いよかんとみかんの違いって?はっさくやデコポンは?甘くする方法は?

皆さんは柑橘類の果物はお好きですか?一口に柑橘類と言いましてもみかんや、ゆず、デコポンやはっさくなど様々な種類がありますよね。しかしこの種類が好きという人でなければ、あまり違いがわからないのも柑橘類の特徴ですよね。今回の記事ではいよかんやみかん、デコポン、はっさくの違いを解説していきたいと思います。

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いよかん・デコポン・はっさく・ みかんの基本情報は?

見た目にはあまり差がないけど、どれも仲間なの?ここでは、それぞれの基本情報を詳しくみていきましょう。

いよかん

いよかんの基本情報は以下の通りです。

学名

Citrus iyo

分類 ミカン科ミカン属
日本の産地 愛媛県
和名 伊予柑
収穫時期 1月〜3月

いよかんの大きさは200〜280gです。皮は厚く硬いですが、手で剥くことができます

デコポン

デコポンは頭の「デコ」と呼ばれる部分が飛び出ているのが特徴です。1番わかりやすい見た目をしていますね。そんなデコポンの基本情報は以下の通りです。

学名

C.reticulata

分類 ミカン科ミカン属
日本の産地 熊本県・愛媛県・和歌山県
和名 シラヌイ(不知火)/デコポン(商品名)
収穫時期 2月〜3月

デコポンはみかんとポンカンの交配によって生まれた品種になります。デコポンの大きさは200〜350gです。皮は柔らかいので、手で剥くことができます

はっさく

はっさくの基本情報は以下の通りです。

学名

Citrus hassaku

分類 ミカン科ミカン属
日本の産地 和歌山県・広島県
和名 ハッサク(八朔)
収穫時期

1月〜4月

はっさくの大きさは300〜400gと大きく、皮は厚めです。ナイフで皮を剥いた後に、袋から果肉を取り出して果肉のみを食べます。

みかん

「みかん」は、温州みかんのことを指します。そんなみかんの基本情報は以下の通りです。

学名

Citrus unshiu

分類 ミカン科ミカン属
日本の産地 和歌山県・愛媛県・静岡県
和名 ウンシュウミカン(温州蜜柑)
収穫時期 11月〜12月

みかんの大きさは60〜180gとサイズが分かれています。しかし他の3つに比べて小ぶりで、剥きやすいです。時期も1番早く、冬に入ってすぐに食べるのはみかんが多いですよね。

食感の違いはどんな感じ?

ここまでで紹介してきた柑橘類は食感も様々です。

  • いよかん:柔らかくて爽やかな味わい
  • デコポン:水分が多くジューシーな食べ応え
  • はっさく:サクサクした食感で果実量は少なめ
  • みかん:水分が多くさっぱりした味わい

果肉に含まれる水分の量や、果肉の大きさなどによって食べ応えや食感、ジューシーさが変化します。柑橘類にみずみずしいジューシーさを求めたいならペコポン、爽やかな味わいを求めたいならいよかん、サクサクとした食感を楽しみたいならはっさく、バランスの良い柑橘類を味わいたいならみかんを選ぶようにするとより美味しく柑橘類を楽しめると思います。

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一番甘いのはどの種類?

先ほど紹介した柑橘類の中でも収穫の時期の違いや産地の違いなど様々な違いがあることがわかりましたね!では次は「糖度」にフォーカスして、一番甘い柑橘類は一体どの種類なのかについて紹介していきます。

糖度はどれくらい?

それぞれの糖度を見ていきましょう。

  • いよかん:11度以上
  • デコポン:13度以上
  • はっさく:11.5度〜12度
  • みかん:10度〜12度

基本的な糖度は上記の通りですが、収穫時期やブランド品種で糖度は変わってくるようです。はっさくは糖度は低いですが、独特な苦味と上品な甘さが特徴です。またみかんは、大きいみかんより小さいみかんのほうが甘くなっています。

甘くする方法がある?

実はみかんは購入してから甘くする方法があります。いくつかみかんを甘くする方法について解説していきます。

〇揉む

昔からみかんは揉むと甘くなると言われていますよね。冗談じゃないの?と思っている方も多いかもしれませんが実はみかんは揉むと甘くなるというのは本当です。

みかんを酸っぱくしている酸味の原因は「クエン酸」です。クエン酸は温度が高くなることで酸味の成分が減少しますので、温めながら飲むことで酸味を減らすことができます。

〇お湯につける

甘くしたいみかんを40℃ぐらいのお湯に10分ほど浸けておくと甘くなると言われています。お湯につけることでみかんの中のアコニターゼという酵素が働いてみかんの酸っぱさの原因であるクエン酸を分解してくれるため、甘さを感じやすくなるといわれています。

〇電子レンジで温める

電子レンジで温める方法も、みかんを甘くするのに適しています。ただしみかんを温める時は最初にみかんの皮に包丁でいくつかの軽い切れ目を入れておくことが大切です。500Wで30秒ほど温めるのですが、皮に切り込みを入れておかないと中で爆発してしまう可能性があります。

ちなみに電子レンジで温めてから、冷蔵庫で1時間程冷やすとより甘さを感じやすくなりますのでおすすめです。

〇リンゴ・バナナと一緒に置いておく

みかんを甘くしたい場合はリンゴやバナナと同じ袋に入れておいて、冷蔵庫で保存するという方法があります。これはリンゴやバナナから放出されるエチレンガスによってみかんの追熟され、酸味が抜けて甘くなるからです。みかん2~3個に対してりんごがまだないっこをビニール袋に入れて密閉するようにしましょう。

長時間保存しているとみかんが腐ってしまうので、こまめに確認するようにしてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 柑橘類といっても様々な種類がある
  • 水分量や甘さに違いがありそれぞれに特徴がある
  • 柑橘類を甘くしたいなら揉んだり温めたりするのがおすすめ 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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