皆さんはヨーグルトはよく食べますか?腸内の環境を整えてくれる代表的な食材として非常に有名なヨーグルトですが、その中でもどんな味付けにも合うプレーンヨーグルトは、ダイエット中でも罪悪感なく食べることができてとても優秀な食材ですよね。最近の発酵食品ブームでさらにヨーグルトが注目を集めています。
今回の記事ではプレーンヨーグルトとはどのようなヨーグルトなのか、ヨーグルトに含まれる栄養成分や、保存期間などを解説していきたいと思います。
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目次
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プレーンヨーグルトとはどんなヨーグルト?
プレーンヨーグルトは味つけをせずに牛乳を発酵させただけの、生のヨーグルトのことをいいます。パッケージには「無糖」「プレーン」「砂糖不使用」などの表示や、プレーンヨーグルトには脂肪が含まれているのでカロリーがあり「低糖質」の表示などがされています。販売時に砂糖の付属品がついているタイプもあり、そのまま食べると甘酸っぱく感じられるのが特徴的なヨーグルトです。
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ヨーグルトは製法の違いによる名前が変わる
ヨーグルトは製法の違いにより、5つのタイプに分けることができます。
- プレーンヨーグルト:砂糖などの副原料が加えられていないシンプルなヨーグルト
- ハードヨーグルト:寒天やゼラチンなどで固めたタイプ。砂糖、また果汁、香料なども加えられていることもある
- ドリンクヨーグルト:ヨーグルトを攪拌(かくはん)し、砂糖や果汁などを加えて飲みやすくしたもの
- ソフトヨーグルト:フルーツなどを加え、デザート風にしたもの
- フローズンヨーグルト:ヨーグルトをアイスクリームのように凍らせたもの
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ヨーグルトに含まれる成分とは?
ヨーグルトに含まれているものといえばやっぱり「乳酸菌」ですよね。乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれます。乳酸菌は糖類を分解して多量の乳酸を作り出す菌の総称です。ヨーグルトに使われている主な乳酸菌は、ブルガリア菌・ビフィズス菌・ラブレ菌などがあります。
- ビフィズス菌:ビフィズス菌は、腸に存在し、増殖することで、腸内環境を整えて、免疫力を高めたり蠕動運動を促進させます。正常な排便を促し、便秘や下痢と言った便の排出が上手く行かない腸の不調な症状を改善する働きを持っています。
- ブルガリア菌:ブルガリア菌は、ブルガリアヨーグルトで有名なブルガリアの名前がついた乳酸菌です。牛乳の乳糖を乳酸に変える働きを持っています。体内の腸内環境のHP調整をし、善玉菌が増えやすい環境にする他整腸作用があります。
- ラブレ菌:ラブレ菌は、善玉菌の中でも強く、食事によって摂取した菌が腸に到達できる耐性を持っています。胃を通過して腸管に届くその増殖力と強さで、腸管内での増殖スピードが強く悪玉菌が増えにくい環境を作ることに向いています。免疫力を上げる効果が特に強いのが特徴です。
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腸内がきれいになると・・・?
様々な乳酸菌が腸内環境をきれいに整えてくれるということはわかっていただけたと思いますが、腸内環境が綺麗になると一体どのようなメリットがあるのかというのを具体的に知っている人はあまりいないのではないでしょうか。腸内環境が整うとどのようなメリットがあるのか少し解説していきます。
腸内環境と美肌の関係
腸内環境が見られると肌が荒れる、といった経験はありませんか?これまでに経験したことはなくても耳にしたことはあるのではないでしょうか。
たとえば腸内環境が悪くなり、腸の動きが鈍くなってしまうと便秘になってしまいます。そうすると腸内に食べ物を腐らせる悪玉菌が増えて、その悪玉菌が有毒なガスや体に有毒な活性酸素を発生させてしまいます。
この有毒ガスや活性酸素は血液を通して全身に運ばれて、末端組織である肌に影響してくるのです。肌の新陳代謝を遅らせたり、吹き出物やしわ・シミ、たるみなどの症状につながってしまいます。腸内環境の乱れ=肌の乱れとはこのような流れでつながっているのです。
腸内がきれいになると気持ちも明るくなる
腸には消化管の機能を調整する複雑な神経系があるということが分かっています。ですので腸内と神経は密接に関係しており、下痢や便秘などが生じると神経を通して脳の活動が悪くなったり、逆にストレスを抱えてしまうと腸内の動きが悪くなってしまうなどお互いに相互の関係を持っています。
ヨーグルトを食べることで腸内環境が綺麗になると、腸からの悪い影響を受けなくなります。そうすると全体的なストレスが減り明るい気持ちで毎日を送ることができるようになります。
お腹だけの問題じゃなかった!
腸内環境と様々な体の関係がわかっていただけたでしょうか。腸内環境が整うとお腹の問題が減るだけでなく、肌がきれいになったり、ストレスを感じにくくなったりするなど様々な良い影響があるんですね!
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ヨーグルトの保存期間
では最後にヨーグルトの保存期間について解説していきたいと思います。
保存期間の目安は?
- 未開封…約1週間
- 開封済…約2日
よく誤解されがちですがヨーグルトに設定されているのは賞味期限ではなく「消費期限」です。消費期限は比較的日持ちのしない食材に付けられている期限であり、それを超えてしまうと食べることができなくなってしまう期限の事を言います。ヨーグルトは未開封の場合の期限は大抵1週間ほどです。開封後は2日間を目安に消費するようにしましょう。
保存方法は?
ヨーグルトの保存方法は、みなさんもご存知の通り冷蔵庫保存になります。ちょっとした時間室内に置いておくのも腐敗の原因となりますので、冷蔵庫に入れておきましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?ヨーグルトは非常に優秀な乳酸菌をダイレクトに摂取することができる素晴らしい食材です。最近では乳酸菌を使った発酵食品などの食材が改めて注目を集めており、様々な食べ方も研究されています。ヨーグルトに含まれている乳酸菌の種類も、より効率的に体に作用するように研究が進められていますので、今後の情報を待ちたいところですね!
この記事をまとめると
- ヨーグルトは製法によって名前が異なる
- ヨーグルトには様々な乳酸菌が含まれている
- 乳酸菌を摂ることはお腹の調子を整えるだけでなく肌やストレスの問題を解決してくれる
- ヨーグルトは賞味期限ではなく消費期限が決められ、保存期間はかなり短いので注意しよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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