果物の中でも「メロン」は高級品で、一般家庭であればメロンを食べる機会は少ないと思います。最近は売られていることが少なくなりましたが、以前は多くの八百屋やスーパーで「プリンスメロン」が安価で販売されていました。初めて見た方は驚くお値段ですよね!見た目もあまりメロンっぽくはないので、本当にメロンなのか?と思う人もいるはずです。今回は家庭の味方である安価なメロン「プリンスメロン」について以下の内容に沿ってご紹介していきます。
- プリンスメロンとは
- 甘くないメロンの理由
- メロンの食べごろ
- 甘くないメロンの食べ方
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目次
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プリンスメロンについて
プリンスメロンは網目のないノーネットと言われる種類で、見た目はウリのように、薄緑のつるっとした表面をしています。大きさは一般的なメロンよりも小さめなサイズです。1961年にマクワ瓜とマスクメロンの交配種として開発された品種です。大衆メロンと呼ばれ、安価に食べられるメロンということで当時は爆発的な人気を博していましたが、その後プリンスメロンよりも作りやすいメロン(アンデスメロンなど)の登場によって、徐々に生産者が減っている状況です。
産地・旬
以前までは全国で生産されていましたが、現在は生産数が減少しており、現状シェアNo.1は熊本県です。生産がないわけではなく、他にも山形県、福井県、北海道・茨城県で生産されています収穫の時期は5月~6月で、美味しい時期とされています。
プリンスメロンの味はまずい?
結論を言いますと、「美味しい」です。果肉は緑色がメインで少しオレンジの部分があります。オレンジの部分はより甘い箇所となります。とてもやわらかくなめらかな食感です。果汁も豊富で糖度は16度前後もあり、甘くて美味しいメロンと言えます。
メロンが甘くない理由
中には甘くないメロンもあると思いますが、メロンは収穫後も追熟する果物のため「食べごろ」を見極める必要があります。甘くないメロンを食べてしまった方はまだ熟れきっていない状態のものを食べたのでしょう。
食べごろの見極め方
メロンは一般的に購入後に家庭で追熟させてから食べる果物です。購入後は追熟するまでは冷蔵庫に入れずに冷暗所で保管するようにしましょう。
✓匂い:甘い香りが強くなってきたら食べごろです。
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甘くない時はメロンの食べ方をアレンジ
食べごろ前にカットしてしまったメロンは、どうすればいいの?と思う方も多いでしょう。工夫をすれば美味しく食べられますので安心してくださいね!
はちみつメロン
画像引用:cookpad
はちみつ+フルーツ缶のシロップを使用します。カットしたメロンにかけて味をなじませたら完成です。とても甘いメロンを食べているような感覚になりますよ。
砂糖
画像引用:cookpad
カットしたメロンに砂糖をかけるだけです。冷蔵庫で冷やしておくと、数時間後には甘くて美味しいメロンに変化するので、とても不思議な感じですが、とっても美味しく食べられますよ!カットしたあとでも取返しが効くので、メロンが甘くない時に試してみて下さいね!
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甘くないメロンを美味しく食べる方法・レシピ
いざメロンを食べてみたら「全然甘くない…。」こんな経験ありませんか?すごくショックですよね。でも大丈夫です!以下のアレンジで美味しく食べられますよ!
コンポート
画像引用:cookpad
メロンを好きな大きさにカットし、はちみつ・砂糖・水・ワインで人に立ちするだけで出来ます。冷蔵庫でしっかりと冷やしてから食べるととても美味しいです。冷凍するとアイスみたいに食べられるのでおススメです!
サラダ
画像引用:楽天レシピ
メロンって生ハムと合いますよね!生ハムサラダにメロンをカットして入れちゃいましょう!サラダは甘くない食べ物なので、メロンが甘く感じられるという効果もあります!生ハムの塩味とサラダ・メロンの甘味が相性バッチリですよ。
まとめ
この記事をまとめると
- プリンスメロンは美味しい
- 多品種が生まれ、シェアが小さくなっていった
- 今でも愛されているメロン
- 甘くないメロンは追熟されていないのが原因
- 甘くないメロンはサラダやコンポートにしよう
いかがだったでしょうか。プリンスメロンは値段が500円~700円程度の安価なメロンなのに、とっても美味しいということが分かりました。メロンは今では糖度が18度以上のものが多く存在していて、甘いメロンのレベルが上がっていることや、生産に手間がかからない品種も増えてきており、その影響もあり、プリンスメロンは生産が少なくなっています。低価格で食べられるメロンは少ないので、消費者としてはこのまま販売を続けてほしいと願うばかりです…。
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