紅あずまと紅はるかの違いは?見分け方・特徴・糖度は?焼き芋にも!

さつまいもの品種に「紅あずま」「紅はるか」がありますが、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?名前がよく似ている品種ですが、どちらも濃厚な甘さがあります。今回は、

  • 紅あずま・紅はるかの違い
  • 特徴・糖度・食べ方など!
  • 他のさつまいもの種類一覧

これらのテーマについて紹介いたします。

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紅あずまと紅はるかの見分け方

「紅あずま」と「紅はるか」はどちらもさつまいもの品種ですが、それぞれどのような違いがるのでしょうか?名前は似ている2つのさつまいもですが、旬の時期や生産地には大きな違いがあります。それぞれの特徴や糖度・食べ方について見ていきましょう!

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紅あずまとは?

特徴

読み方 べにあずま
旬の時期 1月~3月頃
主な生産地 茨城県や千葉県
種類 ほくほく系

さて、紅あずまという品種のさつまいもですが、「関東859」という品種に「コガネセンガン」という品種を交配し出来たもので、主に関東地方で人気のある品種です。

また、皮の色は少し紫がかった濃い赤色をしており、果肉の色は黄色く少し粉質の舌触りで、繊維質が少ないのも特徴です。

糖度

一般的なさつまいもの糖度は、大体7度前後といわれています。そんな中、まずは生の状態の紅あずまの糖度は約14度あります。

さらに、加熱処理後の糖度は更にアップし、約32度になることも!さすが、昔ながらの焼きいもの味、紅あずま!といったところでしょうか。

食べ方

紅あずまの肝心のお味ですが、甘みはしっかりとあり、その甘さもどちらかというと上品な甘さをもっています。また、水分が少なめの品種ですので、バターや牛乳、または他の飲み物と一緒に召し上がっていただくのがオススメです。

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紅はるかとは?

特徴

読み方 べにはるか
旬の時期 11月~1月
主な生産地 主に九州地方
種類 ねっとり系

紅はるかは、外観が優れている「九州121号」に、皮色や食味が優れている「春こがね」を交配させ育成されたさつまいもで、2010年に品種登録された比較的新しい品種です。

そして開発の狙い通り、外観は優れており、その上蒸しいもにしたときの糖度が高く、とても美味しいさつまいもなのです。

ちなみに名前の由来ですが、同じねっとり系に分類される安納芋よりも“はるかに甘い”ということから名前がつき、「紅はるか」となったのだとか。おもしろいですよね。

糖度

甘いことが特徴のひとつと言える紅はるか。大体生芋の状態で40度前後、焼きいもにすると50~60度と安納芋を超えることもあるのだとか!

これだけ糖度が高かったら、濃厚な甘さがあります。もはや、さつまいもを食べているというよりも、スイーツを食べていると言っても過言ではない糖度です。

食べ方

紅はるかはとにかく甘みが特徴的なので、焼き芋にしたり天ぷらにするなど、味付けをしないさつまいも料理に向いています。元々甘いので、スイーツにする場合は砂糖をあまり加えなくてもしっかりとした甘さを出すことができます

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紅あずまと紅はるかは焼き芋の原料にも

昔は近所に石焼き芋屋さんが来て販売しているのが一般的でしたが、最近は焼き芋屋さんも減ってスーパーで手軽に手に入るようになりました。スーパーの焼き芋も、かなりクオリティが高いと思いませんか?

濃厚な甘さの秘密には、使用している品種が関係しています。糖度が高い紅あずまや紅はるかは、スーパーの焼き芋によく使用されている品種です。

他にも、「鳴門金時」や「紅乙女」といった糖度の高いさつまいもの品種も焼き芋に使用されています。

さつまいもの種類一覧!

紅あずま・紅はるかについてご紹介しましたが、さつまいもにはまだまだ沢山の種類があります。そのタイプは、ねっとり系・しっとり系・ほくほく系の3つに分けることができるのですが、それぞれどんな品種があるのか詳しく見てみませんか?

下記記事内で全22品種をまとめていますので、あわせてチェックしてみましょう!

まとめ

この記事をまとめると

  • 糖度の高さは紅あずま<紅はるか
  • 紅あずまの旬は1〜3月の冬 / 紅はるかは11〜1月の秋から冬
  • さつまいもには20種類以上の品種がある!

根にあずまと紅はるか、名前はよく似ていますがそれぞれ旬の時期や糖度など特徴には大きな違いがありました。どちらも甘い品種なので焼き芋に使われていることが多いです。ねっとりした濃厚な甘みを楽しんでみてください♩

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