ハロウィンのシーズンやクリスマスのシーズンになると、とっても色鮮やかな生クリームが乗ったお菓子が販売されて、心がウキウキしませんか!?普段あまり見ることがないが多い生クリームがあしらわれているケーキは、 まさにインスタ映えな一品です。
今回の記事では生クリームに色をつける時の方法、食紅以外で色をつける方法を解説していきたいと思います。
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目次
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食紅ってどんなもの?
食紅とは、食品に色をつけるための色素の事を言い、中に限らずいろんな食用色素のことを指します。
食紅の原料は、色によって様々ですが大きく分けて「人工合成素材」と「天然素材」の種類に分類されます。天然素材は例えば黄色を作るときはくちなしの果実、青色を作るときは口出しを発酵させた果実などの口に入れても問題がなさそうなものから、コチニールと呼ばれる赤い色素を持つ虫など一見するとあまりイメージが良くないものもあります。
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体によくないといわれているが・・・
人工着色料の原料は「タール」といわれる石炭を加工してられる副産物です。これについて様々な健康被害があると報告しているものもありますが、基本的にはタール摂取による推定致死量は200~300gと言われていますので、数滴使う分には全く問題がないと言われています。
また天然素材の食紅を使った場合の推定致死量もタールと同じく200~300gと言われていますので、どちらが良い・悪いということは定められていません。ただし着色料によってはアレルギー反応を誘発するものや発がん性はあるものが発見されています。今ではほとんど使用されていませんが、以下のものは避けた方が良いでしょう。
- 40号:アレルギー誘発
- 102合:アレルギー誘発
- 104号:発がん作用
- 105号:発がん作用
- 106号:発がん作用
<日本では使用が可能だが北欧では禁止されているもの>
- 赤色2号
- 赤色3号
- 赤色102号
- 赤色104号
- 赤色105号
- 赤色106号
- 黄色4号
- 黄色5号
- 緑色3号
- 青色1号
- 青色2号
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食紅を使って色を作ろう!
様々な噂が流れている食紅ですが、現在販売されている食紅では基本的に体に害を与える影響はほとんどないということが分かっていただけたと思います。では食紅を使って様々な色を作る方法について解説していきましょう。
ピンク色の生クリームを作るには
ピンク色の生クリームを作るには様々な方法があります。
- 赤の食紅を少しだけ入れる
- 赤のデコレーション粉糖を使って入れる
- イチゴジャムを使って色をつける
- イチゴパウダーを使う
- イチゴのかき氷シロップを使う
このような方法で生クリームに着色することができます。赤の食紅は水で溶いたものを数滴入れて使います。赤の食紅と言うと真っ赤になるイメージがあるかもしれませんが、量を調節すれば淡いピンクから濃い赤色まで調節が可能ですので自分の好きな色になるように「少しずつ」いれて調節してみてください。
青色の生クリームを作るには
青色の生クリームを作るには以下のような方法があります。
- 青色の食紅を使って色付けする
- 青色のデコレーション粉糖を使って色付ける
- バタフライピー粉末をつかって色付けする
- ブルーハワイのかき氷シロップを使う
- ブルーベリージャムを使う
こちらも食紅は使えば淡い青色から濃い青色まで調節することが可能です。もし食紅を使いたくないのであればバタフライピーと言う青い紅茶の粉末やブルーベリージャムを使えば、青色に仕上げることができます。バタフライピーやブルーベリージャムを使った場合は鮮やかな青というよりは落ち着いた青色になります。
オレンジ色の生クリームを作るには
- オレンジ色の食紅を使って色づけする
- 赤色の植物と黄色の食紅を混ぜて調節する
- アプリコットジャムを使って色付けする
- かぼちゃを使って色づけする
オレンジ色の生クリームは、オレンジ色の食紅を使わなくても2色の別の食紅を組み合わせてもOKです。その他にもアプリコットジャムやカボチャなどのオレンジの色味を持った甘い食材と組み合わせても作ることができます。
緑色の生クリームを作るには
- 緑色の食紅を使って色づけする
- 抹茶を使って色付けする
- 青色と黄色のデコレーション粉糖や食紅を組み合わせる
- ほうれん草パウダーや青汁などを使ってもOK
緑色の生クリームを作る際も様々なもので色付けすることができます。食紅を使うのが最も色鮮やかに仕上がるのですが、抹茶やほうれん草パウダーなどを使ってもOKです。
紫色の生クリームを作るには
- 赤と青の食紅やデコレーション粉糖を組み合わせる
- 紫芋を使って色をつける
- 紫芋パウダーを使って色をつける
紫色はハロウィンのスイーツには欠かせない色ですが、意外と作るのが難しい色でもあります。濃い紫色を作りたいなら食紅の使い、淡い色付けをしたいなら紫芋を使うのがオススメです。
黒色の生クリームを作るには
- ブラックココアパウダーを使う
- 黒ゴマパウダーを使う
黒色の生クリームも、薄いグレーのような色であれば簡単に作ることができますが真っ黒な生クリームは意外と作るのが難しいとされています。おすすめなのはブラックココアパウダーを使うことで、かなり濃い黒色に仕上げることができます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?意外と様々な食材を使って色づけをすることができることが分かっていただけたと思います!色付けする方法は食紅だけでなく、他の方法もあるということを知っておけば、バリエーションが広がると思いますのでぜひチャレンジしてみてください!
この記事をまとめると
- 食紅は体に悪いと言われるが、数滴使用する程度であれば全く問題ない
- 食紅を使用すれば色鮮やかな生クリームを作ることができる
- 他の食材でも色づけすることが可能!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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