ネギトロはトロじゃない!?正体はアカマンボウ?回転寿司はどっち?

子供から大人まで人気のお寿司の定番ネタ「ネギトロ」。お寿司以外でも、手巻きにしたり、丼ものにしたり色々な食べ方がありますよね。私たちの食卓に身近な「ネギトロ」ですが、皆さんネギトロは何でできているかご存じでしょうか？「ネギとトロじゃないの？」と思っている方は間違いです！

今回の記事の内容はこちらです。

実はネギトロの多くはマグロの中落ち部分を使用しています！その他にネギトロの原料として、あまり聞きなれない「アカマンボウ」という魚の種類が代用品として使われている場合もあります。また名前についているネギトロのネギは野菜のネギではありません。詳しく説明するので、気になる方は是非記事をご覧ください！

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ネギトロはネギとマグロじゃない！？

ネギトロは、トロは使われていません。またネギがのっていますが名前のネギはその野菜のネギを指しているわけでもありません。それではいったいなぜ「ネギトロ」と呼ばれているのでしょう。詳しく説明していきます。

ネギトロのネギってなに？

元々、マグロの身をそぎ取ることを「ねぎ取る」と呼んでおり、ネギトロのネギはその言葉から派生して付けられています。そのため野菜のネギを指しているわけではありません。

トロはマグロじゃない!?

ネギトロに使われているのはマグロの中落ち部分です。元々は捨てられてしまう中落ち部分をもったいないからと言って作られました。

名前の由来は？

これらを踏まえ、「ネギトロ」の由来の想像が付くかと思います。ネギトロは本来捨てられてしまうマグロの中落ち部分を寿司ネタにしたもの。マグロの身を取ることを「ねぎ取る」と呼ばれており、そこから派生し、「ネギトロ」になったと言われています。

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アカマンボウが使われているって本当？

ネギトロとして提供されているもののうち、マグロではなく「アカマンボウ」が使われているという話を聞くことがあります。アカマンボウの身はマグロとよく似ていて、見分けが付きにくく、また価格も安いためネギトロに使用されている場合もあるそうです。続いてはアカマンボウについて詳しく解説します！

アカマンボウの味は？

アカマンボウは味、食感、見た目がマグロに似ています。腹部側は脂がのっており、さっぱりした味わいです。マグロの代用品としてはぴったりです。

食べても大丈夫？

あまり見かけることはないですが、スーパーで「マンダイ」という名前で売られていることがあり、もちろん食べても大丈夫です。代替品として使われていると聞くと、体に悪いイメージがあるかもしれません。しかし代替品として使われている理由は、安いから。マグロは今、絶滅の危機に瀕しており、非常に高価な魚なためマグロの代わりに使われることがあります。

値段はどのくらい？

アカマンボウは100gあたり200円程度と非常に手頃です。それに対しマグロは100gあたり500円程度。アカマンボウが非常に安いことが分かります。

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回転寿司ではどんなネギトロが出る？

お寿司を食べると言ったら回転ずしですね！皆さんも回転寿司でネギトロを食べる機会が多いのではないでしょうか。続いては人気の回転ずしチェーン店のネギトロは何が使われているかご紹介します。

はま寿司

はま寿司にねぎとろ以外にもねぎとろと名前が付いている商品が「ピリ辛ねぎとろユッケ」「ねぎとろ納豆」などあります。それらすべてのネタの原材料はマグロです。

スシロー

スシローには「ネギトロ」と名前がついている商品はありません。その代わり「ねぎまぐろ」という商品があります。もちろん「ねぎまぐろ」の原材料はマグロです。

くら寿司

くら寿司にも「ネギトロ」と名前がついている商品はありません。「ねぎまぐろ」と名前がついているものがありますが、こちらの原材料はキハダ・メバチ等と表記されているため、アカマンボウは使用されていないでしょう。

まとめ

以上、ネギトロの名前の由来や原料、アカマンボウについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

ネギトロにアカマンボウが使用されていることがあると説明しましたが、何を原材料として使用しているか、気になる方はきちんと原産地情報を見ることをおすすめします。

アカマンボウを使用しているのに、マグロと表記し偽った場合は法律違法です。アカマンボウは身体に悪いわけではありませんが、マグロを使用したネギトロが食べたい場合は、確認してみると良いでしょう。

また今回アカマンボウが気になった方もいると思います。スーパーで注意して探すとたまに売られていることがあるため、是非試してみてくださいね！