ひき肉は餃子などいろいろな料理に使える食材ですが、
- ひき肉の日持ち
- ひき肉の栄養と効果・効能
- ひき肉は腐るとどうなる?
- ひき肉の保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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ひき肉とは?
ひき肉は牛・豚・鶏などの肉を肉挽き機と呼ばれる機械で細かくしたものを言います。ひき肉の肉の種類は一般的に「牛ひき肉」「豚ひき肉」「合いびき肉」「鶏ひき肉」の4種類です。また、肉の挽き方も「粗挽き」「中挽き」「細挽き」や挽く回数により「一度挽き」や「二度挽き」などの種類に分かれます。ひき肉を代表する加工食品はソーセージなどの腸詰です。肉の種類も豊富で世界で様々な種類のソーセージが製造されています。
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ひき肉の栄養と効果
栄養
ひき肉には、血中のコレステロール値を抑えてくれるオレイン酸とリノール酸が多く含まれています。特にリノール酸は牛肉以上に含まれており、体内では作ることができないため大切な栄養素です。
また、ビタミンB群が豊富で、中でも100gあたりに含まれるビタミンB1は、あらゆる食品の中でトップクラスです。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- オレイン酸:オレイン酸は、生活習慣予防の効果が高く、血管内の環境改善効果が高い脂肪酸です。悪玉コレステロールの量を減らし、出来た過酸化脂質の量を減らすことで、血管壁へのプラーク生成を抑制します。結果として、動脈硬化や心疾患の予防に役立つ栄養素です。
- リノール酸:リノール酸は、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあり、高脂血症を防ぐことで動脈硬化の改善をする働きを持っています。また、リノール酸の代謝によって、リノレン酸の材料になります。血液をサラサラにし、細胞膜の材料にもなる栄養素です。
- ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
効果・効能
豚肉に含まれているビタミンB1は「疲労回復ビタミン」とも呼ばれ、乳酸が体内にたまるのを防ぐ働きを持っています。
- 疲労回復
- 美肌効果
- 新陳代謝を助ける
- 肌荒れ予防・改善
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ひき肉の日持ち
ひき肉の日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…2〜3日
- 冷凍保存…2〜3週間
ひき肉は冷蔵保存で2〜3日、冷凍では3週間ほど日持ちします。すぐに消費しない場合は冷凍保存がおすすめです。
ひき肉は腐るとどうなる?
ひき肉は腐るとどうなるのでしょうか?腐ったひき肉の特徴・まだ食べられるひき肉の特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 白っぽく・茶色く変色している
- ぬるぬる・ねばねばして糸を引いている
- 酸っぱい臭い・アンモニア臭・硫黄臭がする
ひき肉は本来ピンク色や赤色をしているのが新鮮な証拠ですが、傷み始めると 茶色っぽく変色したり、白っぽく変色 します。感触としては ぬるぬるとヌメリが出たり、ねばねばして糸を引く ことがあります。
また、臭いも様々で 酸っぱい臭い・アンモニア臭・硫黄のようなキツイ臭い を発することもあります。このように傷んでいる豚肉は、加熱すると より強い臭いになったりアクが沢山出てくる という特徴があります。腐った豚肉は腹痛や下痢・嘔吐の原因となりますので、廃棄するようにしましょう。
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まだ食べられるひき肉の見分け方
ひき肉が腐っているのかどうなのか、わかりにくいひき肉を見分けるポイントを見てみましょう。
❶ パックの中に血がにじんでいる
❷ 賞味期限から2日ほど過ぎている
❸ 黄色っぽく変色している
ひき肉などの肉類はトレイに入れられているかと思いますが、トレイの中に血がにじんでいることが多々ありますね。これは傷みが進んでいる証拠ではありますが、まだ食べることはできます。他に変色や異臭などの問題がなければ大丈夫なので、よく見極めてみましょう。
また、賞味期限から1〜2日過ぎていても、冷蔵庫に入れて保存していたのであれば食べられる場合があります。この場合もよくお肉を見て、問題がないかどうか確認しましょう。ひき肉は傷み始めるとピンク色→黄色と変色することがありますが、初期の状態であればギリギリ食べられることがありますよ。
ひき肉が腐る原因
ひき肉が腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 賞味期限がとっくに過ぎている
❷ 常温で放置してしまった
❸ 水が出たトレイの中で保存している
ひき肉は絶対に常温で保存するものではないので、ちょっとの時間室温で保存しているとその間に腐ってしまうことがあります。
また、ひき肉からにじみ出た液体がトレイの中にたまっている状態で保存している場合も腐りやすいです。この液体の中には菌がいるので、そのまま保存していると腐ってしまうのです。
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ひき肉の保存方法
ひき肉の冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
常温保存
ひき肉は絶対に常温保存はNGですので、冷蔵か冷凍で保存しましょう。
冷蔵保存
ペーパーラップとラップで、密閉保存することで、冷蔵室で2~3日程度、温度の低いパーシャル室で1~2週間の保存が可能です。更に、保冷剤を活用することで、長持ちさせることもできますよ。
- 生の状態をパックから取り出し、ペーパータオルでしっかり水分を拭き取ります。
- 空気が入り込まないようにラップで、ぴっちり包み小分けにして包みます。
冷凍保存
2~3週間の保存が可能です。豚かたまり肉は、必ず切ってから冷凍するようにしましょう。保存方法は上記と同じです。
まとめ
この記事をまとめると
- ひき肉の日持ち日数は、冷蔵:2〜3日
- 冷凍:2〜3週間
- ひき肉を保存する時は乾燥しないようラップをかけて!
ひき肉を大量消費できない時は、冷凍保存で長持ちさせましょう!
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