牛すじは健康にいい?体にどんな影響がある?健康的な煮込み方

とろとろ食感でジューシーさが美味しい牛すじ。おでんや煮込み料理に入れて楽しむ方も多いのではないでしょうか。

実は牛すじはカロリーが低く、栄養満点な体に嬉しい食品なのです!この記事では、

  • 牛すじは健康にいい?
  • 体にどんな影響がある?
  • コラーゲンたっぷりの牛すじ煮込みの方法は?

をテーマに紹介していきます。牛すじが体に与える効果を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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牛すじは健康にいい?

牛すじ肉は体にいいのでしょうか?ここでは、牛すじ肉のカロリーや含まれている栄養素について紹介していきます。

カロリーは?

牛すじは脂っこくてカロリーが高いイメージがありませんか?

牛すじ100gのカロリーは155キロカロリーで、糖質はほとんど含まれていません。牛すじは低カロリーでダイエット中の方にもおすすめできる食材です。他の肉類とも比べてみましょう。

  • 牛すじ…155キロカロリー
  • 牛ひれ肉…133キロカロリー
  • 牛バラ肉…371キロカロリー

比較すると牛すじは牛ひれ肉の次にカロリーが低いことがわかります。

タンパク質が豊富?

牛すじには100gあたり28.3gのたんぱく質が含まれています。

たんぱく質は糖質・脂質と共に3大栄養素と呼ばれるほど、私たちの身体作りに欠かせない大切な栄養素のひとつ。

筋肉や皮膚・髪の毛・爪などを作る材料にもなり、免疫力を維持する働きもあります。

栄養バランスは?

牛すじに含まれている主な栄養素は以下の通りです。

  • …牛すじ100gあたり0.7㎎の鉄が含まれています。ビタミンCやカルシウムと一緒に摂取すると吸収率がアップ。貧血気味の方は積極的に摂りたい栄養素です。
  • ビタミンB12…牛すじ100gあたり、0.4µgのビタミンB12が含まれています。ビタミンB1はヘモグロビンを作るのに必要な栄養素です。

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体にどんな影響がある?

牛すじ肉を食べると体にどんな影響があるのでしょうか。牛すじ肉に含まれているコラーゲンに着目して説明していきます。

コラーゲンが豊富?

牛すじといえば、あの独特なぷるぷるとした食感が特徴です。このぷるぷるの正体は脂ではなくコラーゲン。

コラーゲンは脂をほとんど含んでいないのでカロリーが低く、たんぱく質の一種で体に必要な栄養素です。

コラーゲンの効果は?

肌を健康にしたり、骨を丈夫にする働きがあります。効果的に摂取したい場合は、ビタミンCと一緒に摂るのがおすすめです。

1日にどのくらい食べていい?

牛すじは低カロリー・低糖質・高たんぱくな食品で、特にダイエット中の方の栄養補給にぴったりです。

しかし調理の仕方や使用する調味料によっては高カロリーになることも。ダイエットにいいからと食べすぎるのは気をつけ、適量を守りましょう。

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コラーゲンたっぷりの牛すじ煮込みの方法は?

牛すじを使った代表的な料理と言えば、牛すじ煮込みですよね。甘辛く煮込んで、ごはんやおつまみにもぴったり。

ただ、下処理や長時間煮込むのは面倒に感じる方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、牛すじ煮込みの簡単な作り方を紹介します。

圧力鍋で煮る

牛すじは硬く、煮込むのにとても時間がかかりますよね。そこでおすすめしたいのが圧力鍋。短時間で栄養を逃さず調理してくれます。

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炊飯器で作れる?

牛すじ煮込みは炊飯器で簡単に作れます。具材を下茹でしたら炊飯器に入れるだけ。

炊飯器でじっくり加熱するため、やわらかな食感になります。圧力鍋を持っていない方にもおすすめ。

材料(3~4人分)

  • 牛すじ肉 400g
  • 大根 1/4本
  • にんじん 1/2本
  • こんにゃく 1/2枚(120g)
  • しょうが 30g
  • ☆だしの素 小さじ1杯
  • ☆しょうゆ 大さじ3杯
  • ☆みりん 大さじ3杯
  • ☆砂糖 大さじ3杯
  • ☆酒 大さじ3杯
  • ☆しょうがすりおろし 大さじ1/2杯
  • 水 300cc(下茹で時は浸かるくらい)
  • 万能ねぎ 適量

作り方

  1. 大根・にんじんは5mm幅のいちょう切りにします。
  2. こんにゃくは沸騰した湯に入れ2分程度茹で、粗熱を取ったら一口大にちぎります。
  3. しょうがは皮付きのまま薄切りにします。
  4. 牛すじを下茹でします。鍋に牛すじ肉・浸るくらいの水・しょうがを入れて中火で沸騰させ、アクを取り除き中火で10分煮ます。
  5. 4を取り出し水洗いをして、ひと口大に切ります。
  6. 炊飯器に5・大根・にんじん・こんにゃく・すりおろししょうが・☆の調味料・水を加えて混ぜて炊飯します。
  7. 炊きあがったら、器に盛って万能ねぎをのせお好みで七味唐辛子をかけて完成です。

脂は残す?

牛すじの脂が気になるという方も多いでしょう。全ての脂を取り除くことはできませんので、下処理を済ませて煮込んでいるときに、リードペーパーで蓋をするのがおすすめ。

そうすることで、煮込んでいる最中に出てくる脂とあくを取り除いてくれます。何度かリードペーパーは取り換えるようにしてください。

また、牛すじ肉を購入する際に、なるべく脂身の少ないものを選ぶようにしましょう。

まとめ

牛すじ肉の栄養や煮込み方法について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 牛すじ肉は低カロリー・低糖質・高たんぱくな、ダイエットにもおすすめできる食材。
  • コラーゲンが豊富で、肌をきれいにし、骨を丈夫にする効果が期待できる。
  • 炊飯器や圧力鍋を使えば、短時間でとろとろの牛すじ煮込みが作れる。

今回紹介したレシピを参考に、気軽に美味しく牛すじを楽しんでみてください。

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