日向夏は世界でも珍しい柑橘類の1つとして知られています。
色味・果肉・香り・味わいが独特なだけでなく頂き方も変わっており、一般的な柑橘類では食べることのない外皮と果実の間にある“ふわふわとした白い皮部分”を頂く柑橘としても知られています。
- 日向夏(ひゅうがなつ)ってどんな果物?
- 日向夏は皮も食べられる!?栄養素や効果などもご紹介!
- 日向夏の外皮も美味しく頂けるレシピとは?
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目次
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日向夏ってどんな果物?
日向夏は江戸時代末期に偶然発生したことで誕生したと言われています。柚子の突然変異と考えられており、食用するため品種改良を繰り返し行われて今日に至りました。
まずは「日向夏(ひゅうがなつ)」について、詳しくご説明していきます。
特徴
日向夏は
- 200~250g程度の重さ
- 明るい黄色
- 表皮は滑らかな触り心地
の見た目で、露地栽培のものとハウス栽培のものがあり
名前の意味
日向夏の名前の由来は
その後、日向夏の全容を解明すべくアメリカの農学者に送る際に“ニューサマースモールオレンジ”の名称を使用したことなどから
- 日向夏(主に宮崎県で栽培されているもの)
- 土佐小夏・小夏みかん(高知県で主に栽培されているもの)
- ニューサマーオレンジ(愛媛県・静岡県で主に栽培されているもの)
などがあり、全て同じ品種です。
どんな味?
日向夏は
収穫時期
日向夏は
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日向夏の皮は食べられる?
日向夏は
- 砂糖漬けやはちみつ漬けにして
- シロップ漬けにして
- ジャムなどに調理して
頂くことが多いです。
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日向夏の皮が含む栄養・効果
日向夏には主に
- 疲労回復効果の高いクエン酸
- コラーゲン生成に欠かせず、風邪予防にも効果的なビタミンC
- 抗酸化作用のあるビタミンE
など様々な栄養素が含まれており、健康・美容には非常に有効な柑橘類です。その中でも、ここからは日向夏の皮に含まれる栄養素や効果に注目していきましょう。
栄養素
日向夏の
効果 →ダイエット
柑橘類の中でも日向夏は
そのため食後に柑橘類を少し食べることで
- 脂肪吸収を抑える
- 生活習慣病の原因となる内臓脂肪への働きかけ効果が高い
- 脂肪分解を促進する
ことへの効果に期待でき、ダイエット効果にも期待できます。
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日向夏の外皮の食べ方
ここからは日向夏の外皮を美味しく頂けるおススメレシピを4つご紹介していきます。
ピール
日向夏の皮を使用して作るピールは
- そのままおやつに
- パウンドケーキに使用して
- チョコレートに合わせて
などアレンジも可能です。作り方も
砂糖漬け
日向夏の皮を使用して作る砂糖漬けは
- ヨーグルトなどのトッピング
- 炭酸水などで割ってジュースに
- 皮を砂糖で煮詰めた後に、しっかり乾燥させたものをドライフルーツの様に
などアレンジも豊富です。作り方も
ジャム
日向夏を丸ごと使用したジャムは
シロップ
日向夏を氷砂糖に漬けておくだけで完成するシロップも、
- 宅飲み用のチューハイ・シロップに
- カキ氷のシロップに
- 炭酸水で割ってジュースに
などに使用でき、爽やかな味わいで汗をかく季節にピッタリです。
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まとめ
この記事をまとめると
- 日向夏は柚子の突然変異種と考えられており、明るい黄色をした200~250g程度の大きさの柑橘類
- 発祥地・日向(現在の宮崎県)の夏蜜柑として、「日向夏蜜柑」と命名されたことから「日向夏」と呼ばれる様になり、アメリカに送った際に「ニューサマースモールオレンジ」と呼んだことから別名「ニューサマーオレンジ」と呼ばれるようになった
- 味わいはグレープフルーツよりも酸味が少なく薄味なことが特徴で、白皮(アルベト)部分と果肉を一緒に食べるため非常に珍しい柑橘として知られる
- 柑橘類特有の栄養価が含まれているだけでなく白皮部分には食物繊維が非常に豊富な上に、脂肪吸収を抑え内臓脂肪を分解する効果も高いことがわかっている
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