解凍後・開封後のうに(ウニ)の日持ち・賞味期限|保存方法・腐ると?

ウニは高級魚介類ですが、家庭ではどのくらい日持ちするか知っていますか?冷蔵・冷凍それぞれの日持ちについて着目しました。今回は、

  • ウニの日持ち
  • ウニの栄養と効果・効能
  • ウニは腐るとどうなる?
  • ウニの保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

スポンサードリンク

ウニ(うに)とは?

英名 Sea urchin
別名・和名 海胆
エネルギー(100gあたり) 120kcal
糖質量(100gあたり) 3.3g

ウニ(雲丹)は、トゲが沢山生えている甲羅の中に生殖巣を持つ海の生き物です。いくつか種類がありますが、食用とされているのは主に「バフンウニ」「ムラサキウニ」「キタムラサキウニ」「エゾバフンウニ」などです。

日本における生産量の約半数は北海道産が占めており、地域によって収穫期が異なります。そのため、夏でも冬でも収穫されているのです。

スポンサードリンク

ウニ(うに)の栄養と効果

栄養

ウニには、抗酸化作用が強いビタミンEが豊富に含まれているため、体の老化防止やアンチエイジングにも効果的です。また、動脈硬化や心臓病などの生活習慣病予防にも効果のある栄養素となっています。

また、野菜や果物から摂ることができないビタミンB12やその他のビタミン類も含んでいるので、高栄養な食材と言えます。

  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンB12:ビタミンB12には、細胞分裂に関わり、特に乳児や人間の血球の文化には不可欠な栄養素です。細胞分裂の際の、DNAの複製に関わるため、不足すると正常な組織が作られず体の機能維持に影響が出ます。神経伝達や脂質代謝にも関わる酵素です。

効果・効能

ウニに含まれるビタミンEには強い抗酸化作用があり、体に嬉しい効果が期待できます。

効果効能
  • 動脈硬化や心臓病などの生活習慣病予防
  • アンチエイジング効果
  • 美肌効果

スポンサードリンク

ウニ(うに)の日持ち

ウニの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

ウニの日持ち
  • 冷蔵保存…2〜3日
  • 冷凍保存…2〜3週間

生うにの日持ちは2〜3日で、冷凍うにを解凍した場合も同じです。一度解凍したうには3日以内に食べきりましょう。また、家庭で冷凍した場合は2〜3週間日持ちします。

ウニ(うに)は腐るとどうなる?

ウニは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったウニの特徴まだ食べられるウニの特徴を、それぞれ確認してみましょう。

腐ると…
  • ぬるぬるしてヌメリがある
  • ねっとりしている
  • 強烈に生臭いにおいがする
  • 黒く変色している
  • 身が溶けている
  • 表面に白いぷつぷつができている

ウニが腐るとこのような状態になります。スーパーに販売されている状態で、傷んできたウニを見分けるには「色」がポイントになります。黒っぽく変色しているウニは、傷んでいる証拠ですので選ばないようにしましょう。

購入後の見分け方ですが、ぬるぬるねっとりしたウニには注意が必要です!ヌメリはウニの臭いの原因にもなりますので、臭いでもよく見極めましょう。

どろどろして身が溶けているウニは、だいぶ腐敗が進んでいます。味も変わっている可能性があり、食中毒の原因となりますので廃棄しましょう。

スポンサードリンク

ウニが腐る原因

ウニが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。

 賞味期限を過ぎている

 常温で放置してしまった

 見切り品を購入した

ウニは魚介類なので腐るのが早い食材です。表記されている消費期限・賞味期限を過ぎてしまったり、うっかり常温で放置してしまうと腐ってしまいます。この場合、黒っぽく変色していることが多いです。傷んでいる証拠ですので、できるだけ選ばないようにしましょう。

ウニ(うに)の保存方法

ウニの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

冷蔵保存

冷蔵保存する場合の保存期間は、パーシャル室で2~3日、冷蔵室で1~2日になります。ウニは日持ちしない食材なので、その日使うもの以外は冷凍保存してしまうことをおすすめします。

保存のコツ
  1. 水分を拭き取る…購入後はウニを早めにトレイから出し、しっかりとペーパータオルで水分を拭き取る
  2. ポリ袋に入れる…下処理をしたら、ポリ袋に入れて密閉し、パーシャル室に入れる

冷凍保存

冷凍保存する場合の保存期間は、2~3週間になります。上記の内容で冷凍庫へ入れて保存します。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • ウニの日持ち日数は、冷蔵:2〜3日
  • 冷凍:2〜3週間
  • ウニは傷みやすいのでその日使う分以外は冷凍保存がオススメ!

ウニは鮮度が重要なので、最初から冷凍保存しても良いかもしれません。美味しく保存してウニを堪能しましょう♩

スポンサードリンク