バナナは、スーパーで比較的安価に手に入るため日本で最も食べられている果物です。栄養価が高く、バランスよく栄養が摂れるためバナナをダイエットに使用している方もいるのではないでしょうか?意外と知られていないのが、バナナが脂肪肝になる原因です。その理由や肝臓が脂肪をため込みやすい食品について解説していきます。
今回は
- バナナの栄養とは
- バナナは肝臓に悪いって本当?
- バナナは1日何本が目安?
- バナナと相性の良いたべものとは?
- 肝臓に良い食べ物・悪い食べ物には何がある?
スポンサードリンク
目次
|
|
バナナの栄養と効果
バナナに含まれる栄養素
バナナに含まれる栄養素をご紹介します。
- カリウム
- 食物繊維
- 糖質
- ビタミンB群
- ポリフェノール類
- アミノ酸
などがバランスよく豊富に含まれています。
期待できる効果
バナナは様々な栄養素が含まれているため、美肌効果や貧血予防、熱中症予防、便秘予防などの効果があります。他にもカリウムが多く含まれているため、高血圧やむくみを解消してくれます。
また、血糖値の上昇を緩やかにし、脂肪をため込むのを防いでくれます。そのため、ダイエットにおすすめの食材です。
スポンサードリンク
バナナは肝臓に悪いって本当?
脂肪肝とは?
脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪や余分な栄養が蓄積した状態です。正常時は、肝臓に5%程度の脂肪がありますが、脂肪肝の方は肝臓の脂肪が30%以上になり膨れ上がってしまいます。
肝臓は、脂質代謝を行う臓器です。脂質や糖質の摂りすぎによって起こります。そのため、肥満の方や糖尿病の方に起こることが多いです。BMI指数が30以上になると注意が必要になります。脂肪肝の初期の症状としては、ほとんどありません。
バナナは脂肪肝に影響がある?
バナナは糖質が多いため脂肪肝の原因になる可能性があります。一度に大量に食べてしまうと、脂肪をため込んでしまうため、食べすぎてしまうのは注意が必要です。
一方で、脂肪肝を予防する効果があります。バナナは脂質代謝を助けてくれるビタミンB6を含んでいます。その結果、摂取した脂肪を燃焼してくれるため、脂肪肝の予防効果があるのです。バナナは、脂肪肝の予防にもなりますが、脂肪肝の原因にもなります。摂りすぎないように適量を心がけていきましょう。
スポンサードリンク
バナナは1日何本が目安?
バナナの1日の目安量は、1~2本です。1本100g程度になります。果物の摂取量の目標量は1日200g程度になるので、他の果物を食べる場合は量を調節していきましょう。
バナナを食べる時間帯は?
バナナを食べるおすすめの時間帯は、朝食や間食のおやつの時間です。糖質が多いため、夜に食べると血糖値が上昇しやすくなります。そのため、朝と間食時間にバナナを食べることがおすすめなのです。
スポンサードリンク
バナナと相性の良い食べ物とは?
ヨーグルト
バナナと相性の良い食べ物は、ヨーグルトです。バナナには、腸内環境を整える食物繊維やオリゴ糖が含まれています。そのため、ヨーグルトに含まれる善玉菌を腸に届けてくれる食物繊維や善玉菌のえさとなるオリゴ糖と相性がとても良いです。
豆乳や牛乳
豆乳や牛乳を入れてバナナスムージーにするのもおすすめです。バナナに不足するたんぱく質やカルシウムが補えます。反対に、オートミールにはビタミンB群が不足しているので栄養のバランスをそれぞれ補ってくれます。
オートミール
オートミールには、バナナに不足するたんぱく質や鉄、カルシウムなどが豊富に含まれています。反対に、オートミールにはビタミンB群が不足しているので栄養のバランスをそれぞれ補ってくれます。
オートミール入りのバナナパンケーキやマフィンなどおやつにするとおいしく食べられます。
キウイ
バナナはキウイとの相性も良いです。バナナとキウイを食べることによって、バナナのアミノ酸とキウイのクエン酸を摂ることができます。疲労回復、ストレス改善効果が期待できます。
スポンサードリンク
肝臓に良い食べ物・悪い食べ物には何がある?
肝臓に良い食べ物
肝臓に良い食べ物は、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、食物繊維を多く含む食材です。これらの栄養素は肝臓を動かす貴重なエネルギー源となる成分です。そのため、厳しい食事制限で、ダイエットを行っている方は要注意です。栄養素が不足することで、脂肪を代謝することができず、肝臓に脂肪をためこんでしまうからです。
- トマト
- ほうれん草
- ブロッコリー
- 赤身の肉、魚
- 海藻
- 貝類
- 海藻類
- キノコ類
- 大豆類
などバランスよく食べることがおすすめです。
肝臓に悪い食べ物
また、肝臓に悪い食べ物をご紹介します。
- アルコール
- 糖質の多い食べ物
- お菓子
- ジュース
- 果物
- 脂質の多いもの
です。太っていなくても、ビタミンやミネラルが不足し、糖質や脂質が多い食品ばかり食べていると脂肪肝になるおそれがあるので注意していきましょう。
スポンサードリンク
まとめ
今回はバナナについてご紹介しました。
この記事をまとめると
- バナナは、栄養価が高く栄養のバランスが良い食べ物である。
- 脂質の代謝を促すビタミンB6などが含まれる。
- 糖質が多いため、摂りすぎには要注意である。
- 摂取目安量は1日1~2本。
とのことでした。バナナは栄養価が高いです。血糖値の上昇が緩やかなため、おやつなどの補食におすすめの食べ物です。適切な量を意識しながら、小腹が空いたときに摂取していきましょう。
スポンサードリンク