豆乳は常温保存がいい?開封後は冷蔵?キッコーマン・マルサン等の銘柄毎に解説

独特の香りと濃厚な味わいの「豆乳」は健康や美容への意識が高い人だけに選ばれているのではなく、最近ではお洒落なカフェなどの飲み物にも使用されていて身近に楽しめるようになりましたよね。

飲みやすく味付けされた豆乳なども登場し、種類も豊富になってきています。

今回は、人気が高まっている豆乳についての疑問

  • 常温保存できるの?常温保存で心配なこと!
  • どうして豆乳と牛乳は保存方法が違うの?
  • 豆乳のメーカー別・保存方法をご紹介!
などについて詳しくお伝えします。是非、正しい豆乳の保存方法を知ってくださいね!

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豆乳は常温保存でいい?  

豆乳は販売されているお店によって、常温のまま積み上げられていたり牛乳コーナーの隣に置かれていたりしませんか?

ここからは、豆乳は常温保存が良いのか冷蔵保存が良いのかを見ていきましょう。

未開封なら常温保存

メーカーによって異なりますが

商品に冷蔵保存との記載が無い商品は、常温保存が可能
と考えて良いでしょう。但しこの際の常温保存は未開封の場合のみで、開封後は空気中の菌などが入る可能性が高いため
開封後は、必ず冷蔵保存
するようにしましょう。

長期保存や夏場なら冷蔵保存

未開封の豆乳を約1ヶ月近く保存するなど長期保存をしたい場合は

冷蔵保存する方が、品質を維持できる
可能性が高く、味わいや風味が落ちることがないでしょう。

未開封の豆乳は滅菌・密封されていますので長期保存しても腐ることは無いですが
直射日光を避け、温度差の無い涼しい場所に保管
しなければ豆乳の味わいが変わってしまうことがあります。そのため
夏場の長期保存は冷蔵保存
することをお勧めします。

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常温保存の心配点  

豆乳は未開封の場合は、直射日光を避け涼しい場所で常温保存が可能ですが心配なこともありますよね。ここからは、豆乳の常温保存の心配なポイントについて見ていきます。

常温だと固まる?

稀に未開封状態で常温保存していた豆乳を開けてみたら、固まっていた!というケースがあります。特に無調整豆乳に多く見られ

パックを振るなどの刺激により、成分が偏ってしまい凝固してしまうのが原因
のようです。賞味期限内であれば成分には問題はなく飲む事も可能ですが
異臭や味わいに違和感
を感じた場合は飲むのを止める方が良いでしょう。

冷蔵から常温は?

未開封の常温保存されていた豆乳を冷蔵保存に変えることは可能ですが、冷蔵保存されていた豆乳を常温保存に変える

温度変化が起き、風味が落ちる原因になる可能性
があります。
豆乳の保存は、温度変化を何度もさせない
ことが風味や味わいを落とさず品質を維持するために重要といえるでしょう。

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豆乳と牛乳で保存方法が違う理由  

豆乳は牛乳よりも賞味期限が長いことが多く常温保存も可能ですが、牛乳は賞味期限も短いものが多く冷蔵保存が基本ですよね。似たもの同士なのに、どうして保存方法が異なるのかを詳しく見ていきましょう。

殺菌温度が高い

豆乳や牛乳の風味や味わいが落ちる最大の理由は、菌の繁殖です。豆乳や牛乳は製造過程で

高熱の加熱し殺菌
するのですが、この時の殺菌温度が豆乳の方が高いのが一般的です。

  • 牛乳・・・120~130度で1~3秒程度の加熱殺菌 (風味や味わいが更に良いものは、約75度で15秒の加熱殺菌などもある)
  • 豆乳・・・135~150度で1~3秒程度の加熱殺菌

一般的な商品はこれらの加熱殺菌処理が施されており

殺菌温度が高い程、賞味期限は長くなる
ため一般的に豆乳は牛乳に比べて、賞味期限が長く保存が効きやすくなります。

無菌充填している

豆乳や牛乳を飲み終わった後にパックを開いたことのある方はご存知かもしれませんが、実は豆乳と牛乳で使用されるパックには違いがあります。

豆乳はパックに詰める際に

加熱殺菌後も菌が混入する事を防ぐため無菌環境を保つ特殊装置を使用し、無菌状態を保ったまま充填
されているからで
パックには光や空気を遮断する素材
を使用されています。そのため賞味期限が長く、商品によっては常温保存が可能だったりするのです。

牛乳にも
ロングライフ牛乳
と呼ばれる賞味期限が長く常温保存の可能な商品がありますが、豆乳と同じく殺菌温度の高さと無菌状態での充填が施されているからです。

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銘柄毎に解説  

ここからは豆乳市場のシェアNo.1のキッコーマンと、No.2のマルサンアイ豆乳商品の保存方法をそれそれでお伝えしていきます。どちらの商品も、スーパーやコンビニなどで見かけたことがあるかもしれませんよ!

マルサンアイの豆乳の保存方法

(画像引用:マルサンアイ株式会社)

マルサンアイ株式会社から販売されている豆乳商品

  • 無調整豆乳・調整豆乳の商品
  • タニタカフェ監修のオーガニック商品
  • カロリーオフの豆乳商品
  • ひとつ上の豆乳(ソイプレミアム)商品
  • 豆乳飲料や子供むけ豆乳飲料

などがあります。商品にもよりますが基本的には

常温保存が可能
で、直射日光・高温多湿を避けて保存します。
開封後は冷蔵保存で2~3日程度で飲み切る
様にしましょう。

キッコーマンの豆乳の保存方法

(画像引用:キッコーマンソイフーズ株式会社)

キッコーマンソイフーズ株式会社から販売されている豆乳商品

  • 無調整豆乳・調整豆乳の商品
  • 北海道産大豆100%使用のプレミアムソイミルク商品
  • 種類の豊富な豆乳飲料
  • 豆乳とおからの濃いまろシリーズ
  • 大豆タンパク15g Soy Bodyシリーズ

などがあり種類が豊富です。商品にもよりますが基本的には

常温保存が可能
で、直射日光・高温多湿を避けて保存します。
開封後は冷蔵保存で2~3日程度で飲み切る
様にしましょう。

200mlの飲みきりパックのものは、開封後は飲み切るようにしましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 豆乳は未開封であれば常温保存可能
  • 開封後は冷蔵保存で、2~3日程度で飲み切るようにする
  • 常温保存の際は、直射日光・高温多湿を避ける
  • 豆乳の保存の際は温度変化が何度も起こらないように気を付けると、風味や味わいを落としにくくできる
  • 豆乳は牛乳と違い、高温殺菌・無菌充填・光や空気を遮断する素材のパックが使用されているため、保存が効き常温保存も可能になる

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