メバチマグロはまずいって本当なの?高級なマグロと安価なマグロの違いって?

皆さんはマグロはお好きですか？脂の乗ったトロやとても食べやすい中落ちなど、様々な部位を食べることができる食材ですよね。マグロの赤身には旨味が詰まっており、お寿司にしても丼にしても何にしても美味しいとして日本人に愛されています。

そんなマグロですが実はかなりたくさんの種類があるということをご存知ですか？今回の記事ではマグロの主な種類はどんなものがあるのか、その中でも「メバチマグロ」について解説していきたいと思います。

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メバチマグロってどんな食材？

メバチマグロ（目鉢鮪）は全世界の熱帯・温帯海域に広く生息するスズキ目サバ科マグロ族に分類される魚です。目がパッチリしていることからこの名前が付きました。全長250cm、体重210kg程で中型のマグロです。体型は太い紡錘形でマグロの中で最も体高が高くずんぐりしているのが特徴的です。乱獲によって個体数は減少しており、絶滅危惧種Ⅱ類とされました。身は赤くて柔らかくトロの部分はクロマグロより少ないです。

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メバチマグロ以外の主なマグロの種類

メバチマグロ以外にもマクロはたくさんの種類があります。以下に簡単にまとめてみます。

クロマグロ

クロマグロは別名「本マグロ」として知られるマグロです。主に北半球に生息しており体長は最大で約3メートルにもなります。マグロの中でも最高級品であり、海の黒いダイヤとも言われています。

他のマグロに比べてしっかりとしたコクがあり、もっとも脂ののった大トロは口の中でとろけるような美味しさを保ちます。脂と赤身のバランスがとてもよい中トロはとても食べやすく子供から大人まで人気のある部位です。ちなみに大トロが取れるのはクロマグロとミナミマグロだけと言われています。

ミナミマグロ

ミナミマグロは別名インドマグロ、ゴウシュウマグロ、バチマグロと呼ばれています。クロマグロとは真逆で南半球だけに生息するマグロです。体長は約2.2メートルとクロマグロよりも小さめですが肉質が優れており、高級マグロとして取引されることが多いです。クロマグロに比べるとミナミマグロは酸味と甘みが強く、トロと他の部位との境界がはっきり分かれているところが特徴的です。

キハダマグロ

昔から九州や高知、三重県が産地であり関東でよく食べられているマグロです。まぐろ類の中では資源量が最も多いので、専業として販売されたり加工品として大量に市場に出回っています。冷凍品はかなり手頃な価格で手に入れることができますが、生のキハダマグロは少し高めです。

赤身の発色が弱くピンク色をしており、脂が少なく全体的にあっさりした美味しさを持っています。

ビンナガマグロ

ビンナガマグロはビンチョウマグロやトンボとも呼ばれるマグロです。とても脂が乗っているのでビントロとして有名ですよね。熱海の色は薄くあっさりとして鶏肉のような味であるため、主に缶詰などに加工されているものはビンナガマグロです。

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メバチマグロはまずいって噂が・・・

メバチマグロを調べてみると、メバチマグロはまずいという声がいくつか見られました。メバチマグロはそんなにまずいのでしょうか。様々調べてみたところ、メバチマグロは高級なクロマグロやミナミマグロに次いで高価であるものの、その上位の2種類のマグロに比べて味が少し劣るということからまずいと言われるようになったことがわかります。

むしろメバチマグロよりも安いビンナガマグロやキハダマグロよりは、だいぶ味も濃く脂も乗っているのでおいしいと言えます。クロマグロやミナミマグロよりも脂が少なく、物足りなさはありますが高級なマグロ安価なマグロなどの全体で見るととてもバランスが良く、手頃に仕入れられるマグロと言えそうです。

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マグロは絶滅の恐れがある

たくさんのマグロの種類を紹介しました。現在ではお寿司や刺身、または釣りのターゲットとしても高い人気を保っているマグロですが、クロマグロやミナミマグロ、メバチマグロなどは絶滅が危惧される種類であることも忘れてはいけません。

産卵前や幼魚を問わずに収穫してしまうまき網漁などのマグロ漁は世界的な問題としても取り上げられています。今後もしかしたら美味しいマグロが食べられなくなってしまう日も近いかもしれません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか？メバチマグロを始めマグロには様々な種類がおり、それぞれが全く違った特徴を持つことがわかりましたね。美味しいマグロを美味しい食べ方で食べて頂きたいので是非このマグロの種類や美味しさを覚えておいて、調理に生かしてみてください。

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。