目のトラブルを予防してくれる食べ物で有名なのが、「ブルーベリー」です。ブルーベリーには多くの「アントシアニン」という成分が入っています。さらに近年脚光を浴びているのが「ルテイン」という成分です。この2つの成分にはどんな違いがあるのでしょうか?
今回はその辺りを中心に以下のような内容で記事をまとめます。
- ブルーベリーのアントシアニンとルテインは何が違うの?
- ルテインはどんな成分でどんな効果があるの?
- ルテインを摂りすぎるとやばい?
こんな感じで、ブルーベリーとルテインについて徹底解説します。この記事を最後まで読んで、ブルーベリーとルテインについて詳しくなってしまいましょう。
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目次
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ブルーベリーとルテインの違いって?
ブルーベリーと「ルテイン」。それぞれどんな物で、どんな違いがあるのでしょうか?
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ブルーベリーとはどんな果物?
ブルーベリーとは北アメリカ地方原産の果物です。ブルーの実をつけ、昔から「眼のトラブルに良い」と様々な料理などに使われています。ブルーベリーの実の中には「アントシアニン」と呼ばれるポリフェノールの一種の物質がたくさん含まれていて、このアントシアニンが目の疲れなどをとるのに効果的なのです。
ちなみに、アントシアニンは人間の体の中で作ることが出来ない物質で、ブルーベリーなどの食事やサプリメントから摂取するしかありません。
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ルテインとは?
ルテインも「眼に良い物質」として近年注目を集めています。どんな成分で、どんな効果が期待できるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
成分
ルテインは「カロテノイド」と呼ばれる色素の一種です。β-カロテンの仲間という言い方をした方が分かりやすいかもしれません。ケールやホウレン草に多く含まれていると言われています。ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」とかなり似た特徴のある成分なので、混同されることも多いですが、全く別の成分になります。
効果・効能
ルテインは人間の体にも多くある物質です。主に目の水晶体や網膜の黄斑部、子宮頸部などに存在しています。ルテインも人間の体内では作ることが出来ない物質なので、食事を通じて確保するしかありません。効果としては、紫外線やブルーライトをカットし、目への外的ストレスを減らす効果があります。
アントシアニンと同様に、目を正常に働かせてくれる大切な成分なのです。健康な体の維持には欠かせません。
効果はいつから?
ルテインを摂取し続けて、黄斑変性や白内障の予防を行おうとすると、かなり長期間に渡って摂取をし続ける必要があります。ただ、ルテインはホウレン草やブロッコリー、カボチャなどの緑黄色野菜から沢山摂ることが出来るので、バランスのいい食生活を続けていれば、知らない間に必要量を確保することが出来るでしょう。
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ルテインの過剰摂取は危険?副作用は?
ルテインの過剰摂取は「副作用のリスク」があるとされています。ルテインの過剰摂取による副作用には、以下のような事があります。
- 目のかゆみ
- 胸やけ
- 嘔吐
これらの症状が現れた時には、ルテインの過剰摂取を疑ってみましょう。ちなみに、ルテインの1日辺りの許容量は100mgとされていて、これより多くの量を摂りすぎると、上記のような症状が現れるようです。
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ルテインの摂り方
ルテインをサプリメントなどで摂取したい場合には、いつ飲むのがいいのでしょうか?摂取量の上限なども見ておきましょう。
朝・夜どっちがいい?
ルテインを飲むのは「朝でも夜でもどちらでもいい」とされています。ただ、ルテインは胃腸に負担をかけてしまう成分なので、食事中に飲むか食後に飲んだ方がいいでしょう。また、夜遅くに飲んでしまうと、胃腸が弱い方は睡眠に悪影響が出てしまう危険があるため、出来れば朝か昼にのまれることをおすすめします。
1日の摂取量・上限
ルテインをサプリメントで摂取する際に特に気を付けて頂きたいのが「量」です。前述した通り、ルテインの許容摂取量は「1日100mg程度」です。しかし、この量はあくまでも「天然のルテインの成分」だった場合です。
サプリメントに入っているルテインは、石油などの化学物質で作られている物もあります。化学物質で作られているルテインをサプリで摂取する場合は、100mgよりももっと量を減らさなければいけません。
なので、「100mgに達していないからいいだろう」と安易に考えることはやめ、サプリメントに記載されている許容量をきちんと守って飲むようにしましょう。もし、化学成分のルテインを飲むことに抵抗があるのであれば、天然成分だけで作られたサプリメントも販売されているので、そういったサプリメントを探すのも一つの方法です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事では「ブルーベリー」に含まれるアントシアニンや、ルテインとはどんな物質なのか?どんな効果があるのか?ということについて、詳しく解説してきました。アントシアニンもルテインもそれぞれ全然違うものだとお分かりいただけたのではないでしょうか?
最後に記事内容をざっくり振り返ってみましょう。
この記事をまとめると
- ブルーベリーにはアントシアニンと言う目に良い物質がたくさん含まれている
- ルテインはホウレン草などの緑黄色野菜から摂取できる目に良い物質
- ルテインをサプリメントから摂取する時は特に量に注意
こんな感じの内容でした。もしあなたもアントシアニンやルテインを摂取しようと思うのであれば、1日の量に気を付けて摂取されることをおすすめします。
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