皆さんはりんごはお好きですか?りんごは様々な栄養素が含まれており、風邪を引いた時に食べたり、ダイエットに使用されたりと幅広く活用されています。 そんな私たちの生活を豊かにしてくれるりんごですが、「寝る前」に食べると体にどのような影響を与えるかをご存知ですか?
私たちの身体は食べ物を食べる「タイミング」で、どう体に影響するかが変わってしまいます。今回の記事ではりんごを寝る前に食べるとどうなるかについて紹介していきたいと思います。
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目次
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夜は太りやすい時間帯
りんごに限らず夜寝る前に食事をしてしまうと、太りやすくなってしまうという情報を聞いたことはありませんか?様々な情報を調べてみたところ、夜食べ物を食べてしまうと太りやすくなってしまうという原因がいくつか見つかったので紹介していきたいと思います。
代謝が下がるため
睡眠中は私たちの体の代謝が下がります。そうなるとエネルギーの消費量も自然と減ってきます。体を動かさないのでエネルギーの消費量が減るのはなんとなくわかりますよね。エネルギーが必要ない時にエネルギーのもととなるカロリーを摂取してしまうと、余ったカロリーが脂肪として蓄えられるということになります。
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糖質は中性脂肪になりやすい
様々な食品には糖質と言う成分が含まれています。糖質は私たちの脳のエネルギーになってれるのですが、やはり体のエネルギーと同じく脳のエネルギー消費量も睡眠中は減ります。なので寝る前に糖質を摂取すると「体の中に糖質が余ってしまう」ということになります。
糖質は私たちの体から出てくるインスリンが分解してくれるのですが、エネルギーとして使用されなかった糖質に限ってはインスリンが「脂肪細胞として蓄積してしまう」というちょっと厄介な作用があるのです。これが肥満の原因になります。
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りんごは太りやすい食材!?
りんごはバナナの2倍程のカロリーがある
りんごは100gあたりのカロリーは54kcalと言われています。大きさにもよりますがりんご一つの大きさが大体250~300gくらいなので、りんご丸ごとひとつ食べるとすると約150kcalくらいになります。
フルーツの中でもバナナは少しカロリーが高いと言われていますが、バナナの一本あたりのカロリーは約86kcalと言われているので、りんごはバナナの約2倍のカロリーがあることがわかります。
フルーツの糖質は脂肪になりやすい
りんごに限らず果物に含まれている糖質は「果糖」という形で存在しています。糖の形として、白砂糖などの「ショ糖」、果物に含まれる「果糖」、そしてブドウ糖などの種類があります。果糖は「血糖値をほとんど上昇させない」といったメリットがあるのですが、その代わり「中性脂肪を蓄えてしまう」という作用があるのです。
特に寝る前のエネルギー代謝がほとんど行われない時期に、果糖を余分に摂取してしまうとより中性脂肪に蓄えがちになってしまうのです。
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夜にりんごを食べるなら?
ここまでは夜にりんごを食べるとあまり良くないという情報をお伝えしましたが、あるポイントを押さえれば夜にりんごを食べても上記のような悪影響は及ぼしにくくなります。次はそちらを紹介していきます。
火を通したりんごなら夜もおすすめ!
皆さんはホットりんごと言う食べ方をご存知ですか?ホットりんごはなかなか耳にしないワードだと思いますが、その名の通り加熱してりんごを食べるということです。
りんご自体にはとても良い栄養素がたっぷり詰まっています。そして火を通すことでりんごに含まれている栄養素がより「体に吸収しやすくなる(消化が早くなる)」というメリットがあるんです。中でも加熱することでりんごの「ペクチン」という成分が活性化され、生でりんごを食べるよりも何倍も効果を実感できると言われています。
ペクチンは水に溶けるとゼリー状に固まるため、便秘の時は水分がなくなった便を柔らかくして排便を促し、下痢の時はゼリー状の膜になって腸壁を守ってくれます。またコレステロール値の上昇を抑えて、動脈硬化の予防に役立つと言われています。
ホットりんごの作り方
では夜に食べるのに最適なホットりんごの作り方を紹介していきますね。
お好みのりんごを丁寧に洗います
①水気を拭きお好みの大きさにカットします。
②ふんわりラップをかけて電子レンジのあたため機能で加熱します。
③様子を見ながら加熱をしていき、しんなりしてきたら出来上がり!
④そのままでも美味しいのですが、お好みでハチミツやシナモンをかけてもGOOD!
電子レンジでチンするとりんごから水分が出てきます。風邪気味だったり咳が止まらない時にこのりんごから出た水分をコップに移して飲むと、風邪が治りやすくなるといわれています!是非お試しください!
一度にどれくらいの量を食べると良いの?
りんごは一日一個を目安に朝食や日中に食べると健康維持に役立つと言われています。なので朝から昼にかけてりんごの半分、ホットりんごにして夜に半分という風に食べると良いでしょう。
ペクチンには便秘や下痢を改善してくれる作用があると伝えしましたが、人によっては体質に合わない人もいるかもしれないので、食べた後はお腹の様子をしっかり観察してくださいね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?りんごは夜に食べると少し太りやすくなってしまう食材ですが、ポイントを押さえれば消化がスムーズになり肥満につながりにくいということがわかりましたね。さらに便秘や下痢も改善してくれる作用があるので、毎日の食事に上手く取り入れていきたいですね。
この記事をまとめると
- リンゴは寝る前に食べると太りやすくなってしまう食材である!
- 夜に食べるならホットりんごにして食べよう!
- 1日に食べていいりんごは1個まで!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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