妊娠中(妊婦)でもガムを噛んでもいい?キシリトールに副作用はある?

妊娠中の食事には食べても良いもの･控えた方が良いものがありますが、“ガム”は妊婦さんが噛んでも大丈夫なのでしょうか？妊娠中にガムを飲む危険性の有無に解説いたします。

これらのテーマについて紹介いたします。

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ガムってどんなもの？

“ガム”は、ガムベースに甘味料などで味をつけたお菓子の総称です。ガムベースとはガムを噛んだ後に残るものを指す言葉で、樹木から採れるものを原料として作られています。

虫歯予防に効果があるといわれるキシリトールも、甘味料の一つです。また、爽やかな味わいを出すために、ペパーミントなどの香料も使用されています。

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ガムは妊娠中に噛んでも大丈夫？

ガムは妊娠中に噛んでも大丈夫ですが、摂りすぎはあまりよくありません。その理由には、ガムが含む添加物、糖分などがあります。まずは添加物と糖分の危険性について見てみましょう。

ガムの添加物

ガムの成分には、「アセスルファムK」や「アスパルテーム」という人工甘味料が使用されています。これらの甘味料には、体に影響があると言われています。

人工的に作られたものとはいえ、アセスルファムKの砂糖の200倍もの甘さにはびっくりしませんか？

「アセスルファムKは体への影響はない」と言われていますが、人工甘味料には発がん性があるとして指摘されることもあります。砂糖の200倍もの甘さを持つ甘味料ですから、何かしらの影響があると考えるのはおかしくないでしょう。過去には発がん性が認められて使用禁止となった人工甘味料もあるので、危険性はゼロとは言い切れません。

アスパルテームに関しては、 頭痛、脳障害、心臓発作、知能低下などの副作用があるものとして危険視されている添加物 です。主に神経系に悪影響があると言われています。

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糖分による妊娠糖尿病

ガムには糖分が豊富に含まれています。妊娠前は糖尿病を持っていなくても、妊娠期間中に糖分をたくさん摂ると糖尿病を発症することがあり、『妊娠糖尿病』と呼ばれています。より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性があります。

キシリトールガムは妊婦でもOK？

キシリトールガムは虫歯予防に効果のあるガムとして販売されていますが、妊娠中でも噛むことができます◎ しかし、キシリトールガムにも人工甘味料などによる糖分が多く含まれているため、噛みすぎには注意しましょう。

キシリトールガムの副作用

キシリトールガムを噛みすぎると、便秘や下痢を引き起こす場合があります。ガムに含まれるガムベースがお腹の中で完全に消化されないことが原因です。

妊娠中に下痢を繰り返すと子宮収縮を起こす可能性もあるため、まだ安定していない妊娠初期にはたくさん噛むのは控えた方が安全と言えます。子宮収縮は酷い場合、流産や早産となることもあるので注意しましょう。

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1日何粒までなら大丈夫？

妊娠中にガムを噛む際は、体の調子を見ながら１日5〜6粒までに抑えるようにしましょう。つわり中は食欲がなく、ガムなら噛める…！という方もいるかもしれませんが、ガムには栄養が含まれているわけではないので、できるだけ食事から栄養を摂るようにしましょう。

妊娠中に食べたい食材･控えたい食材･食べてはいけない食材60選まとめ

妊娠中にどの食材を食べればよいのか？どの食材を控えれば良いのか？というのは非常に気になるところです。代表的な60食材でまとめました。

妊娠中に積極的に摂りたい食材

妊娠中に積極的に摂りたい食材には、どんなものがあるのでしょうか？その食材が含む、妊娠中に摂りたい栄養素とあわせてチェックしてみましょう！

妊娠前から必要と言われている葉酸やビタミン類、妊娠中に不足しがちな食物繊維やカルシウムなどのミネラル類を補える食材には、上記のようなものがあります。
これらの食材を妊娠中の食事にバランス良く加えることで、ママの体や胎児の発育に良い効果をもたらします。妊娠中は食べ物の嗜好が変化することもありますが、できる範囲で色々な食材を食べるようにしましょう！

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妊娠中に少量に控えたい食材

妊娠中の食事は栄養素のバランスが大切ですが、中には控えておくべき食べ物がいくつかあります。食中毒リスクや、食べると胎盤を通じて胎児に届き、成長に悪影響を及ぼすものなど様々です。妊娠中に控えたい食材について、確認していきましょう。

食中毒や感染症のリスクのあるもの

メチル水銀を含むもの

ヨウ素・ヒ素を含む食べ物

カフェインを含む飲み物

カフェインを含む主な飲み物と、100mlあたりのカフェイン量は下記となります。

糖分を多く含むお菓子やジュース

糖分を多く含むお菓子や、甘いジュースなども妊娠中には控えたい食べ物です。甘いものを過剰摂取することで、妊娠前は糖尿病を持っていなくても妊娠期間中に糖尿病を発症することがあり、『妊娠糖尿病』と呼ばれています。
より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性があります。

ビタミンAを多く含む食べ物(妊娠初期)

“動物性ビタミンA”を妊娠初期に摂取し過ぎると、胎児の形成異常の原因となると言われています。ビタミンAを多く含む食べ物には、下記のようなものがあります。

塩分を多く含む食べ物

妊娠中に塩分を過剰摂取すると、『妊娠高血圧症候群』という病気になることもあります。この病気を発症する確率は、妊婦さん20人に対し1人と言われており、妊娠中の食生活が原因で引き起こされます。
妊娠34週(妊娠9ヶ月)未満で引き起こした場合は重症化リスクが高く、胎児発育不全(赤ちゃんが育たない)･常位胎盤早期剥離(赤ちゃんに酸素が届かない)･胎児機能不全(赤ちゃんの状態悪化)となる可能性があります。酷い場合は胎児の命に関わることもあるので、食事には注意が必要なのです。

妊娠中に食べてはいけない食べもの

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まとめ

ガムは妊婦さんでも噛むことができるお菓子ですが、添加物や糖分が多いのでできれば避けたいものでもあります。量に注意しながら噛むようにしてみてくださいね。

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