皆さんは鶴首かぼちゃという細長い品種のかぼちゃをご存知ですか?本当にかぼちゃなのか疑ってしまうくらい細長いシルエットで、かぼちゃというよりもひょうたんに近いような形をしている面白い食材です。
今回の記事では鶴首かぼちゃとはどのような食材なのか、旬の時期や収穫時期、見た目や特徴、料理方法、追熟方法などを解説していきたいと思います。
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目次
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鶴首かぼちゃってどんなカボチャ?
鶴首かぼちゃは日本かぼちゃの一種です。名前の通り鶴の首のような見た目のためのかぼちゃで、日本では古くから愛知県で栽培され、「伝統野菜」として親しまれています。
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鶴首かぼちゃのスーパーでの値段相場はどのくらい?
鶴首かぼちゃは珍しい品種ですので、近くのスーパーなどで販売されている確率は低いでしょう。愛知県などの地元の方ではよく見かけるようです。販売しているところでは1個250円ほどで購入することができます。
味や見た目のほかとの違いは?
特徴はやはり鶴の首のような見た目、上の細い部分と下の丸い部分で味が変化するところです。上部は種が無いので食べられる部分が多い部分です。水分が多いのも上の方で、下部は種があるので食べる箇所は少ないですが、水分は上と比べると少なめです。
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鶴首かぼちゃの生産地や旬の時期、収穫時期は?
愛知県で主に栽培されている鶴首かぼちゃは水分も多いので収穫時期も暑い時期です。7月~8月が旬となっており、寒さに弱いため冬には出回りません。
鶴首かぼちゃの栽培方法は?
最近は家庭菜園がブームとなっていますが、鶴首かぼちゃも自己栽培も可能です。ただし珍しい品種のため種の入手も難しく、ネットで販売されているサイトもいくつかありましたが完売となっていることが多いんですよね。寒さに弱いので東北地方などの寒冷地では栽培が難しいかもしれませんが、工夫によっては育てることもできると思います。チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね!
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鶴首かぼちゃは追熟させるのがおすすめ?
普通のカボチャですとスーパーで購入してきたらそのまま料理に使うことができるのですが、鶴首かぼちゃは購入したら少し追熟させるのがおすすめです。
どのくらい追熟させれば良いかと言うと「外側の皮が緑色から茶色に変化するぐらい」ですね。つい述するまでは冷暗所で常温で保存しておくのが良いですね。大体このくらいの変化までには約1か月ほどかかるとも言われています。
外側の皮が茶色に変化した鶴首かぼちゃは砂糖をくわえたわけでもないのにとても濃厚な甘さになります。追熟させて甘味がましたかぼちゃはポタージュスープやかぼちゃの揚げ物などに使うのがとてもおススメです。
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鶴首かぼちゃはこうやって食べよう!
ひょうたんのような形をした鶴首かぼちゃを使った、おすすめの料理をいくつかご紹介いたします。まずは食べ方のコツを見てみましょう。
部位によって使い分けるとGOOD!
鶴首かぼちゃは部位によって水分量が異なるので、全く違った食感になります。水分が多い上の部分は煮物やソテーに、下の部分はそのまま蒸かしてシンプルにと、鶴首かぼちゃは上と下でも違った楽しみ方ができますよ!鶴首かぼちゃは一つ一つがかなり大きいので、ひとつ購入するだけで何品もの料理が作れるのも良いポイントです。
ポタージュ
先ほども紹介しましたが熟した鶴首かぼちゃはポタージュスープにするのがおすすめです。粘性と味が普通のカボチャに比べて強く、繊維質も少ないので裏ごしがしやすいのも良いポイントですね。追熟させた甘味が強いものに関しては砂糖を使わずに自然の甘味だけでおいしいポタージュができてしまいます。
プリン
濃厚な味と繊維質が少ないことから、鶴首かぼちゃはプリン作りにも向いています。繊維質がなく舌触りが良いのでとても美味しいプリンが作れます。こちらも追熟させた場合は砂糖を控えめにして作ることができ、素材本来の味を楽しむことができますよ!
チーズとあわせて
熟した鶴首かぼちゃにはチーズをのせて、そのままスイーツとして食べることもできます。チーズの塩気と鶴首かぼちゃの甘味がとてもバランスよく、子供から大人まで楽しめます。チーズをのせてそのままシンプルに食べても良し、チキンと合わせてグラタンにしても良しです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?鶴首かぼちゃは通常のかぼちゃに比べて手に入りにくいもの、味わいや甘味、使い勝手がとても良いかぼちゃのいいとこどりをしたような品種です。もし手に入れたい場合はネット通販を利用したり家庭菜園で育ててみるのも良いかもしれませんね!是非鶴首かぼちゃを使った料理にチャレンジしてみてください!
この記事をまとめると
- 鶴首かぼちゃは愛知県で生産量が多い面白い形をしたかぼちゃ
- 部位によって水分量が違うため使い勝手が異なる
- 甘さが非常に強くスイーツに最適
- 追熟させると砂糖がいらないくらい甘く濃厚な味わいになる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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