皆さんはキムチはお好きですか?ピリッと辛いけれど、しっかり味の付いたキムチはご飯によく合いますよね!そんなキムチですが、どうしても冷蔵庫の中のニオイを、全てキムチのニオイに変えてしまうので保存するときに困っちゃいますよね。
今回の記事ではキムチを冷蔵庫に保存する際に知っておきたい保存方法について紹介していきたいと思います。
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目次
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キムチの匂いについて
キムチはあの独特なニオイが特徴的ですよね。ニオイの原因となる要素とは一体何なのでしょうか。
キムチの材料の匂い
キムチの材料ではニンニク、唐辛子、ニラなどの香味野菜が混ぜ込んであるペーストを使います。さらにものによっては魚介類のエキスを使っているので、香味野菜の風味の他に魚介類の風味も合わさることになります。これらの香りの強い素材が混ぜ合わさってキムチの匂いになるのです。
発酵食品独特の匂い
キムチは上記の材料で作ったペーストを使って白菜を漬け込みます。キムチは発酵食品であり乳酸による発酵を行うと完成します。キムチを食べた時のあの酸っぱい味は乳酸菌による発酵が原因で生じた酸味です。乳酸菌は酸味だけではなく独特な匂いを発酵させるときに発します。この発酵臭がキムチの独特な臭いの原因になるのです。
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保存するなら密閉容器は必須!
冷蔵庫での保存方法
キムチはもともと香りが強い食品ですので、少しでも封の開いたまま冷蔵庫に入れてしまうと一気に冷蔵庫の中がキムチ臭くなってしまいます。しかもキムチの匂いはなかなか取れないんですよね。
なので必ず密閉容器は必須になります。
密閉機能付きのビニール袋に入れる
密閉機能付きのビニール袋といえばジップロックですね。キムチの場合はほとんどがパックで販売されていると思います。キムチの入ったパックのまま保存してしまうと、密閉性が低いのですぐに冷蔵庫がキムチ臭くなってしまいます。プラスチック製の蓋をしたくらいではキムチの匂いは全く防ぐことができません。
なのでやはりジップロックのようなしっかり密閉できるビニール袋に入れることが望ましいです。この時に注意なのが、ビニール袋に入れる場合汁が漏れてしまうと途端に冷蔵庫の中が臭くなってしまうので、ビニール袋の場合は2~3重にして保存するのが良いでしょう。
密閉機能付きのタッパーに入れよう
ビニール袋の場合、袋を開けたまま慎重にキムチを中に入れなければならないので手間が若干かかります。
一方でタッパーウェアなどの密閉できる容器の場合はしっかりフタをすれば臭いが漏れるのを防いでくれますし、口がビニール袋に比べて大きいのでとても食品を入れやすいのが特徴です。
デメリットとしてはタッパー自体にキムチの匂いが染みついてしまうこと。タッパーは洗うことで再利用することができますが、どうしてもキムチなどの強い匂いの食品を入れてしまうとずっとその臭いが染み付いた状態になってしまいます。
もしタッパーについた臭いを消したいのであれば、米のとぎ汁を一晩入れておいたり、クエン酸などの酸性の成分をかけておくと中和されて匂いが軽減します。
キムチ専用の容器がある
皆さんはキムチ専用の密閉容器があることをご存知ですか?キムチ専用の密閉容器といえば金属製で密閉度が高いものが一般的です。この専用の容器を使えば、タッパーのように容器自体に匂いが染み付くこともありませんし、密閉性が高いので匂いが漏れ出すということもありません。
ほぼ毎日のようにキムチを食べたい!絶対キムチがないと嫌だ!という方は購入してみてはいかがでしょうか。
発酵によってガスが出るので定期的に開けること
もう一つキムチを冷蔵保存する際の注意点ですが、キムチは発酵食品なので乳酸菌が発行する際にガスを出します。ですので袋に入れたりタッパーに入れたり専用の容器に入れたとしても定期的にガス抜きをしなければなりません。
完全に密閉されている袋の場合は発酵してガスが出てくると最終的に破裂する恐れもあるので、冷蔵庫にキムチを入れる際は定期的に確認するようにしましょう。
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染み付いてしまったキムチの匂いを消したい!
これまではキムチを密閉した容器に入れることで、匂いが広がるのを防ぐ対策を紹介しましたが今度は匂いが広がってしまった冷蔵庫からキムチの匂いを消す方法について説明していきたいと思います。
脱臭炭を入れておく
冷蔵庫の臭いを軽減するといえば、商品化されている炭の臭い消しが一番良いでしょう。炭にはたくさんの小さな穴が開いており、匂いのもとになる成分が炭の穴にキャッチされることで臭いが無くなります。
わざわざ脱臭用の炭を買って来なくても、入れ終わって捨てる前のコーヒー豆があれば同じ効果を得られるという情報もありました。出がらしのコーヒー豆をしっかり乾燥させてから容器に入れて布などの空気が通るもので封をして冷蔵庫の隅に置いおきましょう。
コーヒー豆がない場合は焦げた食パンを使っても効果があるそうです。
重曹、酢水、レモン果汁
キムチ臭だけではなく、冷蔵庫のニオイ全般に効果的な3大アイテムといわれているのが、この重曹、酢水、レモン果汁です。
重曹は容器に入れて薄い布をかけた状態で冷蔵庫に置いておくと消臭剤代わりになります。また重曹を水で薄めてスプレー容器に入れ、それを冷蔵庫の中に吹きかけて布でふき取ると匂いをすぐに消す事もできます。
酢水とレモン果汁は、クエン酸という成分が含まれています。これをスプレー容器に入れ冷蔵庫内に吹きかけて布でふき取ると脱臭効果が期待できます。
アルコール消毒もOK
上記のもので脱臭する前に、事前に除菌スプレーや食毒用のエタノールでアルコール消毒すると効果が高くなるという裏技もあります。冷蔵庫内にいる雑菌をまずはアルコールで退治してから、ニオイのもとの成分を重曹や酢水、レモン水で消すor脱臭炭で吸い取るとより効果がありますよ!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回紹介した方法はキムチに限らず、食材の匂いが冷蔵庫にしみついてしまったときに利用することができる方法です!冷蔵庫の中だけではなく、冷凍庫やシンク周りにも応用できるやり方なのでぜひお試しくださいね!
この記事をまとめると
- キムチは必ず密閉容器に入れよう!
- キムチの匂いは炭や重曹、クエン酸で消す!
- アルコール消毒も効果あり!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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