皆さんは魚の皮は食べる派ですか?私は大好きなのでいつも皿の上に骨しか残らないのですが、皮は独特の苦みもあるので苦手という方も多いと思います。そもそも食べられるの?と疑問に思う方もいるかもしれません。今回はそんな「魚の皮」についてぶりの話を中心に以下の内容に沿ってご紹介していきます。
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目次
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鰤の皮食う馬鹿鮭の皮食わぬ馬鹿というけど…
たまに耳にするこの言葉は、ことわざ辞典には載っていないので、正しい意味は分かりません。もしかするとオリジナルの言葉かもしれません。本来の意味は分かりませんが、鰤の皮が、比較対象と使用されており、鮭の皮を残すのはもったいない。ということを言いたいのかもしれませんね。とにもかくにも「皮には栄養が豊富に含まれている」ため、筆者も皮を食べ残すのはもったいないと感じます。
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そもそも魚の皮を食べる割合は?
「教えて!goo」というサイトで「魚の皮を食べるか?」というアンケートを取った方がいましたので確認したところ、9割が「食べる派」なことが分かったようです。これは意外な結果なのかもしれません。皮のおいしさや、栄養を理解している方が多く、皮を食べない方が少数派のようですね。
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ぶりの皮の栄養
ではぶりの皮にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
栄養成分
- ビタミンA:目や肌の健康を守るために必要な栄養素です。菌やウイルスに対する抵抗力を強める働きもあるので、風邪をひきやすい冬には摂取しておきたい栄養素です。
- ビタミンB2:別名「発育のビタミン」といわれています。様々な発育促進に重要な役割を果たします。皮膚・髪の毛・爪の再生サイクルに大きく影響します。
- DHA:正式名称「ドコサヘキサエン酸」といい、体内では作られない栄養素です。免疫力を上げ、脂肪燃焼の促進をしてくれます。脳の神経細胞による情報伝達を円滑にする作用もあるため認知機能、判断能力にも良い影響を与えます。
カロリー
可食部100gあたり
- ぶり(生)257kcal
- ぶり(焼き)304kcal
- 皮…47kcal?
食品成分表を確認しましたが、皮のカロリーは記載されていませんでした。しかし生食だと皮は含まれないと想定されるので、生ぶりと焼きぶりのカロリーの差が皮のカロリーと言えるでしょう。
ぶりの皮の湯引きも
ぶりを焼くと、そのまま皮も食べられますが、皮を別調理にして食べるのも美味しいです。
手順:
- 皮に熱湯をかける
- 浮き上がってきたウロコをしっかりと落とす
- 食べやすい大きさにカットする
- もう一度熱湯をかける
- 冷水でしめる
- 酢醤油をかけて食べる
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ぶりの皮の財布も!?
画像引用:https://readyfor.jp/projects/tototo
寒ブリで有名な富山県氷見市で、「ぶりの皮」を利用した製品を作っているブランドがあるのだそう。初めはクラウドファンディングでの取り組みだったそうですが、現在はブランドを立ち上げているようです。魚の皮を使用した財布って何だか生臭そうなイメージがありますが、「なめし」という技術で魚臭くないしっかりとしたフィッシュレザーにしているんだとか。時間をかけて漂白し、なめして染色といった手順を踏んでおり、とても手間ひまかけた皮の柔らかさは魚の皮でないとなかなか表現できないような手触りになっているようですよ。
ぶりの皮は食べるだけではなく、革製品にも生まれ変われるのですね。
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鮭の皮はダイエット・美容にも
ぶりの皮にも栄養が豊富ですが、実は「鮭の皮」にはものすごく栄養が含まれているんです。ちまたでは「食べる美容液」とまで言われるほどです。
鮭の皮にはコラーゲンが豊富
鮭の身と皮の間の、白いぷるぷるとした食感のある、あの“ぬめり”こそが「コラーゲン」です。
コラーゲンとは
人間の皮膚や血管、軟骨を形成する上で重要な栄養素です。コラーゲンを豊富に摂取していると、新陳代謝が活発となり、新しい細胞へと生まれ変わる頻度が高まります。古いものはどんどん排出されるので、つやつやでキレイな状態を保てるのです。そのため、美容にはコラーゲンが大切と言われています!
まとめ
この記事をまとめると
- 9割の人が魚の皮を食べている
- ぶりの皮には人間に必要な栄養素が豊富
- カロリーは魚の中では高い方
- 食べ方次第ではダイエットにも◎
- 鮭の皮には「コラーゲン」が豊富
いかがだったでしょうか。ぶりの皮も美味しいですが、鮭の皮は美容にとても良さそうですね。特に女性は意識して取り入れたい栄養素が含まれているので、食事の際は皮を残さず食べるようにしたいですね。お魚は低カロリーでダイエットにも向いています。上手に取り入れていきましょう!
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