そえるだけで食卓が華やかになり、重宝しますよね。
けれども折角のアボカドが熟していなかったり、反対に熟しすぎて黒く傷んでいたり、困ったことはありませんか？
今回は、そんなアボカドの見分け方や、冷蔵・冷凍・常温の３パターンの保存方法と、保存期間の目安についてまとめました。
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目次
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アボカドってどんなフルーツ？
| 分類 | クスノキ科ワニナシ属 |
| 原産国 | 中南米地方 |
| 由来 | ナワトル語の「アーワカトル」 |
| 英語でいうと | Avocado |
| 別名 | 森のバター |
また、ビタミンＥも豊富で、アンチエイジングに効果的です。
一方で、栄養価が高く、高カロリーのため、ダイエットには不向きな一面もあります。
アボカドには、森のバターの他に、「ワニの梨」との別名があります。
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鮮度の良いアボカドの見分け方
国内で流通するほとんどのアボカドが、メキシコなどの中南米からの輸入となっています。
そのため、通年でアボカドを楽しむことができます。
アボカドは未熟な緑色の段階で収穫され、追熟して完熟すると、果皮が黒色に変わります。
ヘタの部分に農薬が残りやすいので、よく水洗いしてから使ってください。
また、ヘタの周辺１センチを切ってから使うと、さらに安心して食べられます。
それでは、おいしいアボカドの見分け方について、ポイントをまとめました。
- すぐ食べるなら、色の黒いもの
- ヘタがしっかりついているもの
- ハリとツヤがあるもの
また、明るい緑色のアボカドは未熟なため、追熟に時間がかかります。
２～３日後に食べる予定でしたら、深緑色のアボカドを選び、常温で保存して追熟させてください。
（詳しい追熟の仕方については、下の方にまとめてあります）
ヘタの取れているアボカドは、ヘタ周辺が傷んでいる可能性があります。
できるだけヘタのついた、ハリとツヤのある、ふっくらとしたアボカドを選びましょう。
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冷蔵で保存する場合
保存期間の目安
カットしたもの ２～３日カットしていないもの ３～４日
冷蔵での保存方法
アボカドは酸化しやすく、変色しやすい野菜です。カットしているかいないかで、保存方法が異なります。
- カットしていない場合
熟しているものは、ポリ袋に入れて密閉し、野菜室で保存します。
まだ熟していないものは、熟すまで常温で保存します。 - カットしている場合
切り口にレモン汁を少量かけます。
ラップをぴっちりかけ、冷蔵庫で保存します。
レモン汁がない場合は、塩水でも代用できます。
もしも半分残すようでしたら、種がついている方を残すと、空気に触れる面積が減り、長持ちします。
冷凍で保存する場合
保存期間の目安
冷凍での保存期間の目安は、二週間です。冷凍での保存方法
- 皮と種を取り除き、ひと口大に切ります。
- アボカドの切り口が変色しないよう、レモン汁を少量かけてラップで包み、冷凍庫で保存します。
- ひと口大に切ることで、解凍してすぐに使えるので、便利に保存できます。
解凍の仕方
アボカドは、自然解凍が一番おいしい解凍方法です。前日に冷蔵庫へ移して、自然解凍します。
ただし冷凍することによって、生のものより食感が落ちてしまいます。潰してディップやソースにするなど、使い方にアレンジを加えてください。
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常温で保存する場合
保存期間の目安
常温での保存期間の目安は、熟すまでです。常温での保存方法
未熟なものはカゴに入れ、冷暗所で保存します。熟したら、冷蔵庫の野菜室で保存してください。
アボカドの追熟の仕方
皮の色が緑色のアボカドは、常温で追熟させます。このときの室温は、２０度前後がベストです。
アボカドは低温障害を起こすので、５度以下の場所に置かないようにしてください。
また、高温すぎても傷みます。２７度以上の場所は避けましょう。
りんごなど、エチレンガスを発生させる果物と一緒にポリ袋に入れておくと、はやく熟します。
まとめ
今回は、アボカドの保存方法と保存期間、見分け方についてまとめさせていただきました。- 冷蔵の保存目安：カットしたものは２～３日、カットしていないものは３～４日
- 冷凍の保存目安：二週間
- 常温の保存目安：熟すまで
追熟のひと手間がかかりますが、サラダや肉料理のおともに、はたまたわさび醤油をつけて、トロ風にしてもおいしいアボカド。
栄養価も高く食べやすいので、ぜひこの内容を参考に、アボカドをおいしく楽しんでください。
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