冷凍いんげんを解凍すると水っぽい？原因は？冷凍保存･解凍方法も |

煮物や炒め物などの大活躍の「いんげん豆」。日本の食卓には比較的多く登場する食材です。いんげんを簡単に使いやすく仕上げた商品として「冷凍いんげん」があります。今回はその「冷凍いんげん」について、以下のような事を解説していきます。

冷凍いんげんは解凍するとどうなるのか？
いんげんは冷凍保存することも可能なのか？
いんげんを美味しく解凍するには、どうすればいいのか？

こんな感じで、この記事を最後まで読んで頂ければ、冷凍いんげんについて一気に理解が深まるでしょう。いんげんについて、完璧に解説していきます。

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1 冷凍いんげん解凍するとどうなる？
2 冷凍保存の方法は？
3 解凍方法
4 まとめ

冷凍いんげん解凍するとどうなる？

冷凍いんげんをそのまま解凍すると、どんな感じになるのでしょうか？

水っぽい？　

冷凍いんげんをそのまま常温で解凍すると、基本的には「水っぽく」なります。いんげんそのものに水分がかなり含まれているため、その水分が食材の外に染み出してしまうからです。

まずい？

冷凍いんげんを解凍すると「まずい」場合もあります。これは、冷凍して1カ月以上の期間が経ったため、冷凍いんげんそのものが劣化したのだと考えられます。ただ、きちんと下処理をして冷凍を行えば、1か月程度は美味しく食べられるので、心配はいりません。

原因は？

冷凍いんげんが劣化してしまうのは、「冷凍前の下処理がよくないこと」と「長期間に渡って冷凍を行ってしまった」という原因が考えられます。下処理方法などは後述するので、正しい下処理を行って、冷凍いんげんを作っていきましょう。

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冷凍保存の方法は？

いんげんを冷凍保存するには、どんな方法で行えばいいのでしょうか？詳しくまとめておきます。

冷凍保存する場合の茹で方・時間は？

まず、いんげんを冷凍保存するのであれば、「スジとへた」を取り除く必要があります。へたは包丁でカットし、筋の部分は手で取り除きましょう。次に、冷凍保存する前に下茹でを行います。下茹でをして冷凍保存したほうが、解凍した時の調理が簡単だからです。

たっぷりのお湯を鍋に沸かし、そこに塩を小さじ1投入します。その鍋で2から3分程度下処理を行ったいんげんを茹でれば完成です。平らなところに広げて、うちわなどで冷ましましょう。冷まし終えたいんげんは、一度キッチンペーパーなどで水分をしっかりとり、金属トレイなどに並べて、冷凍庫で急速冷凍を行います。

出来るだけ短時間で冷凍したほうが、いんげんの鮮度を落とさずに済むのでおすすめです。しっかりと冷凍されたいんげんは、一回分ごとの量に分けてラップに包み、ジップロックなどに入れて冷凍庫にしまっておきましょう。

一回分ごとに分けて保存することで、解凍する時に便利に使えます。

そのままで冷凍できる？

いんげんは、下茹でせずにそのまま冷凍することも可能です。どうように「スジやへた」を取り除き、しっかりと水分をふき取ります。元々いんげんには沢山の水分が含まれているため、この時点で水分をとることが大切です。

そして、冷凍庫で急速冷凍をし、同じように一回分ごとに分けてジップロックで保存します。ただ、下茹でして冷凍保存したほうが、解凍してからの加熱時間が短くなるのでおすすめです。

調理後も冷凍できる？

いんげんを調理後に冷凍することも可能ですが、あまりおすすめはしません。調理後のいんげんには多くの水分が含まれていて、冷凍をすると味が落ちてしまうからです。出来ることであれば、調理前のいんげんを冷凍するようにしてください。

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解凍方法

では、冷凍いんげんを上手に解凍するにはどうすればいいのでしょうか？

茹でる

最も簡単な方法は、凍ったまま茹でてしまうことです。鍋にたっぷりのお湯を沸かしサッと湯通ししましょう。その後、しっかりと水気を切り、調味料などで味付けをすると簡単におひたしなどが作れるはずです。胡麻和えなどに仕上げても美味しいですね。

冷凍いんげんを「炒め物」などに使いたいのであれば、凍ったままフライパンで炒めるのもおすすめです。フライパンで炒めることで、いんげんの中の不要な水分を一気に飛ばすことが出来ます。炒め物の際は、フライパンで一気に過熱してしまいましょう。