いよかん・デコポン・はっさく・ みかんの違いは？糖度や食感を比較

柑橘類が食べたい！そう思ってスーパーに行くといろんな種類の柑橘類が並んでますよね。いよかん・デコポン・はっさく・ みかんの違いは？全部似ていて、どれを買うか迷ってしまうはず。

そこで今回は、

• いよかん・デコポン・はっさく・ みかんの基本情報
• 糖度や食感について
• 美味しいものの見分け方

これらのテーマについて調べてみます。

違いが分かれば、自分の食べたいと思っていた美味しさにぴったりのものを選べるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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いよかん・デコポン・はっさく・ みかんの基本情報は？

見た目にはあまり差がないけど、どれも仲間なの？ここでは、それぞれの基本情報を詳しくみていきましょう。

いよかん

いよかんの基本情報は以下の通りです。

いよかんの大きさは200〜280gです。皮は厚く硬いですが、手で剥くことができます。

デコポン

デコポンは頭の「デコ」と呼ばれる部分が飛び出ているのが特徴です。1番わかりやすい見た目をしていますね。そんなデコポンの基本情報は以下の通りです。

デコポンはみかんとポンカンの交配によって生まれた品種になります。デコポンの大きさは200〜350gです。皮は柔らかいので、手で剥くことができます。

はっさく

はっさくの基本情報は以下の通りです。

はっさくの大きさは300〜400gと大きく、皮は厚めです。ナイフで皮を剥いた後に、袋から果肉を取り出して果肉のみを食べます。

みかん

「みかん」は、温州みかんのことを指します。そんなみかんの基本情報は以下の通りです。

みかんの大きさは60〜180gとサイズが分かれています。しかし他の3つに比べて小ぶりで、剥きやすいです。時期も1番早く、冬に入ってすぐに食べるのはみかんが多いですよね。

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糖度や食感の違いは？

4つの柑橘類の情報を見てきましたが、どれも同じみかんの仲間でしたね。収穫時期に多少の違いがありましたが、他に違いはあるのでしょうか？

糖度は？

それぞれの糖度を見ていきましょう。

• いよかん　11度以上
• デコポン　13度以上
• はっさく　11.5度〜12度
• みかん　10度〜12度

基本的な糖度は上記の通りですが、収穫時期やブランド品種で糖度は変わってくるようです。はっさくは糖度は低いですが、独特な苦味と上品な甘さが特徴です。またみかんは、大きいみかんより小さいみかんのほうが甘くなっています。

食感は？

食感は以下のような違いがあります。

• いよかん　柔らかくて爽やかな味わい
• デコポン　水分が多くジューシーな食べ応え
• はっさく　サクサクした食感で果実量は少なめ
• みかん　水分が多くさっぱりした味わい

はっさくは、果肉だけを食べるので食感はかなり違ってきます。他の3つのうちデコポンとみかんは、同じくらいの水分量ですが大きさと甘味が変わってきます。

美味しいものの見分け方

今まで4種類の柑橘類の違いを見てきましたが、実際に買おうと思ったらどんなものを選んだらいいのでしょうか？美味しいものを見極めて買えるように、ポイントを抑えてみましょう。

ヘタの大きさ

ヘタの部分は軸と呼ばれ、そこから枝に繋がっています。ヘタの部分が大きいと果実に水分が移り過ぎて味が薄くなってしまいます。ヘタは小さいものを選びましょう。

また収穫時期に雨が多いシーズンは、その分甘味が水分で薄くなってしまうので注意が必要です。柑橘類の食べ頃の時期になったら全国の天気でなんとなく気にしておくといいですね。

色の濃さ

柑橘類が熟す前は、元々緑色をしています。これはクロロフィルと呼ばれる緑色の成分が盛んに光合成を行うことで分解されて、寒い時期になっていくと代わりにカロテノイドと呼ばれる黄色やオレンジ色の成分に変化していきます。光合成が行われれば行われるほどどんどん養分が貯まって、カロテノイドが増えていきます。そのため色が濃いほうが栄養が多い美味しいものになります。

油胞の大きさ

油胞とは柑橘類の表面にあるざらざらとしている小さなツブのことです。この油胞の中には柑橘類の精油成分が含まれています。この精油成分がたくさんあるほど香りが強く栄養が多い証拠になります。そのため小さい油胞がたくさんついている柑橘類が美味しいものになります。

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まとめ

今回は「いよかん・デコポン・はっさく・みかんの違いは？糖度や食感を比較」を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

柑橘類は時期や食感など、違いがありそうでしたね。その時期に1番食べ頃の柑橘類を食べて、美味しさを楽しみましょう。是非どの種類も食べてみて、気に入ったものを見つけてください。

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