芋けんぴがベタベタにならない作り方を解説!家でも簡単に作れるって本当?

芋けんぴといえば、さつまいもからできているカリカリで香ばしさがとても美味しいお菓子ですよね。私も大好きなのでコンビニで見つけてはつい買い物かごに入れてしまいます。

基本的に芋けんぴは市販のものを買うと思いますが、秋のシーズンはサツマイモが市場に出回るので家で作ることもできます。ただしなかなかカリカリの食感を出すのは難しいと言われています。そこで今回は芋けんぴの作り方について解説していきたいと思います。

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芋けんぴってそもそも何?

芋けんぴはサツマイモを揚げたシンプルなお菓子で、コンビニでも販売されている馴染みのある食べ物です。芋けんぴの「けんぴ」とは高知県の郷土菓子のことで固めで歯ごたえがある和菓子のことを言います。 原料であるサツマイモは体に良さそうだけれど揚げているからカロリーが気になる…と一度は考えてしまいますよね。

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芋けんぴの栄養

芋けんぴに含まれる栄養は、サツマイモの代表的な栄養素である食物繊維や、ビタミンB1を始めとするビタミンB群、ミネラル類の一つであるカリウムが含まれています。

  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。

食物繊維によって腸内環境が良くなり、便秘解消や予防に効果を期待することができます。また、芋けんぴには脂質を吸収して排出する働きもあります。

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芋けんぴのカロリー

芋けんぴには食物繊維やカリウムなどの栄養が含まれていることはわかりましたが、一番気になるのはカロリーではないでしょうか?

芋けんぴは製造過程で揚げているため、油を吸っているところが難点です。芋けんぴ「100gあたりのカロリーは約470kcal」です!揚げているだけあってなかなか高めのカロリーですね…!ファミリーマートで販売されている芋けんぴは1袋90gですが、それでも453kcalとお高めです。

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カリカリの芋けんぴを作る方法

材料

  • さつまいも:1本(約400g)
  • 砂糖:大さじ4(グラニュー糖がおすすめだが、上白糖の方がカリカリ感が強い)
  • 水:大さじ1
  • 黒いりごま:少々
  • サラダ油:大さじ2強

作り方手順

  • さつまいもを皮付きのままきれいに水洗いする
  • さつまいもをスティック状に切って5分程度水にさらしておく
  • ザルに上げて乾いたふきんなどで水気をきっておく
  • フライパンにサラダ油とさつまいもを入れてから中火にかける
  • 全体に油がまわりさつまいもに火が通り軽く焼き色が付いたら、油を切りながらさつまいもだけ別皿に取り出す
  • 砂糖と水をフライパンに入れて火にかける
  • 砂糖が沸騰してとろみがついてきたらさつまいもを戻し、全体に絡めながら炒めていく
  • さつまいも同士がくっつかないように優しくかき混ぜる(手早くしないと飴状に固まるので注意)
  • さつまいもにある程度砂糖が絡められたら、クッキングシートの上にさつまいもを移動し、重ならないように整える
  • 黒ごまをふりかけて、常温で冷ませば完成!

このときのポイントはさつまいもあまり太くなりすぎないように切ることです。つまようじ2本分くらいの太さのイメージで切ればOKです。また砂糖を絡めるときは、火を入れすぎると砂糖が濃い茶色になってしまうので、必要以上に色をつけたくない場合は火を止めて手早く絡めるようにしましょう。

クッキングシートの上にさつまいもを移す時は、すぐに固まってしまうのでこちらも手早く作業することが大切です。

ベタベタにならないポイントは?

お店で売られている芋けんぴのようにツルツルな芋けんぴを作るにはいくつかポイントがあります。

先ほどの方法では砂糖と水をフライパンで加熱してからさつまいも加えるのですが、それほど「温度が高くない状態で絡める」とベタベタにならずにお店で販売されているようなツルツルになります。とろみが出てきてすぐぐらいにさつまいもを絡めるようにすればOKです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 芋けんぴのけんぴは高知県の郷土菓子の事をいう
  • カロリーが高いので食べ過ぎには注意しよう
  • 食物繊維やビタミンが豊富に含まれている
  • 家でカリカリの芋けんぴを作る場合は、砂糖の温度が高くないときに絡めるとベタベタしない

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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