タイの定番料理であるトムヤムクン。ハーブや香辛料をたっぷり使い、酸味と辛みを感じられるスープです。
この記事では、そんなトムヤムクンについて、
- トムヤムクンはどんな味？
- トムヤムクンは毎日食べていい？
- おいしく食べる方法は？
をテーマに紹介していきます。トムヤムクンについて知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
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トムヤムクンはどんな味？
| 料理名 | トムヤムクン |
| 英語名 | Thai spicy sour shrimp soup |
| 意味 | トム：煮る・ヤム：混ぜる・クン：エビ |
| 発祥地 | タイ |
トムヤムクンは、タイ料理の中でも人気のあるスープです。「トム」は煮る・「ヤム」は混ぜる・「クン」はえびという意味があり、香辛料やナンプラーにえびを混ぜて煮立たせ作ります。
「ブイヤベース」「ボルシチ」「ふかひれスープ」と並ぶ、世界三大スープのひとつです。酸味と辛みが特徴ですが、そのクセのある味から「まずい」と感じる方も少なくないようです。
ここでは、トムヤムクンがまずいと言われている理由について見ていきましょう。
まずい？
トムヤムクンをまずいと感じる方の意見は以下の通りです。
- 魚醬のにおいが臭い
- 辛みと酸味と甘みがあって味が独特
- タイ料理特有のクセが苦手
まずいと言われる原因は？
トムヤムクンをはじめとしたタイ料理には、大量のハーブや香辛料が使われています。
その臭いや独特な味が舌に合わないという方が少なくありません。中でも苦手な方が多いのはパクチーとレモングラスです。
酸っぱい？
トムヤムクンの材料には、レモングラス・マナーオ・こぶみかんの葉・タマリンドがありますが、これらの香辛料の影響で酸っぱくなっています。
タマリンドは酸味のあるマメ科の植物で、よく酸味料として使われています。マナーオは柑橘系の果物で、ライムの味に似ています。
香り付けに欠かせないのがレモングラス。酸味はそれほど強い訳ではありませんが、レモンのような香りを足してくれます。
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トムヤムクンは毎日食べていい？
「まずい」という意見がある一方、クセになる味で病みつきになる方も少なくありません。
毎日でも食べたい！という方も中にはいるのではないでしょうか。では、トムヤムクンは毎日食べても大丈夫なのでしょうか。
トムヤムクンの健康効果や購入場所についても紹介していきます。
毎日食べてもいいのか
トムヤムクンは栄養も豊富なので、毎日食べても問題はありません。ただし飲みすぎには気をつけましょう。
トムヤムクンの健康効果
- 脂肪燃焼効果
トムヤムクンの材料のひとつである唐辛子は、カプサイシンを含んでいます。カプサイシンは発汗作用・血流改善にいいといわれており、脂肪燃焼効果も期待できます。カロリーも低いため、トムヤムクンはダイエットにぴったりのスープといえるでしょう。 - 抗がん作用
レモングラスやタイショウガ・こぶみかんの葉などのハーブの影響で、トムヤムクンには消化器系の抗がん作用があるといわれています。
レモングラスには、がんを引き起こす可能性のある細菌を殺傷する能力があり、タイショウガやこぶみかんの葉には、強い抗酸化作用があります。
タイの方は、日本やアメリカに比べて消化器系のがん発生率が低いというデータもあります。
どこで買える？
タイ料理ブームの影響か、近年ではコンビニやバラエティショップなどで、インスタントのトムヤムクンが販売されているのを見かけるようになってきました。
一から作るのは数種類ののハーブや香辛料が必要なため大変ですが、トムヤムペーストを使えば簡単に作ることも可能です。
ネットショップでもトムヤムペーストは販売されているので、気になる方はチェックしてみてください。
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おいしく食べる方法は？
ここでは、トムヤムクンの基本的な作り方を紹介します。アレンジレシピやおすすめの具材も紹介しているので、トムヤムクンをおいしく食べたい方はぜひ参考にしてみてください。
基本的な作り方
材料(2人分)
- えび 6尾
- 玉ねぎ 1/4個
- ミニトマト 4個
- にんにく 一片
- 青唐辛子 1本
- サラダ油 大さじ1杯
- 水 400cc
- レモン果汁 小さじ1杯
- ココナッツミルク 大さじ3杯
- ※砂糖 小さじ1杯
- ※ナンプラー 大さじ1杯
- ※トムヤムペースト 大さじ1と1/2杯
作り方
- 玉ねぎを5mm幅の薄切りにします。ミニトマトは半分に切ります。
- えびは殻付きのまま、背わたを取り除きます。
- にんにくは潰し、青唐辛子は縦半分に切り種を取ります。
- 鍋にサラダ油・にんにく・唐辛子を入れて弱火にかけます。香りが立ったら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めます。
- えびを加えて炒めます。全体に油が回ったら水を加えてひと煮立ちさせ、アクを取ります。
- ※の材料とミニトマトを加えてさらに弱中火で5分煮ます。
- レモン汁、ココナッツミルクを加えて軽く煮たらできあがりです。
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アレンジレシピ
トムヤムクンのアレンジレシピとして定番なのがトムヤムクンラーメンです。通常のトムヤムクンの中に中華麺を入れるだけでできあがります。
そうめんやうどんを入れても美味しくいただけますよ。
おすすめの具材
トムヤムクンには名前の通りえびが入っていますが、えびの代わりにいかや鶏肉・豚肉を入れて作る場合もあります。シーフードミックスを使えば簡単なのでおすすめ。
野菜類はスープのうま味を引き出すトマト・玉ねぎ・マッシュルーム・しめじ・エリンギもおすすめです。
辛みが苦手な方はチーズをいれるとマイルドになりますよ。
まとめ
トムヤムクンの健康効果やおいしく食べられるレシピについて紹介しました。
この記事をまとめると
- トムヤムクンには多数のハーブや香辛料が入っているため、苦手な方もいる。
- トムヤムクンには健康にいいため、適量であれば毎日食べても問題はない。
- 家でも簡単においしくトムヤムクンが作れる。
苦手な方もいますが、好きな方も多いトムヤムクン。紹介したレシピを参考にぜひ自宅でもおいしいトムヤムクンを楽しんでください。
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