塩昆布はお料理に幅広くアレンジできて大変便利な食品です。野菜にあえるだけでも、そのままでも食べても美味しいですよね。うまみもたっぷりあり美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいますよね。塩昆布の食べ過ぎは体に悪いのでしょうか?
今回は
- 塩昆布を食べ過ぎたら体に悪い?
- 塩昆布の適量は?
- 適量を守れば得れるメリット
これらのテーマでご紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
塩昆布を食べ過ぎたら体に悪い?
おにぎりにまぶしたり、チャーハンの具材にしたり、野菜と和えても美味しくてお料理に万能な食品です。昆布はヘルシーなイメージがありますよね。塩昆布の食べ過ぎは体に悪いのでしょうか?みていきましょう。
甲状腺への影響
昆布にたくさんの必須ミネラル「ヨウ素」が含まれています。ヨウ素は海藻に多く含まれているのですが、海藻の中でも特に昆布に含まれる量は、ワカメやひじきに比べて極端に多く、含有量は食品の中でもトップクラスなのです。
この必須ミネラル「ヨウ素」を過剰摂取すると、甲状腺機能の低下や甲状腺腫や甲状腺中毒症などを引き起こす可能性があります。
甲状腺は、食べ物に含まれるヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを作り、血液中に分泌するところです。甲状腺ホルモンの分泌が悪くなると、むくみやだるけさや皮膚の乾燥や便秘、月経異常、不妊症などの症状が現れます。
消化に悪い
昆布などの海藻類にはアルギン酸が含まれており、消化管中でナトリウムと結合し、アルギン酸ナトリウムに変化します。このナトリウムは腸管内の消化酵素では分解出来ないため便として排出されます。
なので塩昆布は消化に悪いのです。塩昆布は消化が悪く長時間腸に留まるので、腸が活発に動きすぎて腹痛をおこしてしまうことがありますので食べ過ぎには注意です。
塩分の取り過ぎで太る
塩昆布をたくさん摂り過ぎると塩分を摂り過ぎてしまうことになり、味覚が鈍感になってしまいます。味覚が鈍感になることで食欲が増して肥満につながりやすくなります。
そして塩分を多く含む食品をとると、体が水分をためこんで むくんだ状態になるので体重が増加にもつながるのです。
スポンサードリンク
塩昆布の適量は?
1日の適量は?
塩昆布の1日の適量というのは定まっていませんがヨウ素の量でみますと、私たちの身体が1日に必要とするヨウ素の量は約0.1gですので、ほんの少しの佃煮や出汁で十分に必要量は摂取できます。
日本人はヨウ素を摂りすぎても影響が出にくい民族で、1日3mg程度摂っても健康に問題は認められないといわれています。しかし毎日多くのヨウ素を摂るのは健康によくないでしょう。
昆布だしのお味噌汁や湯豆腐、佃煮を時々食卓に取り入れるくらいの頻度が適量といえます。
ヨウ素の危険性は?
日本人はヨウ素を摂りすぎても影響が出にくい民族で、1日3mg程度摂っても健康に問題は認められないといわれています。
しかし日本人の甲状腺がん発生率は欧米と比べて50~100倍にも達していることから、ヨウ素を摂り過ぎると危険のリスクが上がることがわかります。
また、日本人の甲状腺がん発生率は欧米と比べて50~100倍にも達しますが、これはヨウ素の取り過ぎに起因しているのではないかとの見方もあるのです。
スポンサードリンク
適量を守れば得れるメリット
塩昆布は体によい栄養素を含んでいることから適量を守れば得られるメリットがあります。
健康効果
塩昆布の栄養分から以下の健康効果の効能があります。
- 免疫の向上
- 動脈硬化・高血圧の予防
- 糖尿病の予防
- 血流改善
- 貧血予防
- アレルギーの改善
ダイエット効果
塩昆布は低カロリーであるだけでなく、不溶性食物繊維が胃の中で水分を吸収して膨らむため満腹感が得られます。
そして塩昆布には非常に多くの水溶性食物繊維が含まれるので、デトックス効果が期待できそれに伴って整腸効果も期待できるわけです。
腸内環境が改善され大腸が本来の動きを取り戻すと、お腹だけでなく全身の血流も良くなり代謝向上が期待できます。また、血流とともにリンパ液の流れも良くなるので身体のむくみを解消し、ダイエット効果が期待できます。
アンチエイジング効果
昆布は水溶性食物繊維が豊富であり、食腸内環境を整え、脂質の吸収やコレステロールの上昇を抑えてくれます。塩昆布はビタミンB2含んでいて綺麗な肌や艶のある髪をつくる効能がありますので、アンチエイジング効果抜群です。
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- 適量を守れば得れるメリット
- 塩昆布の適量は昆布だしのお味噌汁や湯豆腐、佃煮を時々食卓に取り入れるくらい
- 適量を守れば得れるメリットはダイエット効果、アンチエイジング効果があり、健康効果には免疫の向上、動脈硬化・高血圧の予防、糖尿病の予防、血流改善、貧血予防、アレルギーの改善がある
塩昆布についてご紹介いたしましたがいかがでしたか?ご家庭に塩昆布を常備している方も多いのではないでしょうか?
塩昆布は時短料理のレシピもいろいろなレパートリーがあり、おまけに美味しいというお助け食品ですよね。適量を守って健康に役立てたいですね!
スポンサードリンク