ささみはなぜ安い?むね肉との栄養や味わい違いは?オススメの調理法を紹介

鶏肉のささみといえば、非常にヘルシーなのに栄養価が高くダイエット中の方や体重をコントロールしたいアスリートの方に好まれている食材ですよね。スーパーの精肉コーナーの中でも比較的価格が抑え目で、とても手に入れやすいのも素晴らしい食材です。

では皆さんはささみとは一体どのような部位なのかご存知ですか?今回の記事では鳥のささみとむね肉の違い、味の特徴、ささみがなぜ安いのかについて解説していきたいと思います。

スポンサードリンク

ささみはどんな食材?

ささみはキジ科ニワトリの食肉でささみの部位を言います。むね肉に近接した部位で、たんぱく質の含有量が比較的高く、胸肉よりも脂肪が少ないのが特徴です。鶏むね以上にパサパサした食感で、形が笹の葉に似ていることから「ささみ」と名づけられました。低カロリーなのでダイエット中の人や体を鍛えている人には大人気の部位です。おすすめのレシピはチーズフライや大葉巻き、ささ身蒸しやサラダやささ身のオイル漬けなどです。

胸肉とささみは同じもの?

先ほども少し説明しましたが、ささみは胸肉の一部です。胸肉は鳥の胸部分のお肉の事を言い、他の部位に比べると白っぽい肌色をしています。その胸肉に隣合わせについているのがささみです。

スポンサードリンク

ささみの味の特徴とは?

ささみは牛肉で言えばヒレの部分にあたります。牛肉ではヒレは脂肪がほとんど含まれていない最高級品です。鶏肉でも同じように、ささみは脂質をほとんど含まない淡白な味わいが特徴的です。

他の部位に比べても肉質が柔らかく、高齢者や子どもむけの料理として使われることが多い部位でもあります胸肉の一部ですがニワトリ1羽から、ささみは2本しか取れない部位なのでとても貴重です。

胸肉と比べると?

鶏の胸肉も他の部位に比べると脂肪が少なくさっぱりとした味わいが特徴的ですよね。よく焼き鳥に使われるモモ肉に比べればかなりあっさりとした味わいです。

逆に胸肉はパサパサしやすいので、調理する際に片栗粉を絡めて調理するなどの工夫が必要になります。一方でささみの場合は、パサついても肉質がやわらかく食べやすいので調理の工夫が必要ないところもメリットのひとつです。

胸肉とささみで栄養価に差はある?

鳥の胸肉もささみもどちらも脂肪分が少ない部位です。他の部位や肉類に比べてもかなり低脂肪かつ、高タンパクな食材なので非常に人気があります。

どちらも非常に優秀な食材なのですが、より低脂肪な食品を望むなら胸肉よりもささみを選ぶようにしましょう。ささみはむね肉に比べて、さらに半分のカロリーで同じたんぱく質量を持っているので、栄養面で見ればよりからだづくりに特化した部位だといえます。

スポンサードリンク

貴重部位なのにささみが安い理由は?

先ほど鶏ささみは一匹の鶏から2本しか取れないので高級品だという解説をしましたが、そう考えても他の食肉の高級な部位よりもかなり価格は抑えめです。

  • ささみ100gあたりの値段:68円
  • むね肉100gあたりの値段:38円

他の食肉等に比べると鶏肉は非常にリーズナブルでとても手が届きやすい食材です。これは生産コストの違いが影響しています。一般的に牛が出荷されるまでに必要な飼育期間は30カ月と言われており、豚は10ヶ月です。一方で鶏は生まれてから50日で出荷できるので、エサ代や人件費が豚や牛ほどかからないことが価格に反映しています。

安いからといって栄養価が低いわけではなく、他の肉類に比べても非常にヘルシーでタンパク質も豊富に含まれているのでとてもおすすめの食材と言えますね。

消費期限は?

ささみの消費期限はかなり短く「加工日から4日から6日」とされています。しかも、スーパーの売り場に並ぶのは一般的に加工した翌日だと思われます。そのため、実質の消費期限は3日から5日程度しかないのです。

購入したらすぐに調理をして食べなければ腐ってしまうお肉だと思っておきましょう。

スポンサードリンク

ささみを美味しく食べる料理は?

鳥のささみは蒸したり茹でたりすると手で簡単に割くことができるので、とても使いやすい食材です。細かく裂いて和え物やサラダに加えたり、ささみに衣をつけた揚げ料理も、ささみ自体がさっぱりしているのでとても相性が良い調理法です。鮮度の良いささみは湯通ししてから刺身にして食べることもできます。 

ささみの冷凍保存

ささみを手軽に冷凍保存するにはいくつかの方法があります。

  • 筋を除いてそのまま
  • 下味をつけてレンジ後の冷凍でしっとり

下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

スポンサードリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか?ささみはダイエット中の方や筋肉の量を増やしたいけど脂肪を取りたくない方にとっては、最適とも言えるほど栄養価の優れた食材だということがわかりましたね。ささみが優秀なのは栄養価だけでなく、食感の柔らかさや、調理が簡単なところもとても優秀だということですね!

部位によって調理法が異なり、よりおいしく食べる方法がありますので是非食材ごとのおすすめの調理法を調べてみてください。

この記事をまとめると

  • 鳥のささみは、一匹あたり2本しか取れない高級食材!
  • 胸肉に比べてもカロリーが半分な低脂肪、高たんぱく食材
  • スリムな体作りに最適!
  • 牛肉や豚肉に比べて安い理由は、生産コストがかからないから!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

スポンサードリンク