皆さんはチーズがお好きですか?チーズといえばそのまま食べることもできますし、粉チーズのようにパスタにふりかけて食べるのも良し、スイーツに練りこむのも良しと非常に使い勝手の良い食材ですよね。
今回ピックアップするのはパルメザンチーズです。一般的にパルメザンチーズと言うといわゆる粉チーズのことを言います。
粉チーズとはどのような食材なのか、代表的な粉チーズ、粉チーズは溶けるのか、溶けないのかなど、粉チーズの様々な特徴について解説していきたいと思います。
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目次
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そもそも粉チーズって何?
粉チーズとはチーズを乾燥させて粉末状にした食品のことをいいます。日本で販売されている粉チーズはパルメザンチーズを原料にしたものがほとんどです。主にスパゲッティなどに振りかけられて提供されることが多く、蓋を開けて振るだけで利用できる市販品が広く普及しています。
粉チーズに使われるパルメザンチーズなどのナチュラルチーズは本来だと長期保存に向きませんが、乾燥させて粉末状にしたものだと長期保存ができるようになり、保存の面からみてもとても優秀な食品と言えるでしょう。
〇パルミジャーノレッジャーノとパルメザンチーズの違いは?
パルメザンチーズによく似た名前のパルミジャーノレッジャーノというチーズがあることはご存知ですか?これらはほとんど同じチーズなのですが原産国の違いによって名前が異なっています。アメリカで商品化した粉チーズはパルメザンチーズで、イタリア原産で厳しい規定を合格しないと名乗れないチーズがパルミジャーノレッジャーノです。
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粉チーズで有名なブランドは?
粉チーズで有名なブランドといえば森永乳業が発売している「クラフト」の粉チーズです。クラフトの粉チーズは米国産のナチュラルパルメザンチーズ100%で、風味が強く保存性のが高いことが特徴として挙げられます。
クラフトの粉チーズは未開封だと約9ヶ月間程保存することができ、パスタはもちろんのことサラダやジェノベーゼソース作りなどにも使うことができます。
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パルメザンチーズは溶けないの?
パスタに粉チーズを振りかけていると、溶けないでそのまま形が残っているのが気になった事はありませんか?実はチーズの中には、溶けやすいものと溶けにくいものというものがあります。
パルメザンチーズはその中でもかなり溶けにくい方です。これはタンパク質の結合具合によって全く溶け方が異なるようで、モッツァレラチーズなどの規則的につながっているタンパク質の場合はよく伸び、パルメザンチーズやシャープチェダーチーズなどの規則なタンパク質の結合の場合は溶けにくく伸びづらいと言えます。
その他にも水分量が多いチーズであればあるほど溶けやすいという性質を持ちます。粉チーズに使われる乾燥されたパルメザンチーズは、水分量がとても少ないので溶けにくいのです。
<溶けやすいチーズ一覧>
- モッツアレラ
- マイルドチェダー
- スイス
- フォンティナ
- ブリー
- モントレージャック
- コルビー
<溶けにくいチーズ一覧>
- パルメザンチーズ
- グリュイエール
- ペコリーノ・ロマーノ
- アシアゴ
- エイジドスイス
- シャープチェダー
粉チーズ(パルメザンチーズ)を溶かすこともできる?
粉チーズは溶けにくいという性質があるものの、ゆっくり熱と水分を加えていくと溶かすことができます。ただしこのチーズ単体でフライパンなどで熱してしまうとカリカリのおせんべいのような感じになってしまいますので、イメージとは違うものが出来上がってしまうでしょう。
ちなみにパルメザンチーズをあえてパリパリにおせんべいのようにして食べる、チーズクリスプという食べ方もありますので覚えておくと良いかもしれませんね!
溶けたチーズにパルメザンチーズを合わせるのがGOOD
例えばとろとろに溶けたチーズフォンデュを作りたい時は、溶けやすいチーズでベースを作り、その上から粉チーズをふりかけるとより風味が良くなると言われています。 むしろ粉チーズ(パルメザンチーズ)は溶かさないで使う方が、風味が良く食品と混ざりやすいと言われています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 粉チーズを使われている原料はパルメザンチーズがほとんど
- 粉チーズで有名なのはクラフトのパルメザンチーズ
- パルメザンチーズとパルミジャーノレッジャーノの違いは原産国
- パルメザンチーズはとても溶けにくいチーズである
- 水分と熱を加えながらゆっくり溶かせばなんとか溶けるが、溶かさないで使うほうが風味が良い
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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