スーパーに行くと、とたくさん柑橘類が並んでいますね。たくさんあるけれど、いつも同じものを食べていませんか?
たまには違う柑橘類も食べてみたいと思った時に、見た目が似ているだけに、何が違うのか気になりますね。この記事では、文旦、グレープフルーツ、メローゴールドの違いを書いていきます。ぜひ最後までお読みください。
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文旦とは
文旦は柑橘類の中でも大きく、2kgもの大きさになるものもあります。文旦の味や特徴をみていきましょう。
味
文旦は和製グレープフルーツともいわれ、見た目も味もグレープフルーツによく似ています。けれど、グレープフルーツよりも苦味が少なく、酸味もマイルドなのが特徴です。苦味が苦手な方や、お子さんにも食べやすいのではないでしょうか。
特徴
<旬の時期>文旦の種類にもよりますが、11月〜3月秋から冬にかけてが旬になります。
<文旦の種類>
土佐文旦・・・土佐(高知県)の特産品として有名。文旦の中ではポピュラーで糖度が高めです。
温室文旦・・・ハウス栽培で見た目が良く、贈答用として人気があります。
水晶文旦・・・出回りの時期は、皮が緑色で目をひきます。種も少なく甘みが強いです。
<栄養>ビタミンを豊富に含むので、風邪予防に効果的でしょう。酸っぱい成分のクエン酸は、疲労回復効果も期待できます。
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グレープフルーツとは
アメリカや南アフリカなど、亜熱帯地域で栽培される柑橘類です。日本ではジュースやお菓子など加工されたものが多い印象ですね。グレープフルーツの特徴などみていきましょう。
味
グレープフルーツは、爽快な酸味と苦味が強めの果物です。食べると口いっぱいに、フレッシュなみずみずしさが、広がるでしょう。
特徴
<旬の時期>グレープフルーツは輸入物が多く、一年中スーパーで見かけますね。アメリカ産のグレープフルーツは、4月〜5月が旬になります。南アフリカ産は6月〜10月が旬になります。
<グレープフルーツの種類>グレープフルーツは実が赤いものと白いものがあります。赤色の実をルビー、白色の実をホワイトといいます。それぞれの特徴ををみていきましょう
ルビー・・・甘みが強く、βカロテンが入っている。美肌を意識する人に、おすすめの品種です。
ホワイト・・酸味と苦味が強い。苦味成分のナリンギンが入っているので、食欲を抑える効果が期待できる。
<栄養>苦味成分のナリンギンがふくまれるので、食欲を抑える働きがあります。またカロリーも糖質も低めなので、ダイエット中のおやつにおすすめです。
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メローゴールドとは
メローゴールドは、あまり聞かない柑橘類ですがどんな特徴があるのでしょうか。
味
メローゴールドは、グレープフルーツと文旦をかけ合わせた柑橘類です。なので、グレープフルーツのいいところと文旦のいいところがミックスされ、ほどよい甘みと酸味があります。苦味もマイルドに感じるでしょう。
特徴
<旬の時期>メローゴールドの産地はアメリカです。旬の時期は1月〜2月になりますが、輸入の関係でスーパーで見かけるのは少し時期がずれるかもしれないですね。
<見た目>果皮が緑色から黄色で黄金のように輝いていることから、名前に「ゴールド」がついています。文旦よりも小さく、グレープフルーツより少し大きいです。姉妹品種のスィーティオと同じくらいの大きさになります。
<栄養>グレープフルーツの1.5倍のビタミンがふくまれているといわれています。むくみが気になる方におすすめです。
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パール柑とは
パール柑はどんな果物でしょうか?詳しくみていきましょう
味
パール柑は熊本のフランド柑橘類なので、出荷基準が厳しく糖度が11.5度以上のものがパール柑として出荷されます。ですので市場に出ているものは、一定の甘さが保たれています。
特徴
<見た目>パール柑は、文旦にとてもよく似ています。それもそのはず、文旦とは姉妹のような間柄です。熊本県の天草地方のパールラインで多く作られているので、パール柑と名前がつきました。熊本県で作られたもののみが、パール柑と呼ばれるのです。
<栄養>GABAがふくまれているので、血圧をさげたりリラックス効果が期待できます。
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まとめ
ここまで文旦とグレープフルーツの違いは、メローゴールド、パール柑について書いてきました。
この記事をまとめると
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文旦とグレープフルーツでは、文旦の方が甘みが強い。苦味が苦手な方やお子さんには、文旦の方が食べやすい。
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産地の違いとしては、文旦は日本で栽培されている。グレープフルーツはアメリカ、南アフリカで栽培されている。
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パール柑は熊本のブランド柑橘類で出荷条件が厳しく、販売されているものは糖度11.5度以上のものである。
- メローゴールドは、文旦とグレープフルーツをかけ合わせた品種である。両方のいいところが合わさり、ほどよい苦味と甘みが特徴である。
柑橘類を買う時に、いつも同じものを買っている方も多いのではないでしょうか。柑橘類には、肌を健やかに保ち風邪予防になるビタミンCや、苦味成分のナリンギには食欲を抑える効果もありダイエットにむいている食材です。
健康を意識する人は、できれば毎日食べたいですね。この記事を読んで、いつもと違う柑橘類を食べるきっかけになれば嬉しいです。
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