みなさんは数ある肉の種類の中で何がお好きですか?牛タンやカルビ、もも肉などさまざまなにお肉がありますよね。
そこでもこの記事は豚レバーについてご紹介したいと思います。豚レバーといえば栄養が豊富で美味しいというイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。
実際に豚レバーには栄養が豊富に含まれています。詳しくご紹介しますので、是非最後まで読んでくださいね。
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目次
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豚レバーの豊富な栄養を解説!含有量は?
豚レバーに含まれている栄養素と含有量について詳しくみてみましょう。豚レバーに含まれている主な栄養素はビタミンA、鉄分・銅・亜鉛です。
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ビタミンA
1つ目はビタミンAです。ビタミンAは豚レバーだけではなく、同じレバーである鳥レバー、うなぎ、バター、卵などの食べ物にも含まれています。効果としては皮膚や目の粘膜を健康に保ってくれる働きがあります。ビタミンAが不足すると目が悪くなったり、肌の乾燥、角質化などになるのです。
ビタミンAは体に良いものですが、過剰摂取すると皮膚の乾燥、食欲不振、頭痛などの症状が現れます。しかし通常の食事では過剰摂取にならないのでそこまで心配することはないでしょう。豚レバーには100グラムあたり1,100µgほど含まれており、この量は食べ物の中でもとても多い方に分類されます。
鉄分・銅・亜鉛
レバーに多くの鉄分が含まれているのはご存知の方も多いと思います。鉄分が不足すると貧血になったり免疫力が低下したりするので、積極的に食べるのがお勧めです。特に豚レバーは他の牛レバーや鳥レバーに比べて鉄分が豊富に含まれていて、低脂肪なのでダイエット中にも良いでしょう。
銅は微量ミネラルとも呼ばれており、わずかな量しか取れませんが豚レバーには100グラムあたり0.99グラムほど含まれています。亜鉛は不足すると味覚障害などをもたらします。100グラムあたり6.9グラムほど含まれているのです。レバーには貴重な栄養素が豊富に含まれているので体に良いと言えるでしょう。
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豚レバーの食べ過ぎは危険?
豚レバーは栄養が豊富に含まれていて、体に良いものです。ですが、豚レバーの食べ過ぎは危険とも言われています。食べ過ぎるとどのような症状が出るのか詳しく解説します。
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頭痛や痛風のような症状が
先ほども言ったように豚レバーにはビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAには水溶性と脂溶性の2種類があり、豚レバーは脂溶性の方です。水溶性の場合は過剰摂取をしても尿として排出されます。しかし脂溶性の場合は体に蓄積されるのです。
ビタミンAが蓄積されると頭痛、痛風の他にも肌荒れ、食欲不振などが起こります。特に妊婦の方が鉄分を取らなければとレバーを過剰に食べると、以上や流産の原因ともなりますので食べ過ぎには注意しましょう。
急性ビタミンA過剰症
急性ビタミンA過剰症とはビタミンAを大量に含むものを中期間にわたって食べるとなります。症状としては脳圧亢進症、嘔吐、頭痛などです。もしレバーを食べたい場合はビタミンAの過剰摂取にならないためにも、少量ずつ食べるようにしましょう。
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慢性ビタミンA過剰症
つづいては慢性ビタミンA過剰症です。こちらもたくさんのビタミンAを摂取することで起きます。ビタミンAは皮膚や目の粘膜を健康に保つためには必要な栄養素です。しかし食べすぎると嘔吐や吐き気などが起こりますので、食べる量は調整してくださいね。
食べ過ぎた時の対処法は?
ビタミンBやビタミンCは過剰に摂取しても尿として排出されますので、そこまで心配することはありません。しかし、ビタミンAは尿として排出されず体に蓄積されるのです。そのビタミンAが過剰摂取されると吐き気や頭痛などが起こります。
そのため、もし食べすぎたと思ったらまずは食べるのをやめましょう。そして安静にしておき、もし体に異常が起き長時間治らない場合は病院へ行きましょう。普段の量ならば、過剰摂取にはならないので安心してくださいね。
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食べていい適量はどれぐらい?
レバーの食べ過ぎは体に良くないと言われていますが、適切な量であれば体に良いものです。レバーの1日の摂取量は100グラム前後です。これは1日のビタミンA摂取推薦量から考えたものです。成人男性であれば800~900㎍、成人女性は650~700㎍となっています。いずれも100グラムほど食べれば、貧血防止にはぴったりなのです。
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少量ならメリットが!
レバーは一度や1日に大量の量を食べるとビタミンAの過剰摂取になったりして頭痛や吐き気、尿酸値上昇の原因となります。しかし少量ならば、豊富に含まれている鉄分により貧血防止になります。心配な方は毎日10グラム程度にした方がいいでしょう。尿酸値の上昇を把握するためにも、数ヶ月に1度は血液検査をするのがおすすめです。
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まとめ
この記事をまとめると
- 豚レバーにはビタミンA、鉄、銅、亜鉛が多く含まれている
- 貧血予防にぴったり
- 食べ過ぎは頭痛、吐き気をもたらす
- ビタミンAの過剰摂取は注意が必要
- 毎日少量ならば体にいい
この記事では豚のレバーについてご紹介しました。豚のレバーは栄養が豊富で体に良い食べ物です。ですが、食べ過ぎは頭痛の原因となりますので、食べ過ぎには注意してくださいね。
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