秋から冬にかけて店頭で見かける機会の増える山芋。温かいご飯やお蕎麦・お鍋などに入れて、急激な寒さでお疲れ気味の体を元気にしてあげたいですよね。
今回は山芋の中でも、比較的お手軽な価格なのに粘り気が強めの「大和芋」について詳しくご紹介します。
- そもそも「大和芋」ってどんな食材?長芋とはどう違うの?
- 大和芋の栄養素や効能を詳しくご紹介!
- 大和芋の保存期間や保存方法、腐った状態の見分け方やおススメレシピ!
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目次
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大和芋ってどんな野菜?
大和芋は、関東・関西によって「大和芋」と呼ばれたり「つくねいも」「いちょういも」と呼ばれたりされています。そのため、地域によって大和芋の形状や色味などが変わることもあります。
特徴
大和芋は
生でも食べられる?
大和芋はどの形状のものも
大和芋と長芋の違い
大和芋と長芋の最大の違いに
- 大和芋・・・水分量が少なく、粘り気が強い。弾力がありねっとりとした食感。
- 長芋・・・水分量が多く、さらさらとした粘り気。シャキシャキとした食感。
また、販売価格も長芋の方が安価なことが一般的です。
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大和芋の皮に毒性はない?
大和芋などを始め、山芋をすりおろす際に手がチクチクした感じがしたり痒みが出るなどの経験はありませんか?
実は、大和芋などの
皮ごとすりおろして食べられる?
山芋類に含まれる
基本的に山芋は
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大和芋の栄養・効果
大和芋などの山芋は滋養強壮効果の非常に高い食材として知られています。粘り気の強い大和芋は、山芋類の中でもグラム数あたりの食物繊維は豊富など、健康的な生活に欠かせない様々な栄養素が含まれています。
栄養
主に大和芋には
- カリウム
- 銅
- モリブデン
- ビタミンB6
- ビタミンB1
- ビタミンC
- パントテン酸
- ビオチン
- 食物繊維
などの豊富な栄養素が含まれています。
効能・効果
大和芋には、豊富な栄養素が含まれているため様々な体に良い効果に期待できます。
- 消化に良い
- 胃粘膜の保護・免疫力の向上・血糖値上昇の抑制
- むくみ改善効果・高血圧予防
- 疲労回復効果・生殖機能の向上
- 抗酸化作用
などがあり、体を内側から元気にし美しく健康でいられるようにサポートしてくれる食材なのです。
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大和芋の日持ち・保存期間はどのくらい?
ここからは大和芋の保存期間を、保存方法別でご紹介します。
そのまま
大和芋は
- おがくずなどと一緒に保存
- 新聞紙などに包む
などを行い
真空パック
スーパーなどで見かける機会の多い真空パックされた大和芋の場合は
真空パックにされる理由として
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大和芋は腐るとどうなる?
大和芋が腐った状態の場合、以下のような状態になることが多いです。
- 変色(黒~茶色、黄色など)
- どろどろに溶け出している
- かび臭い
- 酸っぱい臭い
- 酸っぱい味わい
よくある
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大和芋の保存方法
大和芋は常温保存も可能ですが、カットされている・使いかけのものなどは基本的に
冷蔵保存
大和芋は
冷凍保存
冷凍保存する場合は
- すりおろす
- 皮つきのまま
- 調理しやすい大きさに切っておく
などの状態が可能ですが、予め調理しやすいように下処理を施しておくと便利です。
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大和芋のおかず・おつまみレシピ
ここからは大和芋を使って美味しく頂けるおススメレシピをご紹介します。
ステーキ
大和芋をカットしたまま・すりおろしたものなどを、焼くだけでホクホク感のある優しい味わいのステーキになります。ご飯のおかずはもちろん、おつまみにも最適ですよ!お肉よりも胃もたれしにくいので、嬉しいですね。
サラダ
サラダに「大和芋のとろろ」や「生の大和芋を細かく刻んだもの」をトッピングすることで、食べ応えのあるサラダに早変わりです。ダイエット中などでも、消化が良く腹持ちも良いのでピッタリですよ。
大和芋×チーズ
大和芋とチーズの相性は抜群に良く、ほくほくねっとり食感×程良い塩味についついお酒が進んでしまうこと間違いなしです。とろろの苦手なお子さんでも、これならパクパク食べてくれた!といった体験談も多いのでおススメです。
ふわふわ焼き
人気のスキレットなどを使用して、小麦粉不使用で調理が簡単な「大和芋のふわふわ焼き」はアレルギー食にも最適です。長芋比べて、小麦粉を使用しなくてもしっかりとふわふわになるので満足度がありますよ。
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まとめ
この記事をまとめると
- 大和芋は奈良県の伝統野菜「大和野菜」の1つに認定されていて10月~11月頃から収穫される滋養強壮効果の高い山芋。
- 生食可能で、長芋に比べて水分量が少なく粘り気が強い。販売価格も少し高値な場合が多い。
- 大和芋は常温・冷蔵・冷凍の保存が可能で、正しい保存方法で約1ヶ月の保存が可能。使いかけ、カットされたものは切口から鮮度が落ちていきやすいので早めに食べ切る方がベター。
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