皆さんはメロンは好きですか?メロンはフルーツの中でも一際甘くておいしい果物ですよね。そのメロンですがものによってはなんだか苦い時がありませんか?今回はメロンが苦くなってしまう原因を調べてみたので紹介していきたいと思います!
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目次
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メロンが苦い原因
熟していない
実は収穫したてのメロンは「まだ熟していないので食べ頃ではない」らしいのです。メロンは通常収穫してから一週間ほど追熟させます。追熟とは常温で保管して、果物をより熟させることを言います。これを行っていない若いメロンはククルビタシンという苦味成分が豊富に含まれています。なので食べた時に苦味を感じてしまうということでした。
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熟し過ぎている
一方でメロンは熟しすぎも良くありません。メロンの甘み成分は熟しすぎると苦味成分に変わってしまうと言われています。科学的にも証明されており、メロンのタンパク質分解酵素(ククシミン)が味を変化させてしまうそうです。これは本来メロンが害虫から体を守るために甘みを苦味に変える働きと言われています。
ばら色かび病という病気
上記のメロンの熟している熟していないに関わらずもう一つ、苦味が強くなってしまう原因があります。それは「ばら色かび病」という病気にかかっていると強烈な苦味を感じるそうです。
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メロンが苦い時の対処法
食べごろを見極める
ではメロンはいつ食べれば一番美味しく食べることができるのでしょうか。様々調べてみるとメロンの食べ頃は「メロンの皮に黄色みがかかってきて、甘い香りが強くなってきた時」らしいです。さらに「メロンのおしりが柔らかくなる」「つるが枯れてくる」と言ったものもありました。
基本的には食べない方がいい
苦味が強いメロンの場合は基本的には食べない方が良いです。熟していないメロンの場合は追熟させれば食べることができますが、それ以外の「熟しすぎ」「ばら色かび病にかかったメロン」の場合は残念ですが破棄した方が賢明です。
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ばら色かび病にかかったメロン、人体への影響はある?
ばら色かび病とは?
ばら色かび病はメロン以外にも水分や糖分の多い果実や野菜(イチゴ、リンゴ、ナシ、トマト、キュウリ)などでも発病すると言われています。発症した場所はピンクやオレンジ色の菌糸体が発生し、果肉が腐敗していきます。特に気温20℃前後で一番多くなり、梅雨の時期に曇りが多かったり雨が多く降ってしまい湿度が高くなると発生しやすくなってしまうようです。またビニールハウス栽培の場合に特に多いのです。メロン農家の方は、ばら色かび病が発生しないように常にメロン農園を清潔に保っています。
食べてしまったら影響はある?
ばら色かび病になると菌の発育を抑えるためにメロンからククルビタシンという苦味成分が放出されます。これは人間が摂取しても全く問題がない苦味成分で、もし口に入れてしまったとしても問題ありません。
ばら色かび病かどうかの見分け方
ばら色かび病かどうかを見分ける方法は、メロンの皮が白くなっている場所があるかどうかです。 写真にもある通り比較的見分けるのは簡単です。
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まとめ
この記事をまとめると
- メロンが苦い原因は熟していないか熟しすぎ!
- ばら色かび病にかかったメロンは強烈な苦味を持つ!
- 食べ頃はメロンの皮が黄色くなってきて、甘い香りが強くなった時!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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