料理をするにあたってなくてはならない調味料として「お酢」がありますよね。皆さんはお酢にたくさんの種類があるということはご存知だと思います。例えば寿司酢や穀物酢、黒酢など日本製のお酢だったり、ビネガー、バルサミコ酢などの海外製のお酢もあります。
今回の記事ではお酢の種類はどれくらいあるのか、それぞれの特徴、黒酢とバルサミコ酢は代用品として使うことができるのかについて解説していきたいと思います。
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目次
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酢ってどんな調味料?
酢は果実や穀物を原料とし、アルコール発酵させた後、酢酸発酵させた液体調味料のことを言います。主成分は酢酸(さくさん)です。酢を作るためには熟成期間が設けられます。熟成期間は数ヶ月、長いと数年もの間寝かせて作る酢もあります。長い年月熟成させると、濃厚で芳醇な酢ができます。 例えば、ぶどうが原料のバルサミコ酢は、まるでワインのように20数年熟成させたりもします。
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酢にはどんな種類がある?
スーパーで酢を選んでいると、様々な酢が並んでいるのに気づきます。酢にはどのような種類があり、どう使い分けたら良いのでしょうか?こちらで詳しく見てみましょう!
基本の酢は5種類
普段の料理でよく使う5種の酢を詳しく解説します!
- 穀物酢・・・穀物酢はその名の通り、米・小麦・酒粕・コーンなどの穀物を原材料として作られているお酢です。さっぱりとした酸味と酢のツンとした香りが特徴的です。オールマイティーに使え、和洋中問わずとお料理全般で活躍してくれます。
- すし酢・・・酢に砂糖や塩を加えて作られた調理酢で、酢飯を作る時に使う酢です。酢の物やサラダにもそのまま使えます。
- 米酢・・・米を原料として作ったまろやかな酢です。お寿司を作るときや、合わせ酢、ドレッシング、酢の物などに合います。甘みと旨味があり、和食にとても良く合います。
- 黒酢・・・玄米や精米度の低い米、大麦を原料として醸造して作る酢です。糖とアミノ酸が反応してできた色素により、黒っぽい色をしています。普通の酢よりもまろやかで、香り高いのが特徴です。炒め物やあんかけ、煮込み料理など、黒酢の甘みとコクを活かした料理に最適です。
- りんご酢・・・りんごの果汁をアルコール発酵させて、さらに酢酸発酵させて作る酢です。アップルビネガー、シダービネガーとも呼ばれます。そのまま飲み物に入れたり、ピクルスに入れたりして使います。
酢の基本5種をご紹介しました。それぞれ色・香り・味の特徴を活かして様々な料理に使われています。
少し珍しい海外の酢
次に、持っていると料理の幅がグッと広がるビネガー・バルサミコ酢についてご紹介します。
- 白ワインビネガー・・・ワインビネガーとは、ぶどう果汁から造られる酢です。ぶどう果汁をアルコール発酵させた後、酢酸菌で発酵させることで酢になります。白ワインから造ると白ワインビネガーになります。香りはりんごやレモンのようにフルーティーなのが特徴です。クセがなく、野菜やカルパッチョなどの魚料理に合います。普段の米酢や穀物酢の代用としても使えます。
- 赤ワインビネガー・・・赤ワインビネガーもワインビネガーの一種です。白ワインビネガーよりも果実感があり、コクがあります。肉料理に合い、少量でもインパクトのある味になります。
- バルサミコ酢・・・バルサミコ酢は色が濃く、濃厚な味わいで甘酸っぱいのが特徴です。ドレッシングはもちろん、煮詰めてたソースを作ることもできます。熟成期間によって味が異なり、3~5年から、10~20年以上熟成させたものもあります。値段も比例して高くなるので、普段使いには熟成期間が短いものがオススメです。
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バルサミコ酢の代わりに黒酢は使えるの?
ここまでは様々なお酢の種類について解説してきました。この中で珍しい海外のお酢としてバルサミコ酢というものを紹介しました。バルサミコ酢は肉料理に使うと味わいが深くなったり、サラダにそのままかけて風味を楽しむことのできるとても便利なアイテムです。
ですがなかなか手に入りにくいというのもバルサミコ酢の特徴です。日本にあるお酢で、バルサミコ酢に似ている黒酢は代用品として使うことができるのでしょうか。
黒酢で代用が可能!
バルサミコ酢の特徴として非常に香り高いというところが挙げられます。そもそもバルサミコ酢のバルサミコというのは「香りが高い」という意味なんですよ!そんなバルサミコ酢ですが、日本の黒酢でもバルサミコ酢の代わりにすることができます。逆に黒酢がない時もバルサミコ酢を代わりに使うことができますよ!
黒酢とバルサミコ酢の違いを簡単に説明すると、黒酢もバルサミコ酢も香りが高いところは一緒ですが黒酢の方が酸味が強く、バルサミコ酢はやや酸味が少な目です。
代用として使うなら
なのでバルサミコ酢の代わりに黒酢を使うなら量を少なめにすること、黒酢の代わりにバルサミコ酢を使うなら少し多めに入れることを意識すればお互いに代用品として使うことができます。ただ香り高いところは似ていますが、やはり味わいは大きく異なりますので可能であればレシピ通りのお酢を使っていただきたいですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- お酢は日本製のものだけでなく海外で作られたものもたくさんある
- それぞれの特徴があるので使い分けよう
- バルサミコ酢と黒酢はそれぞれ代用品として使うことができる
- 黒酢の方が酸味が強いので入れ過ぎには注意しよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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