シュワッとノドごしすっきり、爽やかな味わいのオロナミンC。飲むとつわりが和らぐという妊婦さんも多いようです。しかしオロナミンCにはカフェインが含まれています。甘いので糖分の量も気になりますよね。今回は、
- 妊娠中だけどオロナミンCを飲んでも大丈夫?
- 妊娠中に摂ってもいいカフェイン・糖分量
- 授乳中は飲んでもいいの?
そんな疑問に詳しくお答えしていきます。また、妊娠にまつわるオロナミンCの噂についても検証していきます。不安を解消して充実した妊婦生活・授乳生活を送ってくださいね。
画像引用:大塚製薬
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目次
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オロナミンCのカフェイン量は?
オロナミンC1本(120ml)に含まれるカフェイン量は19mgです。
それってどのくらい…?ピンとこないと思いますのでコーヒーと比べてみましょう。
カフェインの量を比較
- オロナミンC1本(120ml)・・・19g
- コーヒー(カップ1杯弱)・・・50~70mg
オロナミンC1本と同じ量のコーヒー(コーヒーカップ1杯弱)のカフェイン量は50~70mgです。つまりオロナミンCはコーヒーの3分の1程度のカフェイン量ということになります。
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他のエナジードリンクのカフェイン量は?
オロナミンC以外のエナジードリンクの気になるカフェイン量は以下のようになります。
ドリンク名 | カフェイン量(120mlあたり) |
モンスターエナジー | 48mg |
レッドブル・エナジー | 38mg |
ライフガードX | 36mg |
メガシャキ | 120mg |
(参考:各メーカーHP)
オロナミンCは120mlあたり19mgのカフェイン量ですので、その他のエナジードリンクと比べると半分以下のカフェイン量であることがわかります。
糖分の量は?
オロナミンCの糖分量は1本(120ml)あたり18gです。これは角砂糖5個分にあたります。ちなみにWHO(世界保健機関)によると「成人の1日あたりの砂糖摂取量は25g程度が望ましい」とされています。
オロナミンCのカフェイン量と糖分量がわかりましたね。ではいったい妊娠中・授乳中に摂取してもよいカフェインと糖分の量とはどのくらいなのでしょうか?
詳しくはこの記事をチェック!
妊娠中・授乳中のカフェイン・糖分の適切な摂取量とは?
妊娠中や授乳中は食生活に気を使わなければならないため妊婦さんやママさんは大変ですよね。赤ちゃんに元気に育ってもらうためにカフェイン・糖分の適切な摂取量を知っておくことが大切です。
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妊娠中は?
- カフェイン:WHO(世界保健機関)によると、妊娠中は「1日あたりのカフェイン摂取量は200~300mg以内が望ましい」とされています。コーヒーカップで3杯(マグカップなら2杯)程度です。
- 糖分:厚生労働省の食事バランスガイドによるとおやつは「1日200kcal以内」とされています。プリン1個、大福1個が大体200kcalくらいです。
授乳中は?
- カフェイン:妊娠中と同じく、授乳中は「1日あたりのカフェイン摂取量は200~300mg以内が望ましい」とされています。
- 糖分:授乳中の食事が母乳に関係するという医学的な根拠はありません。とはいえ、母乳のベースはママの食事となるため、妊娠中と同じく「1日200kal以内」にしておくと良いでしょう。
妊娠にまつわるオロナミンCの噂
オロナミンCには妊娠にまつわるこんな噂があるようです。実際のところどうなのでしょうか。
つわりが軽減?
つわり対策の飲み物としてよく聞くオロナミンC。口の中がシュワッとしてスッキリした気分になるから、と思っていませんか?どうやら気分の問題だけではないようです。日本産婦人科学会は「ビタミンB6の摂取はつわり緩和に効果がある」と報告しています。
オロナミンCには4.9mgのビタミンB6が含まれています。オロナミンCを飲んでつわりが軽減したと感じた妊婦さんが多いのは根拠があるのですね。
臨月に飲むと陣痛が来る?
陣痛ジンクスといえば「焼き肉」をはじめとした色々な噂がありますが、「オロナミンCを飲むと陣痛が来る」は果たして本当なのかというと…残念ながら医学的根拠はなく科学的に実証されたことではありません。
ただ、偶然にも飲んだ日に陣痛が来たという妊婦さんもいます。それが噂となり試してみる妊婦さんが多いようですね。
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他に妊娠中に悪影響な飲み物は?
絶対にNGなものはアルコール飲料です。アルコールの成分は胎盤を通じて赤ちゃんに届き、発育に悪影響を及ぼす可能性があります。
栄養ドリンクにもアルコールが含まれるものもありますので、成分表示を確認すると安心です。アルコール飲料以外は、カフェイン・糖分の摂取量に気をつければ問題ありません。
まとめ
この記事をまとめると
- オロナミンCのカフェイン量はその他のエナジードリンクやコーヒーに比べて半分以下
- 妊娠中・授乳中に飲んでも問題ない
- 糖分が多いため1日1本程度にしておくのが無難
妊娠中や授乳中は何かと気にかけるべきことが多くストレスが溜まりがちです。麦茶やカフェインレスコーヒーなども活用しながらも、摂取量に注意してオロナミンCなどのお好みの飲料も取り入れ、ストレス少なく妊婦生活・授乳生活を過ごしてくださいね。
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