粒うにがまずい!粒・練りウニを美味しく食べる方法やオススメのレシピを紹介!

皆さんはウニはお好きですか?非常に濃厚で甘く美味しいウニですが、人によっては不味い!苦い!生臭い!などの印象を持っている人もいますよね。このように評判が分かれてしまうのはどうしてでしょうか?

今回はウニが不味い原因や、ウニの種類別の美味しく食べる方法について紹介していきます。

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販売されているウニの種類とは?

お寿司屋さんやスーパーなどに売られているウニには「生ウニ」「粒ウニ」「練ウニ」などの種類があります。ですがそもそもどんな違いがあるの?と思われる方も多いと思いますので、違いについて解説していきます。

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生ウニと他のウニの違い

お寿司屋さんなどで食べる、ウニの軍艦、うに丼につかわれるのはほとんどが生うにです。しかし、スーパー等に売られている瓶詰めにされているウニは粒ウニや練ウニです。生ウニと粒ウニ・練りウニの違いは「塩を加えて加工しているか、していないか」の違いです。

生ウニは水揚げされた後に、中身を取り出して加工していない物です。一方で生ウニに塩を加えて熟成させたものが「粒ウニ」「練りウニ」になります。塩で熟成させたウニを「塩ウニ」といい、日本の珍味としても有名です。

どうして塩浸けにするの?

そもそもどうしてウニを塩漬けしておく必要があるのか疑問に思いますよね。ウニは実はとてもデリケートな食品です。そのデリケートさは他の食品をはるかに超えていて、なんと「空気に触れると溶けてしまう」といった程です。

このようにすぐに溶けてしまうウニを保存するために、みょうばんや塩水を利用します。生ウニに均一に塩を振りかけることによって保存性能を高めるだけでなく、ウニの旨味を凝縮することができるので塩ウニというものが誕生しました。

塩ウニにすることで、水揚げしてから1カ月程度まで保存することが可能になっています

粒ウニと練りウニの違いとは?

塩ウニには粒ウニと練りウニの2種類がありますが、それぞれも若干の違いがあります。これは「粒が残っているか、いないか」です。粒ウニに関しては、ウニの粒感が残った状態で瓶詰めにしていますが、練りウニは塩ウニをペースト状になるまで練りつぶしてから瓶詰めにしています。

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市販のウニは不味いという意見が多い

ここまでは生ウニと瓶詰めにされている粒ウニや練りウニの違いなどを解説してきましたが、実はこれらの市販されているウニは「不味い!」というレビューが意外と多いのです。これは一体どういうことなのでしょうか?

生ウニのみょうばんがまずい

生ウニには、保存料としてみょうばんが含まれているという説明を行いましたね。みょうばんは口に入れても体に全く害をなさない素晴らしい保存料なのですが、「苦味が強い」というデメリットがあります。

回転ずしで食べたウニの軍艦や、スーパーに売っている生ウニを買ったときに、苦味が強いウニにあたったことはありませんか?これらはみょうばんによるもので、ウニの食べづらさを作り出してしまうのです。もし苦いウニに当たったら「ミョウバン抜き」という方法がありますので、それで苦味を抜くと甘くて美味しいウニをたべることができます。

塩ウニも不味いといわれることがある

生ウニだけでなく塩ウニもあまりレビューが良くありません。塩漬けにすることで、塩分が高くなり塩気の多いウニになるので、想像しているウニの味と違う=不味い、という風に言われているからです。

本来のウニの美味しさを求めるなら塩ウニではなく、生ウニを選ぶ方が良いでしょう。しかし塩ウニには塩ウニにしかない良さもたくさんあるのです。

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塩ウニを美味しく食べる方法

塩ウニはその特性を生かした食べ方をすることでよりおいしさを感じることができるのです。オススメの食べ方を紹介していきますね!

生クリームと合わせて洋風に

塩ウニの場合はそのままで食べると塩味が強すぎて食べづらさが強いので、「生クリーム」と組み合わせることで、塩味を軽くつつ生クリームとウニの濃厚さを感じることができます。

生クリームと塩ウニを合わせてウニクリームを作ったら、パスタに和えたり、サラダにかけたり、オムライスにかけるととても美味しく食べることができますよ!

塩ウニをご飯に混ぜて焼くと美味しい!

あまりメジャーな食べ方ではありませんが、塩ウニをご飯と混ぜて形を整えてフライパンでこんがり焼くことで、美味しい焼ウニおにぎりになります。塩ウニは塩気が強いのですが、ご飯に混ぜて焼くとマイルドになりますので、遠慮せずにふんだんに使った方がしっかり味がついた焼きおにぎりになりますよ!

リゾットに加えるとGOOD!

先ほど説明してきたレシピを合わせたような感じですが、チーズをたっぷり使ったリゾットに塩ウニを混ぜて作ると、ウニの香りをしっかり感じることができるウニリゾットが出来上がります。通常のリゾットを作って、最後に塩ウニをあえるだけで簡単に作ることができるのもメリットですよね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?市販されているウニは少し工夫を加えないと、ウニの本当のおいしさを感じることができないので、少し上級者向けの食材だといえますね!使いこなすことができれば、料理のレベルを一気に高めることができるのでぜひチャレンジしてみてください。

この記事をまとめると

  • ウニは生ウニや粒ウニ、練りウニなどの種類がある
  • ウニを保存しておくために生ウニはみょうばん、塩ウニは塩が使われている
  • 塩ウニは生クリームやチーズと混ぜて洋風に食べるのがおすすめ

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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