ホワイトマッシュルームは生で食べることができるって本当?生で食べるときの注意点

ふわふわしていて程よく味が染み込んだマッシュルームはとても美味しい食材ですよね。マッシュルームは特にイタリア料理のパスタなどによく使われる事が多いのですが、その味が染み込みやすい特性から和食との相性もとても良いきのこです。

そんなマッシュルームですが他のきのこ類に比べて、意外と調理に使ったことが少ないといった人も多いのではないでしょうか。なので扱いに少し困ってしまう人もいるはずです。

今回の記事ではマッシュルームとはどのような食材なのか、生で食べることができるのか、栄養や効果効能、生で食べる時の注意点について解説していきたいと思います。

スポンサードリンク

マッシュルームとは？

マッシュルームの歴史は古く、古代ギリシャや古代ローマ時代には自生していたものを食用として食べていたと言われています。人工的な栽培は17世紀にフランスのパリで始まり、日本には明治時代初期に伝来しました。日本での栽培が始まったのは大正時代で、そこから徐々にマッシュルームが日本に普及します。

代表的なものは白いホワイトマッシュルームですが、ブラウン種やオフホワイト種といった種類があります。収穫されるのはカサが開く前の球体のものですが、かさが開いて10cm〜15cmくらいのものも食べることができます

スポンサードリンク

マッシュルームの主な栄養素と効果

マッシュルームの栄養素とは？

マッシュルームは他のきのこ類と同じように、ビタミン類・食物繊維を含みます。特にビタミンB群のひとつであるパントテン酸を多く含んでいます。

マッシュルームを食べることによって得られる効果とは？

マッシュルームに含まれるパントテン酸は、善玉コレステロールを増加させたり、ストレスに強い免疫抗体を作る働きがあります。

＜マッシュルームを食べると得られる効果＞

スポンサードリンク

マッシュルームは生で食べることができるって本当？

マッシュルームは、「生で食べることができるきのこ」です。椎茸・しめじ・えのきなどには、きのこ特有の「ホルムアルデヒド」や「シアン化合物」といった食中毒成分がが付着しているため、生焼けで食べると腹痛・下痢・吐き気といった症状が出ることがあります。

しかし、マッシュルームはこれらの食中毒成分はない例外中の例外なきのこのため、食べても危険性や食中毒はないのです。

妊娠中は加熱したほうが安心

しかし、妊娠中は生で食べない方が安全です。マッシュルームに食中毒成分や含まれていませんが、妊娠中は免疫力が下がっているため、マッシュルームに付着している雑菌で体調不良を起こす可能性があります。妊娠中は薬が自由に飲めない上、赤ちゃんに影響が出ることもありますので、生のマッシュルームは食べない方が良いでしょう。

スポンサードリンク

生のマッシュルームは「鮮度」を見よう

生で食べることができるきのこであるマッシュルームなのですが、実際に生食できるのは鮮度が良いものだけです。

甘食できるかどうかの見分け方は「ひっくり返して傘が開いていない状態」は食べることができます。傘がしっかりと閉じていて中の黒い部分が見えないものを選ぶと良いでしょう。

マッシュルームにはクセのないホワイトとクセがあって味が濃いブラウンの2種類がありますが、生で食べるならホワイトマッシュルームがおすすめです。

生のマッシュルームの食べ方

マッシュルームを生で食べたいのであれば「水洗いは厳禁」です。汚れがついていたらペーパータオルなどでしっかりと拭き取っておきましょう。そうして水洗いがダメなのかと言うと、マッシュルームは水を吸い込みやすい特性を持っていますので風味や食感が失われてしまうからです。

キッチンペーパーで汚れを拭き取ったらマッシュルームの石づきの端の部分を軽く切り落とし、ちょうどいいサイズにマッシュルームをカットしたら完成です。マッシュルームは切り口が変色しやすいので、カットしたらすぐにレモン汁をかけておくと綺麗なまま見た目を保存することができます。

スポンサードリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか？マッシュルームは他のキノコにはない面白い特性があるということがわかりましたね。生のキノコを食べるというのはあまり経験できないことだと思いますので、是非一度生のマッシュルームを食べてみてください！生のマッシュルームを使ったレシピはたくさんありますので、是非一度調べてみて好みのものを選んで調理してみてくださいね！

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

スポンサードリンク