最近紫キャベツを食べたことはありますか?緑色のキャベツの方がメジャーなので、紫キャベツを食べた記憶がない方もいるでしょう。色の濃い野菜は栄養豊富という定説がありますが紫キャベツも栄養豊富な野菜なのです。
この記事では、紫キャベツの冷凍方法、生、作り置きの日持ちや賞味期限、保存方法について書いていきます。紫キャベツのことがよくわかる記事になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
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目次
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紫キャベツってどんな野菜?
紫キャベツは、他の野菜にはない色が特徴的ですね。お洒落なカフェの、サラダにででてくるイメージがありませんか?紫キャベツはどんな野菜なのかみていきましょう。
どんな味?
紫キャベツは緑色のキャベツと食感も味もよくにています。紫色はポリフェノールなので、緑色のキャベツよりも苦味を感じるかもしれません。
産地と旬の時期
紫キャベツの主な産地は、長野県、愛知県、茨城県になります。緑キャベツよりも生産が少ないのでスーパーで見かけたら買ってみてくださいね。
キャベツは種をまく時期が春秋となります。旬の時期は、6月〜7月、11月〜2月と旬の時期が幅広いのです。
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紫キャベツの栄養・効果
色が濃く栄養豊富そうな紫キャベツの栄養や効果をみていきましょう。
栄養素
紫キャベツに含まれる栄養素は、葉酸、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維、ビタミンU(キャベジン)アントシアニン、ジアスターゼなどが含まれています。
紫キャベツの100gあたりの主な栄養素
葉酸 | ビタミンC | ビタミンK | 食物繊維 |
58ug |
68mg |
29ug | 2.8g |
効果・効能
紫キャベツを食べて得られる効果効能には、下記のようなものがあります。
<抗潰瘍作用>「こうかいようさよう」と読みます。あまり聞いたことがない言葉かもしれませんが、キャベジンという医薬品の名前は聞いたことがあるでしょう。紫キャベツには、キャベジンと呼ばれるビタミンUを豊富に含みます。紫キャベツを食べると胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防効果が期待できまるでしょう。
<抗酸化作用>ポリフェノールのアントシアニンは、緑キャベツにはない成分です。ポリフェノールは体に入ってきた有害物質を無害化する働きがあります。また、がん細胞や動脈硬化の原因といわれる活性酸素を除去する働きがあるといわれています。
<消化不良の改善>ジアスターゼが含まれているので、消化をよくし胸焼けや胃腸の調子を整える働きがあります。ちなみにジアスターゼは、大根にも含まれている酵素になります。
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紫キャベツの日持ち・賞味期限
紫キャベツは生産量が少ないので、珍しく手に入ったら日持ちが気になりますよね。賞味期限をみていきましょう。
生の日持ち
生の場合は、緑キャベツと同じように冷蔵庫で1週間ほどになります。キッチンペーパーを濡らして紫キャベツをくるみジッパー付きのビニール袋に入れるといいでしょう。
コールスローの日持ち
コールスローも生の紫キャベツを使った場合は、冷蔵庫で2日ほど保存が可能です。ただし、マヨネーズや塩を使っていると紫キャベツから水分がでて風味が落ちるので早めに食べましょう。
ラペの日持ち
ラペは酢を使っているので、日持ちが少し長くなります。1週間冷蔵庫で保存が可能です。
胡麻和えの日持ち
胡麻和えは茹でてから作った場合、4日ほど保存が可能です。すぐに食べない場合は冷凍保存も可能です。冷凍の場合は2週間ほど日持ちします。
酢漬け・ピクルスの日持ち
酢漬け・ピクルスにすると日持ちがしそうですね。酢漬け・ピクルスは冷蔵庫で2週間が目安です。
ただし、保存する場合は酢漬け・ピクルスを入れる容器の殺菌が重要になってきます。酢漬け・ピクルスを作る時は、保存する瓶の殺菌をしてから入れましょう。
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紫キャベツの保存方法
紫キャベツを手に入れた時の保存方法をお伝えします。
常温
紫キャベツは葉物野菜なので、常温保存にはむいていません。どうしても冷蔵庫に入らない時は、新聞紙にくるみ乾燥しないようにして冷暗所におきましょう。なるべく早く冷蔵庫に入れてくださいね。
冷蔵庫
冷蔵庫で保存する場合は、乾燥を防ぐためにキッチンペーパーを濡らして紫キャベツを包みジッパー付きのビニール袋に入れるといいでしょう。キッチンペーパーが乾いたら、また濡らしてくださいね。
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まとめ
ここまで、紫キャベツの冷凍方法、生、作り置きの日持ちや賞味期限、保存方法について書いてきました。
この記事をまとめると
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紫キャベツには、ビタミンU(キャベジン)アントシアニン、ジアスターゼが豊富に含まれている。
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紫キャベツを食べると、胃潰瘍、癌予防、動脈硬化などの予防が期待できる
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紫キャベツは生産量が少ないので、見かけたら買っておくと良い
- 紫キャベツは冷蔵庫に保存する。保存する時は、キッチンペーパーを濡らして紫きゃべつを包みジッパー付きのビニール袋に入れると良い
紫キャベツはスーパーであまり見かけないので、飲食店で食べる機会が多いかもしれませんね。栄養豊富な紫キャベツを食卓に取り入れると、様々な病気を予防することが期待できます。
紫キャベツは彩もいいので、料理に取り入れるといつもの食卓が華やかになること間違いなしです。ぜひ、紫キャベツを試してみてくださいね。
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