スーパーの缶詰コーナーでよく見かけるSPAM(スパム)ですが、一度でも食べられたことがあるでしょうか?スパムは「Spiced Ham」の略語では?とも言われていましたが、その真相は不明となっています。そんなスパムはどんな食べ物なのでしょうか?詳しく知っている人は、あまりいないかもしれません。
そこで、今回の記事では、スパムとはどんな食べ物で、どうやって食べればいいのか?について詳しく解説していきます。先に記事内容をまとめてみました。
- スパムはどうしてしょっぱいのか?
- スパムはどうやって食べればいいのか?
- スパムの料理とは?
こんな感じで、スパムについて徹底解説しようと思います。記事を最後まで読んで、スパムについて徹底的に学んでいきましょう。
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目次
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スパムはしょっぱい?
スパムは塩辛い食べ物です。なぜなら「保存食として作られたのが始まり」だから。塩を沢山使って加工したほうが、そうでないものよりも長持ちをします。もう少し詳しくスパムの味や中身について見ていきましょう。
スパムの味
スパムの味は、「塩辛いハム」といった感じの味です。冒頭で書いた通り、「Spiced Ham(スパイスドハム)」という言葉が語源ではないかと言われるほどに、塩辛いのです。
元々、スパムが作られたきっかけは、太平洋戦争時のアメリカ軍の保存食でした。
スパムは1937年に誕生していますが、当時戦争の真っ只中。戦地に行ってもアメリカ軍の兵士が元気に活動できるよう、スパムに栄養になる成分をギュッと詰めて、あったのです。
スパムの原材料
スパムの原材料は豚肉、塩、砂糖、水、ジャガイモなどです。豚もも肉を加工して「ハム」に、豚肉をミンチにして「ポーク」として、それぞれの加工品を混ぜ合わせて、塩に漬け込んだものがスパムなのです。
前述した通り、保存食として誕生しているため塩分は多めに染み込まされていて、戦地で疲れた兵士の活力にもなるように考えられています。
塩分控えめのスパムはある?
ただ、既に戦争は終わり、スパムを保存食とする必要はないので、現在では「塩分控えめのスパム」も登場しています。そして、塩分控えめと言ってもある程度の塩は入っているので、かなり塩か辛いです。塩分控えめだからと言って、沢山料理に使わないようにすることがおすすめです。
ちなみに、塩分控えめのスパムが販売されているのは日本だけで、本国アメリカでは存在しません。
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普通のスパムと塩分控えめのスパムの違い
普通のスパムと、塩分控えめスパムではどう違うのでしょうか?簡単に解説しておきましょう。
味
まず、味の違いですが、当たり前のように通常のスパムはとんでもなくしょっぱいのに対し、塩分控えめスパムはマイルドな塩辛さです。塩気の強いハムといった印象を受けます。もし、本場の味で料理を楽しみたいのであれば、通常のスパムを使って、塩辛さが苦手だと思われる方は、塩分控えめのスパムを買えばいいでしょう。
体への影響
通常のスパムと、塩分控えめのスパムの体への影響は多少異なります。通常のスパムは多くの塩分を含んでいるために、量を食べ過ぎると高血圧になってしまう恐れがあります。喉も乾きやすいので、たくさん食べると危険です。
ただ、夏場の汗をかきやすい時などには、手軽に塩分補給が出来るので、おすすめの食品にもなります。一方の塩分控えめのスパムでは、その危険性がかなり下がるといっていいでしょう。とはいえ、塩分控えめでも十分に塩辛いのでご注意ください。
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スパムを美味しく食べる!レシピを解説
スパムを美味しく食べるには、どんなレシピがあるのでしょうか?いくつか調べてきたのでご紹介していきます。
スパムおにぎり
まずは、スパムおにぎりからです。スパムが日常的に食べられている沖縄県ではメジャーな食べ物となっています。スパムおにぎりは、まず薄くスライスしたスパムに、薄く焼き上げた卵焼きを乗せます。その下にご飯を置いて、海苔で巻いて握るだけ。
ポイントとしては、あまり強くご飯を握らない方がおいしく仕上がります。簡単に作れて美味しいので、是非とも作ってみてください。
野菜炒め
次に「野菜炒め」です。野菜炒めは、通常豚バラ肉やベーコンなどを使って作りますが、その代わりにスパムを入れるだけで美味しく仕上がります。スパムにはかなり濃い目の塩気があるため、調味料を少なめにしてもおいしく仕上がります。
仕上げに醤油をサラッとかけて、香ばしさをプラスすると美味しくいただけるでしょう。ポイントとしては、スパムと野菜をしっかり混ぜ合わせて、最後に塩味を確認する事です。通常の野菜炒めよりも味の確認を念入りにしましょう。
天ぷら
最後に、スパムは「天ぷら」にしてもおいしいです。スライスしたスパムをてんぷら粉につけて挙げるだけでもいいですし、ピーマンを半分に切り、その中にスパムを入れ込んで天ぷらにしてもおいしく食べられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事ではアメリカではメジャーな缶詰、スパムについて詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりとまとめてみました。
この記事をまとめると
- スパムは長期保存できるようにしょっぱく仕上げてある
- 塩分控えめのスパムでも、意外と塩辛い
- スパムは元々味が付いているので、料理にも使いやすい
こういった内容でした。もしスパムをスーパーで見かけられた際には、早速購入して、料理に使ってみられてはいかがでしょうか?
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