高菜が辛い原因｜健康効果がスゴイ辛味成分イソチアシアネートとは？ |

高菜はピリッと辛みがある野菜だと知っていましたか？生野菜より、高菜漬けで食べたことがある人も多いかもしれません。実は高菜には体にいい、スゴイ成分が含まれているのです。

この記事では、高菜が辛い原因、健康効果がスゴイ辛味成分イソチアシアネートについて書いていきます。高菜のスゴイ秘密が知れるので、ぜひ最後までお読みください。

スポンサードリンク

1 高菜ってどんな野菜？
2 高菜が辛いのはなぜ？
- 2.1 辛味成分アリルイソチアシアネート
3 辛味成分の効果・効能
4 辛い高菜の食べ方・アレンジレシピ
5 まとめ

高菜ってどんな野菜？

高菜はどんな野菜でしょうか、栄養や産地などみていきましょう。

＜栄養＞高菜に含まれる主な栄養素は、βカロテン、ビタミンK、ビタミンC、鉄になります。緑黄色野菜なので栄養価が高く、βカロテンの含有量は他の野菜よも多いです。

高菜づけにすると水分が抜けるので、さらにβカロテンの含有量は増えるのですよ。さらに、体にいい成分であるイソチアシアネートについては後で詳しく書きます。

＜旬と産地＞高菜の旬は12月〜2月になります。産地は以前は関西から九州まで広く栽培されていましたが、今は九州が主な産地になります。「三池高菜」「阿蘇高菜」など地域により高菜の種類が少しづつ違います。

スポンサードリンク

高菜が辛いのはなぜ？

高菜に含まれる特徴的な成分、アリルイソチアシアネートについてみていきましょう。

辛味成分アリルイソチアシアネート

辛い成分であるアリルイソチアネートは、辛子に含まれている辛味と同じ成分になります。野菜の中ではアブラナ科のものに含まれています。

アリルイソチアネートを含む野菜

大根・菜の花・わさび・カラシ・玉ねぎ・キャベツ・小松菜・ブロッコリー・白菜・ちんげん菜など

スポンサードリンク

辛味成分の効果・効能

実は高菜に含まれる辛味成分には、健康効果がスゴイことがわかっています。スゴイ効果はメディカルトリビューンにも研究結果が書かれていました。参照(https://medical-toribune.co.jp)アリルイソチアネートのスゴイ効果をいくつかご紹介します。

動脈硬化予防

アリルイソチアネートには、動脈硬化を促進する活性酸素を減らす働きがあるとの実験結果が出ています。また、抗酸化作用があるので血液がサラサラになり血管への負担が減るのです。

殺菌･抗菌

アリルイソチアネートには、殺菌・抗菌作用があります。ウィルスが気になる季節や肌荒れやニキビなど肌トラブルが気になる時は、アリルイソチアネートを含む野菜を多くとるといいでしょう。

癌予防

なんと癌予防にも効果がある、との研究結果がでています。癌細胞の成長をおさえたり、発がん物質を抑制する働きがあるといわれています。細胞にダメージを与える活性酸素の生成を抑えてくれる働きがあるので、免疫力があがり癌予防になのでしょう。

生活習慣病予防

そもそも、生活習慣病とは何か知っていますか？生活習慣病とは、その人の食生活、運動習慣、喫煙状況が起因となり発症する病気の総称で、糖尿病、高血圧、骨粗しょ症、心臓病などがこれにあたります。

アリルイソチアネートを含む野菜を多くとることで、生活習慣病が予防されるでしょう。生活習慣病を予防すると、脳梗塞、癌の発症リスクもおさえられます。

スポンサードリンク