皆さんはミニトマトを育てたことはありますか?場所によっては小学生の時にみんなでトマトを育てる学校もあるみたいですよね。そんな誰にでも簡単に育てられるイメージのあるミニトマトですが、下手に白いホワホワしたカビを見たことはありませんか?今回の記事ではミニトマトに起こる様々な問題と、そんなミニトマトは食べることができるのかついて紹介していきます!
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目次
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ミニトマトのヘタに白カビが生えていた!
白カビの原因は?
白カビは皆さんご存知の通り、「菌」の一種です。フワフワしたような見た目をしているので他のカビと違うのでは?と思うかもしれませんが、見た目が悪い青カビや黒かびなどと同じ仲間なのです。空気中に漂う白カビの胞子が栄養素のあるものに付着するとそこに根を張り増えていくのです。
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ドライトマトやホールトマトは白カビが生えても食べられる?
冷蔵庫に入れていたホールトマトやドライトマトに白カビが生えていた経験はありませんか?実は白カビは冷蔵庫の中でも繁殖することができます。白カビが活動できる温度帯は0~45℃で、冷凍庫以外では家の中のどこでも活動することができるのです。それに加えてホールトマトやドライトマトの中にある少しの水分で繁殖することができます。
白カビが生えてしまったものについては「食べられない」と思ってもらって良いでしょう。白カビはかわいらしい見た目に反して、カビの中でも毒性が強いと言われています。吸い込むだけでもアレルギー症状や鼻炎などを引き起こす可能性があるので、もし白カビが生えてしまったら口にしないようにしましょう。
ミニトマトのカビが緑や黒に変色している場合
緑や黒のカビの場合は?
白カビ以外でも緑色をした青カビや黒カビが生えてしまう場合があります。カビは繁殖するまでに食品に根をしっかり張り巡らせて大きくなります。なので白カビ、青カビ、黒カビにかかわらずカビが生えてしまったものに関しては、カビを取り除いたとしても食べられないと思っていただいた方が良いでしょう。
緑や黒に変色したミニトマトは食べられる?
基本的に変色した食品は「腐敗」という、食品についた細菌が栄養成分を分解して別の成分に変化させてしまっている状態なので食べることができません。しかしトマトの場合は、未熟な時に「緑色」をしています。緑色のトマトはまだ熟していないだけかもしれませんので、状態を確認すれば食べることが可能な場合もあります。
<腐敗が進んだ食品の特徴>
- 明らかな異臭がする
- 本来の色から変色している(黒や茶色、白)
- 粘り気がでている
- ヌルヌルする
- 食べると舌が痺れるような感覚がある
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ミニトマトにカビを生やさない対策は?
常温で保存する場合
ミニトマトを保存する場合のポイントは「常温保存」と「湿気を防ぐ」ということです。ついつい冷蔵庫に入れがちですが、ミニトマトは寒さが苦手なのですぐに傷んでしまいます。
通気性の良いざるやかごの上にミニトマトをおいて、直接日光に当たらないところで常温保存するのがミニトマトの正しい保存方法です。
野菜室で保存する場合
ミニトマトは野菜室でも保存することができます。この場合はトマトのヘタをとってから、しっかり水気をキッチンペーパーでふき取り、新聞紙かキッチンペーパーをかぶせた状態でタッパーにいれてから野菜室にいれると、実が割れず美味しい状態で保存することができますよ。
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まとめ
この記事をまとめると
- 白カビはかわいらしい見た目に反して、毒性が強いので食べてはダメ!
- カビは家の中であればほとんどどこでも繁殖することができる!
- ミニトマトのお勧めの保存方法は「常温保存」!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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